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ホウレンソウを子供に求めないこと

仕事で基本とされる「ホウレンソウ」
報告・連絡・相談を意味しますよね。
社会人になって新卒の頃にきっちり教えられた人も多いのでは?

これを、子供に私は求めていた時期がありました。
仕事に没頭していた以前の私は、とにかく子供と話す時間がなかった。
1週間で1〜2時間くらいでしょうか。
家にいない。家にいても仕事をしていたから。

でも子供の状況は把握しておきたい。ただし、把握しても何もしない…
典型的な使えない上司。やたら報告だけを求める人でした。

例えば、

報告を求める:今日学校で何をしたの?

連絡がないかの確認をする:何か文房具で足りないものはないか?

相談にのってあげる:いじめにあっていないか?

こんな感じです。これを子供たちと確認をしていく。

無ければ無しで会話終了

今考えると、ツッコミどころ満載です。


会話は確認作業?

以前の私は

子供と会話すること=ホウレンソウを求める確認作業

まさに業務ミーティングです。
休日でもほぼ仕事モードなので、なんとなくピリピリしている。
そんなパパに、子供は本当のことを話せるわけがない…

「なんだ、何も無いのか?無いなら大丈夫だな」

と私が話して会話終了です。

聞いてから3秒くらいの「間」しかないので、子供が瞬間的に答えるのも至難の技。
いかにもワンマンな昭和な上司です。ここまで極めていると、逆にすごい。

結局、自分に余裕がなかったのが原因だったのでしょう。
とにかく時間を短縮して、最短距離で進みたかった。

そのため、子供との会話に効率化を求めてしまう。
心に寄り添うという概念は全くなかった。

子供の会話は思いついたことを話すから、結論があやふやなことが多いもの。

「で、どういうこと?パパはどうしたら良い?」

せっかく子供が、質問から3秒の間に答える神がかり的なことをしても、こんな感じで聞き返してしまう。
これはもはや詰問。ヒドすぎました。本当にごめんなさい。

パパが子供の会話でやるべきこと

子供は、心が動いたことを単純に共感して欲しいだけですよね。
楽しかったり、つまらなかったり、学校行くのが嫌な日もあるはず。
それに寄り添って欲しいだけだと思います。

今ではもう、ホウレンソウは求めません。
だいたい、学校から帰ってきて、子供たちはママに全部話してしまっています。それをパパが聞くと2度手間になり、心の動きではなく、それこそ報告になってしまう。

私がやっているのは、

ニコニコしていること

口角を上げるということです。

40歳を超えた世の中のおじさんは、普通の顔でいても、何となく怒っているように見えてくるもの。ましてや仕事帰りで疲れている。

でも、ニコニコしていれば子供たちって寄ってくるんですよ。
話したく無ければ無いでいい。

その代わり、ニコニコして子供たちを見守る。
たまにチラッとこっちを見てくれます。

その時に、声をかけてあげればいい。
もしくは子供から近寄って来ます。

もう少し子供と話したいときは、お風呂か寝る前がオススメです。別記事で書いていますので、ぜひご覧ください。

まずは、口角を上げること。ぜひどうぞ〜

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一緒に読んでみて〜

パパが寝かしつけの時にやるべきこと3選です。


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