見出し画像

ネットユーザーみんなで育てるオウムにほっこり

突然ですが、party parrotというgifアニメをご存知でしょうか?「party=パーティー」と「parrot=オウム」の文字通り、ごきげんなオウムのgifアニメです。

画像1

party parrot

この七色に光るオウムのgifアニメは世界中のインターネットユーザーから愛され続けています。SlackやTwitterユーザーであれば一度は目にしたことがあるかもしれません。その始まりから今に到るまで、インターネットっぽさが滲みでており、ちょっとほっこりしますのでご紹介したいと思います。

party parrotの始まり

その始まりは、2009年9月4日にBBCが放送したテレビ番組がきっかけとなりました。世界で唯一飛べないオウムであるカカポ(和名:フクロウオウム)を撮影するという内容です。

画像2

Mnolf - Photo taken on Codfish Island (Whenua Hou), New Zealand

番組中に登場したSirocco(シロッコ)と名付けられたカカポ。彼が番組中にカメラマンの頭に飛び乗り交尾を始めます。そしてそのシーンからgifアニメが誕生したのでした。なんとも目の付け所がインターネットっぽいです。そしてそれを知ってか知らずか世界中で拡散されるところもまたおもしろいです。

画像3

最初にgifアニメを作成したのはGeiger Powell(ゲイガー・ポーウェル)さんで、当時はただの緑色のカカポでした。その後、七色に光るバージョンを誰かが作ります。そして2014年頃から、インターネットミームとして爆発的に拡散されていくのです。

ちなみに最初に作ったゲイガーさんは、投稿から数年後に世界中でリメイクされていることを知ります。そして七色に光らせたヒトがわかっていないことがインターネットっぽいミステリアスな感じで、なんだかロマンを感じます。

コミュニティの誕生

インターネットから生まれたparty parrotですが、熱狂的なファンの間でCult of the Party Parrot というコミュニティが作られます。そしてこのコミュニティでは、より多くのヒトが作成でき、拡散できるようにparty parrotの権利を解放しています。party parrotの素材はリメイクも商用利用も可能ですが、利用者は同じく権利を解放するという規約になっています。

つまり「インターネットユーザー全員がparty parrotの所有者である」という考え方なのです。

以下、Cult of the Party Parrot でユーザーが作っていったparty parrotたちをいくつかご覧ください。どれも可愛いです。

画像4

birthday party parrot

画像5

tpparrot

画像6

ceiling parrot

画像7

maracas parrot

時事ネタもあります。

画像8

covid19 parrot

画像9

doc parrot

画像10

stay home parrot

今もなおたくさんのparty parrotが生まれ、増え続けています。世界中のインターネットユーザーがこのオウムを生み、そして育てているのです。

絶滅危惧種を救う

コミュニティCult of the Party Parrot ではWEBサイトの冒頭にこんなコピーを掲げています。

画像11

PARTY OR DIE (パーティーしないと死んじゃう〜)

party parrot に一段と愛着を沸かせるとてもキャッチーなコピーです。その一方でカカポの絶滅危惧にもかかっており、意味深さも持ち合わせています。party parrotを拡散することで、カカポの存在も広めることになるのです。

同コミュニティのサイト下部「Donate To Keep Them Partying」からカカポ保護への寄付は行えます。このネーミングがまた良いです。

こういった野生動物保護という題材を可愛いgifアニメ拡散で広げていく、インターネットならではの方法。私はすごく好きなんです。

ほっこりポイントまとめ

・元ネタがオウムの交尾。
・いつの間にかたくさんリメイクされて拡散されていた。
・七色でgifアニメを作成したヒトがいまだにわかっていない。
・今もなお新たなparty parrotが生まれ続けている。
・party parrotの拡散がカカポを絶滅から救う。
・インターネットユーザー全員が生みの親で育ての親という考え方。

さいごに

インターネットが普及し、そこから新たなカルチャーが生まれてくる現象を私たちは日々体験していると思います。もし私が「自分が生きた時代にはこんなことがあった」と説明するとしたらインターネットは外せない話題です。そしてそのカルチャーの一因に自分もなれると思うと胸がときめきます。

今回このparty parrotカルチャーに少しでも絡みたい私は Cult of the Party Parrot を管理するJohn Hobbs(ジョン・ホブス)さんにコンタクトをとり、GIFMAGAZINEにて公式チャンネルを作りました。簡単にダウンロード&シェアできますので、ぜひご利用ください。

LINE appでも簡単に送れます。LINEトーク画面左下「+」から「ジフマガ」をタップ!

parrot告知

参考リンク

・ Cult of the Party Parrot 
この文化を牽引するコミュニティです。

・Twitter @ThePartyParrot
最新情報をキャッチできます。

Party Parrot とは 〜イカれたオウムの歴史を紐解く〜
とてもわかりやすくセンスよくまとまっています。

この記事が参加している募集

スキしてみて

この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?
気軽にクリエイターの支援と、記事のオススメができます!
リアクション全10種類コンプリートしてね!!
26
㈱GIFMAGAZINEの“つくる”担当。noteには、「創作メモ」と「ゆるめの作文」たまに「GIFのこと」を投稿します。2025年 海外移住。https://gifmagazine.net/

こちらでもピックアップされています

スーパー・ショート・ループ・ビデオ・クリエイティブ・ボム
スーパー・ショート・ループ・ビデオ・クリエイティブ・ボム
  • 25本

GIF専門クリエイティブディレクターによるGIFに関する作文まとめです。

コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。