立派なうんこが出た日は無敵になれる、そうだろ?
下腹部の疼きを感じてトイレに行くと案の定、モリモリとうんこが出た。
近年胃腸の調子が思わしくない僕の草むらは、もっぱらベトベターのようにビチビチか、ツボツボのように堅牢なポケモンしか飛び出してこないのだが、今日は珍しく御三家も顔負けの立派なバディと出会うことができた。もちろんハイパーボールも真っ青の高級ダブルロールで優しく捕獲してやる。
立派なうんこが出ると実に気分がよく、無敵になれる。
つまりはスイッチが入る。トリガーと言ってもいい。
こういう日はどんな仕事もうまくできるし、誰と話しても優しくなれる。
メールの送り先を間違えた?心配すんな代わりに処理しておいてやる。そら、缶ジュースは僕の奢りだ。
普段どんなにダメでもこの日だけ僕は聖人で尊敬される人物。和製スティーブ・ジョブズになれる。
こういうスイッチを自分の中で何個も作ってみるのはどうか、という話。
ランチにカツ丼を食べたら。
お気に入りのカフェでコーヒーを飲んだら。
あるいは古典的に茶柱が立ったら、とかでもいい。みたことないけど。
こういうジンクス的なものを自分の中でいくつか持っておくことで、毎日いいことに巡り合えて、そのたび無敵になれる。そういう魔法、おなじないみたいなものだ。
決していいことばかりではない人生、自分の中でだけはいいことをしっかり隠し持っておく。スイッチを押したら理想の自分になって、うまくいかないことにも自信をもって取り組める。ような気がしてもいい。
P.S.調子がいいからって仕事中にnoteを更新するのはやめよう。
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