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未経験からライターの仕事を得るためにやった5つのこと

フリーライターになって約1年10ヵ月が経過します。

振り返ると、ここまでさまざまなお仕事をさせていただいたなあ……。

私はコネがなくほぼ未経験からフリーライターになったんですが、なんとか今生活ができています。(会社員と平行してブログを書いたり、コラムを書いたりして独立の準備はゆるくしていたけれど、ライターとしての取材案件などは一切なし。フリーランスの知り合いもゼロでした)

そこで今日は、コネがなく未経験からフリーライターになった私が、仕事を獲得するまでに行ったことをご紹介します。


①SNSやブログで窓口を作った

ライターを目指しているなら、まずはSNSやブログを作ることをおすすめします。

自分がどんな人間で、何をしてきたのか、これから何がしたいのかといったことを書いて、人となりが分かるようにしましょう。

今は紙媒体だけではなくwebメディアも多く、編集者やライターはSNSから「いい人はいないかな〜?」と探しているケースがあります。無料で自分のことをアピールできるチャンスなので、ぜひ臆せず発信してみましょう。

発信内容によっては、うまくいけばSNSやブログ経由でお仕事の依頼をいただけるチャンスがありますよ。

また、発信をしていると自分の得意分野もだんだんと分かってきますし、Twitterで「#ライター募集」と検索してみると、募集ツイートがたくさん投稿されています。フリーライターとも気軽に交流ができるので、発信はいいこと尽くし!

デメリットはないので、今すぐSNSのDMを解放し、ブログにお問い合わせフォームを設置してみてください。

②オンラインサロンメンバーに取材をさせてもらい、記名記事を作った

フリーランスになった当初は、いわゆるキュレーション記事(〜〇〇選、おすすめ5つなど)をクラウドソーシングで多く受注していましたが、私は取材やインタビューをするのが夢でした。

しかし、当時の私には取材案件の実績が全くない……!

さて、どうしたものか……と考えた結果、自分で実績を作るように行動しました。

当時所属していたオンラインサロンメンバーにインタビューをさせていただき、それをポートフォリオにまとめてメディアに送付。

会社員時代からやっていたブログの実績も記載して応募を続けた結果、ご縁がありインタビューメディアからお声がけいただいた経験があります。

なので、もし今「実績が何もないよ〜〜」という人は、自分で実績を作ってみてください。誰かのブログに寄稿させてもらったり、友人を取材してインタビュー記事を書いたりしましょう。

私が今、イチからスタートするのなら、オンラインサロンに所属をしてガンガン取材をさせてもらい、noteでインタビューマガジンを作るかな。あとはやりたいジャンルの記事を自分で書いてみると思います。

・グルメだったら実際にお店に行って記事にする
・コスメだったら実際に使ってレビューをする
・ガジェット系だったら比較記事書く

無料のツールはたくさんあるのですぐにでも取りかかれます。とくにオンラインサロン関係の公式noteやメディアなどは記名しやすいし、大勢の人にシェアしてもらえるのでおすすめです。

③メディアに応募をした

自分で実績を少しずつ作って、それをまとめてメディアに応募しました。(もちろん、メディアやクラウドソーシングに応募するのは、実績がない状態の独立初期からたくさん行っていました)

「応募」と聞くとハードルが高く、なんとなく避けてしまう人もいるかもしれません。ですが、ぶっちゃけすぐにSNSやブログ経由からお仕事依頼がくるわけがありません……!

駆け出しのフリーライターなんてごまんといるので、どうしたら一歩でも抜きん出れるか考えましょう。恥ずかしい、失敗したらどうしよう、と思いがちですが、大丈夫、誰もあなたのことを知らないです(ここ重要!)

プライドは捨てて、稼ぐこと、自分のやりたかった分野で生き残ることを最優先に、応募してチャンスをつかみましょう。

私も振り返れば応募でたくさんのチャンスをいただきました。勇気を出して応募して良かったなあ……と思うことが多いです。だからこそ、自分を見つけてもらえるように手をあげてみてください。

④応募文は相手のニーズと自分のスキルを合致させて書いた

応募は大切と先ほど言いましたが、闇雲に送るのでは意味がありません。

少しでも当選率を上げるために、応募するメールには、相手の求めていることと、自分のスキルが活かせることを合致させるように記入しましょう。

たとえば私の場合は、取材案件に応募するとき、前職のテレビの仕事でやっていたことを書いていました。

「(例)前職がテレビ番組制作の仕事で、取材申請やスケジュールの段取り、インタビューの経験があります……」

といったように、「昔この経験をしていたので、取材申請からお役に立てますよ!」ということをアピールしていました。相手にとっても「書くだけじゃなくて取材申請からできると助かるな〜」と思ってくれるケースもありました。

もちろん、実績となるポートフォリオも必須だけれど、

・なぜこの案件がやりたいのか
・自分はどんなことで役に立てるのか

まで書けると、受注率がアップすると思います。応募するときは、ぜひ相手がどんな人を求めているのかを想像して書いてみてください。

⑤webリテラシーが高い人に出会った

最後は、ネット界隈にいる人に出会うようにしました。

私はフリーランスやライターが集まるような、イベントやオンラインサロンに所属していました。

「人との出会いは大切!」というけれど、誰でもいいというわけではありません。

私の場合は自分の将来に繋がる人、少しでも自分の視野が広がるような人に出会いたいと思っていたので、おのずとフリーランスやライターの人たちと出会うようになっていきました。

そのような人たちは大抵Twitterをしているし、ブログを書いています。運がよければあなたのことを応援してくれるかもしれないし、書いた記事をシェアしてくれるかもしれません。自然と支えてくれる人が増えるのでおすすめですよ。

なので、自分がどんな人に出会いたいのかを、ぜひ棚卸してみてください。「本当はこんな人に出会いたいけど、会社との付き合いもあるし……」と思っていては何も変わりません。期間を決めて、自分の理想がいる界隈に思い切って飛び込んでみると、新しい発見や変化があるかもしれません。



ざっと振り返ってみると、以上のことを主に意識していました。

SNSでのキラキラした発信を見ていると「フリーライターは誰にでもできそうかも!」と感じてしまいますが、そう簡単に仕事は舞い込んできません。諦めずに続けるのはとても大変です。

でも、私はライターになったことは後悔していないし、やりたかった仕事ができて幸せ。勇気を出してよかったと思っています。

なのでもし、「未経験だけれどフリーライターをやってみたい」という人は、「自分から動く」ということだけは、忘れずにいてほしいです。

やはり行動したことで、どんどんチャンスが舞い込んでくると思うから。

少しでも参考になったら嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

最後まで読んでいただきありがとうございます!短編小説、エッセイを主に書いています。また遊びにきてください♪