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リメイクチャレンジ

ゲッターロボの二次創作です。
過去に描いた二次創作をリメイクしてみたよという記事になります。

ゲッターロボに興味がある方
漫画・イラスト作成でマンネリしてる方 etc….
ぜひ読んでもらえると嬉しいです。


経緯


今月8月、まちゅむら祭の出展にて、漫画を1本書き終えました。
”技能と理想のジレンマ”やら締め切りやら何やらの死闘を潜り抜け
様々な技法やテクニックを身に着けることができた気がします。

そんなこんな、1つの壁を乗り越えレベルアップした実感を得たのですが
なかなかこの成長の感覚を可視化することは難しいですよね……

ということで、色々と試行錯誤してみた結果
”過去書いた作品のリメイク”が一番成長の成果がみえるのでは?と思い
今回、挑戦してみたところになります。


そもそもゲッターロボとは?

1974年から始まった「ゲッターロボ」シリーズ
『ゲッターロボ』は、永井豪とダイナミックプロの原作、東映動画(現・東映アニメーション)による、1974年から放送の始まったロボットアニメです。

この作品のウリは、主人公たち3人組が乗る3機の戦闘機が合体し、そのフォーメーションによって個性の異なる3タイプのロボットへと変形するアイデアです。

このときの3人組というのが、サッカー部の熱血漢・流竜馬、胸のペンダントに亡くなったお母さんの写真を入れているイケメン・神隼人、それから柔道部の主将で体の大きい巴武蔵という面々。この3人が合体してゲッターロボを操縦し、恐竜から進化したハチュウ人類の恐竜帝国と戦うのが最初のシリーズでした。

【参考記事】


“3機の飛行メカの組換え合体で3種のロボットに変形する” という驚異のアイディアで「合体変形ロボ」の金字塔となった作品
https://getterrobot-arc.com/

1974年の放送開始から『ゲッターロボアーク』まで全7シリーズ展開!世代を超えて愛される『ゲッターロボ』の魅力
https://www.at-s.com/life/article/ats/1275611.html

【公式】ゲッターロボ 第1話「無敵! ゲッターロボ発進」
<1970年代アニメ>https://www.youtube.com/watch?v=DKcwHsW84zQ

◉永井豪:「ゲッターロボ」誕生秘話語る
デビルマンやマジンガーZを描いた永井豪先生が原作とのこと。
作画は石川先生。非常に多忙な中での企画・制作がされていたようです。
https://mantan-web.jp/article/20210630dog00m200061000c.html

個人的にゲッターロボの好きな部分としては、
まず書き込みが細かいところですね。
そして、なんといっても勢い。”ストーリーの風呂敷をたたまずにその風呂敷をマントにして飛んでいく”なんて言われるくらい勢いの良さがこのゲッターロボの売り。(ストーリーの勢いの良さでハマる方が多いそう)
何処を取っても学びのある作品だなと個人的には感じてます。

そんなゲッターロボを参考に、2023年1月に作成した作品がこちらです。

2023年1月

原案:友人 脚本・作画:タナハシ

2023年1月の作品


そして、7か月後
挑戦したリメイクがこちら☟☟☟

2023年8月


こんな感じになりました。

それぞれの感想


1作品目、2023年1月作成のもの。
描きたかったシーン(見開き)に意識を向けすぎて
コマ割りやそれ以外のシーンを”つなぎ”として描いたりしまっているのがわかりますよね。当時非常に頑張った作品ではありましたが今見ると、「ああ~ここ手抜いてるな~」「もっとこうしたらよかったな」と反省の多い作品でした。シリアス寄りのシーンを描いたはずが、友人から「ここ、シリアスだとは思うんだけどなんか面白い」と言われてしまい、悔しさを感じる1作品に(笑)

2作品目2023年8月作成のもの。
これは我ながら成長を感じる作品になったかなと思います。
同時に課題を感じる部分もありますが、前よりも細かいところに目的を持ってコマ割りや構成をすることが出来ました。
ただ、少し見にくい部分もあるな、もっと丁寧に書いた方がいいコマもあるなとも思うので、課題ありというのが感想です。

リメイクのススメ

リメイク(過去の作品を時間をおいて再度作り直す)オススメです。
なかなか自分の成長って見えないじゃないですか。テストとかではないので可視化出来ない。だからこそ、1つの作品を通じて過去と現在の差を可視化してみる。これはかなりモチベーションの向上につながると思います。

成長というものは螺旋階段の様なものだと以前、人から聞いたことがあります。
「こんなに頑張っていてもなかなか成長しない」
「全くうまくならない」

努力して頑張っていても全く進んでいる感じがしない。

クリエイティブの分野に関しては、なお一層そうですよね。
時間をかけた分だけいい作品が出来るという確信はない。

誰にでも停滞期というものは訪れます。ただそんなときに停滞期に影響されて絵を描くのを止めてしまうのか、それとも踏ん張れるのか。そこが分かれ目になるんだろうなとぼんやり思ったところです。

大きな成果を出すために、小さな成功体験をつむ。
そのためにリメイクは非常に有効な方法でした。

ぜひ、冒頭お伝えした通り、最近ちょっとマンネリだな、このままでいいのかなといった迷いがある方は挑戦してみるといいかもです。


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