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草生やし専用ボタンを作ってみた

「草」とは

インターネット用語で笑いのことである。
よく文章の後ろに(笑)が使われているが、「笑」=「藁」「ワラ」「warai 」などが、省略されて「w」だけ残り、さらに笑いを誇張したいときに「w」の数が増え「www」になった。この「www」がまるで植物の草が生い茂ったように見えた為「w」=「草」と呼ばれるようになったのである。今更「w」なんて……と思われるかもしれないが、そう言いながらもみんなまだ使っているじゃないですか!その辺どうなんですか!……ということで、それぐらい切っても切れない表現になっているのだ。
なので、「w」は英語の「w」ではなく、「草」なのである。

wをみるともう草にしか見えない。

草専用のボタンを作ってみよう。そうしよう。

だって「w」と「草のw」は別物なのだもの。

できた。

1行でできてしまったが、実は先日TOKYO FLIP-FLOPさん主催の趣味TECH祭というイベントで、ワンボタンキーボードをつくるワークショップに参加したときに作ったのだ。好きなアクションを割り当てられるので、よく使うショートカットを割り当てたりすると便利らしい。なるほど。
しかし私はそこで「タナゴさんは何にしますか?」と問われ「wでお願いします」と答えてしまったのだった。(便利な使い方を思いつかなかったのです)

ちなみにワンボタンキーボードのワークショップ、とても面白かったのでオススメです。はんだ楽しい。(ワンボタンキーボードの組み立て方は趣味TECHオンラインさんに詳しく載っています)

特別な草専用ボタンにしたい!

「w」専用草生やしボタンを手に入れたので、草ボタンにふさわしい原っぱを作ることにしよう。

おしゃれになる予感しかない。信じてるぞ……!

この針山の柔らかい弾力がとてもいい。

大きすぎるとバランスが悪くなるのでなるべく小ぶりな造花を探してきた。

バケツに原っぱの土台となるスポンジを入れ、その上に人工芝を巻いた針山を配置。

原っぱの周りに造花をバランスよく植えていく。

完成!かわいいぞ!!

自分で作っといてなんだがちょっと引くぐらいおしゃれにできてしまった。なんなんだこれは。さっそく草を生やしてみようではないか。

カチ……

カチカチッ……

弾む!こ、これは……!

たっ、たのしーーーーーーーーーー!!

押し心地がいい!

このワンボタンキーボード、とても押し心地がいいのだ。押すのが気持ちよすぎて永遠に草を生やしてしまいそう。芝生の中の針山クッションが心地よい柔らかさでふわっとした弾力を生み、地味にいい仕事をしている。
そして草専用地の見た目もとても癒される。デスクに置いておくのにもぴったりだ。

あまりにも良い出来栄えなので商品パッケージも作ってみた

何度も自画自賛して申し訳ないがとてもよく出来たので中身が映えるよう透明のボックスに入れて見た。

これは……きましたね……。

パッケージ裏面もばっちり。

草生やし専用ボタン。私はとんでもないものを生み出してしまったかもしれない。
最近オリジナルキーボードが流行っているらしいので、作る機会があったら騙されたと思ってぜひ草生やし専用ボタンを作ってみてほしい。無駄に草を生やしたくなるので笑うことが増え気持ちも明るくなるかもしれない。


草専用ボタン、近日(未)発売です!

この後、秋葉原のラジオスーパーで販売することになり、現在発売中ですー!!

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