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信頼(トラスト)の価値①とは

信頼(トラスト)は今や当たり前のように使われる言葉となってきている。
信頼は今後どのように社会に実装されていくのか。
そして、それはなぜ必要になっていくのか。
そこを改めて考えていこう。


信頼を可視化してきた業界といえばCtoCのシェアリングビジネス系が発端である。
最も有名なのはUBERではないでしょうか。
UBERはタクシーのように車で移動したい人と運転をして移動を手伝うことで報酬を受け取りたい人とをマッチングさせるサービスです。
日本ではUBER EATSの方が有名となっていますが、こちらもデリバリーして欲しい人とデリバリーすることで報酬を受け取りたい人とも結びつけており仕組みは全く同じです。

そこで誕生したのが双方による評価です。
★の数が多ければ多いほど優良ドライバーであることが分かり、一方で低い評価が何回もついた人はドライバーとしての権利が無くなったり、結果的にサービスに参加できなくなってしまいます。


信頼を貯めることは結果的に売買の成立を補助するものとして、信頼を勝ち取ることによる意味が説明されてきました。


そして、今新たにデジタルトラストという技術も出始めてきている。

デジタルトラストとは現在出てきている様々なデジタル空間上で起こっている社会課題を解決するためのものであり、今後デジタルツイン化していく世の中では大事になっていく技術である。

以下、抜粋
現状の社会・企業活動には、データや処理に信頼が確保されていないことによる課題が様々あります。例えば、
・ビジネスメールにおけるなりすましによるサイバー攻撃
・不正データによりAIを操作する攻撃
・フェイクニュース、ディープフェイクのようなインターネット上のデータの信頼性の欠如
・電子商取引などデジタル経済下での安全な本人確認及びデータの真正性確保のルール未整備
・デジタル化が進むサプライチェーンにおける信頼確保のための仕組み未整備

デジタルトラスト協議会


このような内容を見ていると、前述の個人間の評価にて語られていたトラストとは異なり、トラストは組織・人・モノ・データ・プロシージャ・システム自体の証明へと世界を移しつつあります。


では、なぜこの証明が必要なのか。
自分たち自身がフェイクニュースを出すことはないにも関わらず証明をすることに何の意味があるのか?
それをすることにどんな価値があるのか?

トラストという目でわざわざ見せなくても良かったものに投資する価値について私なりの考えを信頼(トラスト)の価値②で説明したい。

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