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冬でも裸足で暮らせる家ーー地方に住めばここまでできる!こだわりのマイホーム【富山県在住Oさん】

今回は、富山市に住むOさんご家族(20代・1歳のお子さんの3人暮らし)のマイホームにお邪魔しました。

「富山だからここまでこだわることができました」

そう語るOさんに、マイホームを建てる上でこだわったポイント、普段の暮らし、富山のいいところを伺いました。

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◎真冬も裸足で過ごせる家

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▲リビング横には、小さな和室も。

ーーわあ…!温もりがあって、インテリアも素敵なおうちですね…!今日はとことん、Oさんのこだわりについて教えてください。

はい。今「温もり」と言ってくださったんですが、一番にこだわったのは「断熱性」なんです。とにかくあったかいおうちに住みたくて。

ーー機能性を重視されたんですね。その理由は?

実家がとても寒い家で(笑)。富山の冬を快適に乗り切るために、「一年中裸足で過ごせる家」を目指しました。

ーー富山の冬も裸足で!?

はい。実際にそれが叶っていますし、しっかり断熱材を入れたのでエアコン一台で家中が暖かいです。今、1歳の子供がいるのですが、常にちょうど良い室温に保たれているので子育ての観点からも断熱を重視して本当によかったと思っています。

◎公共交通機関が使える立地

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▲富山市内を走る市内電車

ーー立地はどのように選びましたか?

子育てを手伝ってもらえるように、実家の近くで探していました。さらに、お酒を飲んでも公共交通機関で帰宅できるように、ライトレール(*)の近くであることも重視しました。田舎に住むと車なしでは生活できないと思われがちですが、富山市はかなり公共交通機関が発達しているので家や職場の立地によっては車なしでも生活できると思います。

(*)富山駅の北側を走る市内電車。2020年、富山駅の南側とも繋がり、利便性が向上した。

ーーなるほど。確かにこちらはライトレールの電停から徒歩5分と好立地ですよね。通勤時間はどれくらいですか?

夫も私も、車で20分以内です。というのも、家を建てる場所を決めてから、家から20分以内で通勤できる会社を選んで就職活動したんです(笑)。

ーーえええ!?珍しい就活の仕方ですね(笑)。

夫とは大学時代から結婚を見据えて付き合っていたので、具体的な将来像をイメージしながら就活できました。6年制の学部だったのですが、大学5年生の時点で結婚すること、マイホームを建てること、立地まで決めていましたね。そして、27歳で結婚しその年にマイホームが完成しました。

ーー富山へUターンしようと思ったきっかけはなんですか?

結婚生活を見据えた時、誰も知り合いがいない、気軽に頼れない土地での育児に自信がなかったというのが正直な理由です。そもそも、人の多い都会より、ゆったりした地方の生活が自分の性格に合っていて好きなんですよ。

◎曇天が多い富山でも、洗濯物を乾かす家

立山

▲曇天の日が多いのは事実だが、
晴れた日にはこんな景色が見られる。

ーーおうちの広さを教えてください。

土地は約60坪(200平米)です。建築面積は約23坪、延床面積は42坪です。

ーー東京では実現がなかなか難しい広さですね…。断熱性以外でこだわったポイントを教えてください。

一つ目は「下がりリビング」です。リビング部分が他よりも一段低くなっています。インスタなどでいろんなおうちをチェックしている中で、そのデザイン性に惹かれました。

ーーリビングのソファもとっても快適ですね…。ずっとここで寝転んでいたい…。

共働きで家を空けている時間が多いので、洗濯は室内で完結できるようにランドリールームを作りました。富山の冬は曇天が多いので、そういう意味でも室内干しの環境を整えたのはよかったです。

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▲Oさん宅のランドリールーム

ーー確かに、富山の冬は洗濯物が乾きにくいですもんね。

夜干して、朝には乾いているのでストレスがありません。ストレスのなさでいえば、マンションとは違って子供の泣き声を気にしなくていいところも一軒家を建ててよかった点です。

マンション住みの友人が、他の住人の方から「子供の泣き声がうるさい」と何度も苦情をもらったという話を聞いて、周りの家に気を遣わなくていい今の暮らしのありがたさに気付きました。

ーー確かに、マンション暮らしには一軒家にはないストレスが多々ありそうですよね。

◎家づくりは人生を深く考えるきっかけになる

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▲こだわりの”下がりリビング”

ーーそれでは、2階にお邪魔します。2階のメインは寝室なんですね。

はい。寝室と、将来の子供部屋を作りました。子どもは2人以上欲しかったので、それぞれが自分の部屋を持てるように子供部屋が2つ部屋があります。もしも3人目を授かったら、寝室を二つに仕切ることでもう一部屋作ることができます。

ーーOさんのお話を伺っていると、家づくりとは、「人生についてじっくり考えること」だと感じました。

確かに、家は何十年と住むものなので、目の前のことだけでなくかなり先のことまで考えましたね。もちろん、いろんな想定外が起こることは覚悟しています。

例えば、子供部屋として想定した部屋も、もし子供を授からなかったら趣味部屋にしようかなと思っていましたし(笑)。それくらいの柔軟性を持てる家づくりを心がけました。

仕事については、もしこの先転職するにしても、「家から通える」を条件にすると思います。テレワークも増えてきていますから、その条件で選択肢が狭まるとも思っていません。

人によってはデメリットだと感じる人もいるかもしれませんが、私の場合はまず最初に拠点を据え、我が家から届く範囲で安定して暮らすことを選択したし、その選択をしてよかったと思っています。

ーー最後に、富山での暮らしはどんな方に向いていると思いますか?

フルリモートワークが可能な企業も増えているので、ゆったりした地方に住居を置いて働くライフスタイルもアリではないでしょうか。

富山駅周辺もどんどん整備されているので、今後おしゃれなお店が増えるのを期待しています。この地域の若者が増えることで、若者が楽しめるお店が充実するといいな、と常々思っているので、ぜひ全国の若者のみなさん、富山にきてください(笑)。

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▲温もりのある家で、お子さんもスクスク育っている

「帰りたくなる家」

暖かく、利便性もあり、人生のいろんなステージに柔軟に対応できる…。Oさんのマイホームは、そんなおうちでした。

マイホームにこだわってみたいなら、ぜひ富山での暮らしも選択肢に入れてみてください。あなたの「未来」が富山県にはあるかもしれません。

ためスモはあなたの富山暮らしを全力でサポートします。まずはぜひ、お試し移住から。


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