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たまるやの物療について〜超音波編〜

こんにちは!

たまるやでは様々な種類の電気治療があり、症状によって使い分けをしています。
その中で今回は "超音波” について紹介します!


超音波治療とは?


身体に1MHZ~3MHzの高周波を流すことで、様々な生理学的作用を引き起こす物理療法です。

各細胞1つ1つを振動加温、機械的効果を引き起こさせます。
周波数が高くなるほど、深部まで届きづらくなります。
なので、狙いたい組織を把握して必要な周波数を設定します。


適応症状

  • 骨折時の骨癒合促進

  • 膝関節痛

  • 足関節の捻挫

  • 肉離れ後の硬結

  • 骨折後の関節

骨折、脱臼はもちろん急性の捻挫の症状から回復期の捻挫、
肉離れの硬結や関節の硬さ、股関節痛などの深部の痛み、慢性的なばね指など様々な症状に適応可能です!

また、かけながら可動域訓練を行うことで関節可動域の向上にも役立ちます。

骨折の治療期間を3〜4割早めるという研究結果もあります。


超音波治療の効果

温熱的効果

  • 血流改善を行い循環不全による疼痛コントロール

  • 筋紡錘の緊張をなくし筋スパズムの軽減

  • 軟部組織の伸張性増大、関節可動域の改善

  • 筋硬結の軽減

対象の組織を狙った温度にすることで効果が全く違います。

1℃上昇
→血流増加、各組織の代謝促進
2〜3℃上昇
→運動及び知覚神経の伝達速度を増し、疼痛閾値を高める、筋紡錘の緊張を和らげる、筋のスパズム減少させる
3〜4℃上昇
→コラーゲン繊維の伸張性拡大


非温熱効果

  • 微細振動による細胞膜の透過性や活性度を改善させ、炎症も軽減

  • 細胞間隙の組織液の運動を活発にして浮腫を軽減させる。

  • 創傷治癒促進

  • 骨癒合の促進


禁忌

・頭部
目などの液体部分に空洞化が起きる
・悪性腫瘍
腫瘍の増大の可能性あり
・成長期の骨端線
強度3W/㎠以上長時間照射することで骨の発育抑制が生じた報告がある
・椎弓切除後の部位
中枢神経に直接超音波が照射されるリスクあり
・ペースメイカー周辺
付近は加温により故障の危険性あり
・深部静脈血栓症
血栓が遊離し移動するリスクがある
・合成高分子化合物のインプラント
吸収係数が高いので、加温する危険性がある
・感染症
細胞、組織、の破壊や菌の拡散により、全身性の問題になる危険がある
・感覚障害部位や意思表示が出来ない者
過剰な量の超音波を流してしまう可能性がある


プロアスリートから高齢者のリハビリまで幅広く様々な症状に対して効果を発揮します。
たまるやでは資格を持ったスタッフが症状に合わせて
出力、照射時間を変更し照射を行います。

自己判断では症状を見極めるのは難しいです。
身体でお困りごとがございましたら、たまるやまでご相談ください!



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