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生命保険契約照会制度で一括照会をやってみた(後編)#32

「亡くなった母がどんな生命保険に入っていたか知らない」
「おひとりさまの叔父が急に亡くなったが、財産の概要が全く分からない」
この記事はそのような方に、ぜひご覧いただきたいです。

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照会結果の回答がきた!メールが届いた

照会手数料を支払い、待つこと約15日(土日含む)。
生命保険協会から、照会結果が登録されたことのメールが届きました。

ログインURLからIDパスワードを入力、マイページを確認します。

マイページからダウンロード

照会手続きメニューにありました。「回答済み」!
ここで右の「印刷」ボタンを押します。

「照会結果のご回答について」のPDFファイルがダウンロードできました

照会された生命保険各社の名前がずら〜っと並んでいます。
照会をかけた時点で契約がないものには【×】がつきます。

既に請求手続きが終わった保険会社も【×】になるようです。

これで一括照会制度の手続きは終わりました。
今回【○】になったものはありませんでしたが、もしあった場合にはそれから該当の保険会社に請求手続きを申請することになるそうです。

手続き完了!お疲れ様でした

一括照会、やってみて思ったこと

従来であれば、一社一社確認をする手続きが必要だったので、それが一括でできるというのは大変便利な制度だと思います。
最後の照会結果のPDFを見て
「やっぱり手続きにもれはなかった・・・!」
と安心しました。

しかし、普段から相続税の申告業務を行なっている自分でも、
書類を準備したり、アップロードしたり、利用者登録したり・・・と「面倒だなぁ」と思う瞬間が何度もありました。

結論:やらないで良いなら、やらないに越したことはない。

というのが感想です。

保険は「不測の事態」に備えて加入するもの。
「受け取り手続き」という出口で困ったら、加入した意味がありません。

やはり手元で最新の契約状態がもれなく確認できる状態を整えておく。これがストレスなく相続手続きを進められる方法だと思います。

書かないエンディングノート®︎に保険契約の手がかりを網羅して収納し、万が一の時にご家族が困らないようにしておきましょう。


●注意事項
この制度でも全ての保険契約は網羅できません。
・財形保険契約及び財形年金保険契約
・支払いが開始した年金保険契約
・保険金等が据え置きとなっている保険契約
これらは対象から除かれています。また生命保険協会に加入していない団体の契約も照会の範囲外です。


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