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葉物語〜淡々と腐らず焦らず

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美しい地球をイメージして、ただ今試作中のブーケ。イメージは、私の頭の中にしかないので、それを現物として創り上げるのは、まっさらな雪の上をワウワクして歩く童心に帰った気分です。

淡々と、一枚一枚の葉を重ねていく行為は、雪道に足跡を残す様なもの。歩調は乱れていないか、方向はこれで良いのか?と、後ろを振り返りながら。

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このところ、仕事の悩みを抱え、生き辛さを抱える人が増えました。コロナがそのきっかけを作ったのかもしれません。このままの生き方で良いのか?と、自問する人が増えた様に思います。

リモートワークも辛いでしょう。毎日パソコンに向かって、生身の人間との接触が少ない中、画面の中の数字や画像とずっとにらめっこしているのですから。聞いている私が切なくなります。

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そこで転職を考える人もいれば、起業を考える人もいます。起業に関していえば、それは危ういと私は見ています。問題回避が原因で新しい物事を起こそうとすると、かなりの確率で上手くいかない。そして、周りも不幸にします。

私の周りの起業家たちに、相談に乗って欲しいと尋ねて回った方がいます。アポなしで失礼だと、お叱りを受けました。私も気安く相談に乗ってはいけないと自戒しました。

貧すれば鈍する。困難な時は、精神の働きまで愚鈍になります。

清らかな情熱が湧かなければ、本当に好きなことで自分も周りも幸せにはできません。

落ち葉には2種類あります。ふわりと風に吹かれて、遠くまで飛んでいくもの。くるくると回って川面に打ち付け流されて行くもの。

その違いは、風を知っているかどうか。そして、自力を手放せるかどうか。

は物語

花教室なのですが、プライベートな悩みを抱えてやって来る人が増えました。私は、その方のライフスタイルに花を添えることしかできないのが歯痒いところ。

その様な流れで、来年から、無制限のメールサポートを付けた新しいコースを開設することにしました。その名も「エスプリドパリ・フローラルアートコース」。

講義が中心のコース内容なのですが、なんと!すでに定員に達してしまい募集を打ち切り(笑)。

花のある暮らしは、もっともっと優雅に、豊かにできる!そう信じて、私も風に吹かれようと思います。




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