「Don't forget nanay」
10年以上が過ぎた今も、
その優しくて温かい言葉が耳から離れない。
高いビルや灯りのない夜の空、
星がたくさん見えた。
破れたバケツで井戸から汲む一滴、
水の大切さを知った。
ガタガタの椅子と机、
それさえも全員分ない。
教室に入りきらず、
交代で授業を受ける子どもたち…
それでも陽気、
一点の曇りもない目がキラキラと眩しい。
学生生活の最後に
パナイ島で過ごした11日間。
小学校建設、ホームステイ…
暑くて熱いワークキャンプ。
言語は違っても通う心。
そこには穏やかな空