作品名『秋の桜』

秋深まる神奈月に私は桜を思ふ。

春の桜のように人様に注目されるのは、年に一度あれば充分だ。

それよりも誰にも注目されずとも確かにそこに存在する。

そんな秋の桜のように私はなりたい。

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