おばんざいと日本酒や〜12月〜
不定期開催し始めたおばんざい屋。12月は2回開催しました。
●ビールとおばんざいコラボ企画
岩手県にポップ作りが盛んな町・遠野市があり、友人がそこで1年ほどビール醸造について学んでいて、弟子入り期間を終えて東京にお披露目しに帰るというから、一夜限りの「ビールとおばんざい屋」コラボをしました!当日は彼のビール「ピルグリム」と、ビールに合う食材を使ったおばんざい、それと遠野のにごり梅酒(神)や岩手の日本酒を用意したよ。
ビールとお酒のこと
左から順にこんなお酒たちだった。
・フルーティーな香り、豊かな甘味と新酒らしいフレッシュな飲み心地が絶妙です。原料米は岩手県で開発された吟醸酒向きの酒米「吟ぎんが」を使用。6代目杜氏、そして蔵人も2.30代と若手が多く、岩手を今代表する注目の熱き酒蔵です。
・遠野は「どぶろく」というお酒の醸造が特別に許されている「どぶろく特区」第一号。その遠野市での製造免許第一号。前例のない中、試行錯誤で作られた珠玉のどぶろくです。赤っぽい色は着色ではなく、特別な麹によるもの。
・18世紀から遠野で酒造りを営む上閉伊酒造。自慢のにごり酒「万山」と、岩手県住田町「及川農園」の南高梅とブレンドした稀少酒「にごり梅酒」。「梅の酸味」と「にごり酒の甘み」が絶妙!ロックでお楽しみください。
遠野醸造で醸造研修を終えた上村幸平によるファースト・ビール。ベルギーの修道院で伝統的に作られているスタイルをベースに醸造しました。酵母由来のフルーティな香り、モルトの芳醇なコクが楽しめる、上品でリッチな一杯。時間をかけて、温度変化を楽しみながら味わいたいビールです。
おばんざいのこと
冬野菜を使ったビールに合う4種類のおばんざいを作ったよ。
大根は広島県尾道の農業ユニット「みなと組」の柔らかく甘味ある大根を。長野県「八幡屋礒五郎」の七味唐辛子がピリッとアクセントに。ビールと合うように、そぼろの味付けは濃いめ。
里芋はオーブンで1時間じっくり焼いてから味噌と和えて。和風出汁でリゾットを作ると出汁の旨味がより味わえる。今回のビールと相性の良いチーズや、なめ茸をトッピング。
小豆と胡麻/小豆と塩の花/小豆ときな粉/小豆とカレンツ と、こちらも既存の和菓子を越えたおはぎ。どら焼きは和と洋が融合されててハイブリッドな味わいを楽しめる。
自分で作ろうとする好奇心の旺盛さとパワフルな行動力ある友と一緒できる嬉しい機会たっだ。そしてビールを作るだけじゃなく、ホップづくりの現場の手伝いをしたり、ビールのパッケージを描いたり、生産過程を伝えるジャーナルや写真集を作っていて、全部作り切ってしまう人ですごいなと思ったし、色んな角度からビールや食を楽しめる場になったのがとても嬉しかったな。
●おばんざいと日本酒や~総まとめ編~
年内ラスト会はこれまで開催したテーマの総まとめ編で行いました。
おばんざいはこちら。
日本酒はこちら。
一年の活動の振り返りもしてたのでよかったら読んでください☺️
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