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玉・流・成
2021年2月12日 07:41
タイトルを見た時に「うわ、嫌だな」と思った人へ。そんな人にぜひ読んでいただきたい。なぜなら私もそう思うからだ。そいつは油でこんがり揚がっていた。素揚げなので味付けはなし。もちろん、姿かたちはそのままだ。恐る恐る、だけどかじる勇気はなくて、一気に口に放り込んだ。香ばしい。外側はエビの尻尾を軽くしたような食感で、中は柔らかかった。少しクセはあるけど、こうじ味噌に似た味がする。すでに持ってしまっ
2021年2月12日 07:40
大変唐突ではあるが、事あるごとに日本食は最高だな、とつくづく思う。というか、思い知らされるのかもしれない。「食」を紐解けば、必ず文化や歴史が見えてくる。きめ細かさと隣り合わせで、 “Weird”(奇妙) な文化を形成してきたこの国の気に入っているところを挙げるとするならば、自然と食に尽きる。自然については、昨年に書いた「秋について」というテーマで少しだけ触れているから、興味のある人は
2021年2月12日 07:39
朝五時半、ホテルの目覚ましと携帯のアラームが同時に鳴りだし、間髪入れずにそれを止める。なぜ間髪を入れないのかと言えば、飼い慣らした生活リズムのおかげでアラームより先に目が冴えるため、そして隣のベッドで寝る先輩を起こさないためである。洗顔などの身支度を済ませたところで、先輩のアラームも鳴りだし、集合時間に間に合うよう二人でロビーまで駆け下りる。エレベーターを極力使わないというマナーに若干