見出し画像

秋に読みたい本

今年の夏は、かなりたのしい読書の日々だったので、それをさらに盛り立てるべく秋も読みたい本を選書してみた。
相変わらず、すべて読めるかどうかは分からないけど。

まずは…ついに、わたしの元にも「プルーストを読む生活」がやってきた。
この厚み、この質感、興奮せずにはいられない……わたしもゆいなさんを追って、秋から毎日すこしずつ読もうと思う。

トリスタン・グーリーの「日常を探検に変える」は、すでに読み始めているのだけど、うーむ良い!自然を通して、さまざまな国の風土にも目をむける。わりと厚めだけど、どうしても持ち運んで景色と一緒に読みたくて、肩をなでつけながら持ち歩いている。

自然に目が向いている流れで、ディーリア・オーエンズの「カラハリが呼んでいる」に突入したい。「ザリガニの鳴くところ」を書く根元になるようなものが、きっとこの一冊に隠されているのだろうし、もう、ね、たのしみでたまらない。

そしてジャネット・ウィンターソンの「灯台守の話」は、ゆうきさんからすてきな一文を紹介してもらってからというもの、気になり続けていたので、秋の静かな夜にじっくり味わって読みたい。

オースターの「偶然の音楽」はすでに読み終わりそうなのだけど、いやはやオースターにハズレなし。ほんと、最初から最後までずっとおもしろい。ウィットにとんでいるとはこのことだな、たまらない。読み終わるのが惜しいくらいなので、あと2冊くらいオースターをつづけて読んでしまおうか迷っている。

長田さんの「この世界は美しいと」も、途中まで読んで、あまりにもよくて、だめだ、ゆっくり読もう、なんども読もう。と、思い立っては開いて、読んで、閉じてを繰り返している。秋も、ね。

堀江さんの「曇天記」、種村さんの「雨の日はソファで散歩」は梅雨を逃してしまったので、秋雨前線に合わせて、今しかない!と思っている。そんなことを言ってる間にまた、雨季が終わっていそうでもあるけれど……

そのほか、念願の「タラブックス」の本も買ったし、斉藤倫さん「ぼくがゆびをぱちんとならして…」は、高野文子さんの絵も楽しみだし、名久井直子さん装丁なのもうれしい。

そして、もしかしてもしかしたら「カラマーゾフの兄弟」が仲間入りするのか、漫画もたくさん読みたいし……「旅するように読んだ本」も手に入れたい。
はあ、( うれしいため息 ) みなさんもよき読書の秋を。

関係ないけど、今朝目が覚めたら目の前にいた、セクシーな猫で終わります。

この記事が参加している募集

#読書感想文

189,685件

#ペットとの暮らし

18,368件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?