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ちびっこ日記vol.4 小学2年生の終わり…これでいいのかちびっこ教育?

こんばんは~今日はウキウキワクワクの、体験授業でした!
編入を検討していただいている学校へ、ちびっこが実際に授業を受けに行きましたよ。結果は…

ままんひたすら大爆笑。ちびっこはもっと爆笑! このまま編入が許可されたらいいなぁ♪

1年半の通級で得たこと、得なかったこと

というわけで前回の続きです。というかちょっとさかのぼります。

校内の支援学級に通級を始めたちびっこ。小学校入学から約半年後でした。
ちびっこの学校の、というかわが区の通級型の支援学級は、週2時間で1時間は小集団学習、1時間は個別学習という内訳になっています。
だいたい週1回で2時間まとめてという形のようで、
ちびっこもその曜日を毎週楽しみにしていました。

で、年に2回ほど参観日があったりするんですよね。なのでままんも数回、通級での授業の様子を見ることがありました。

で、まぁそこで何をしてるかというと、

ちゃんとね、お勉強してる子ももちろんいるんですよ。
しかしながらうちのちびっこは

ひたすら先生と遊び倒している(爆)!

小集団活動がほぼ遊びなのは、そのねらいの性質上そうなるんだろうなとは思うんですが
個別指導ですらうちの子はただただ遊んでいる^^;

個別でなら何とか授業について行ける、という子が補助的に通級を利用するのならすごく意義があると思うのですが、
そうでないならこれはどうなんだろう?

通常クラスの担任の先生は、彼女の学習の遅れについては面談などでも一切触れることなく、「がんばってますよ~こんなことができるようになりましたよ~」とまるで保育園の先生のようなことを繰り返し言うだけ。
これはヤバイぞ。

ということで、2年生の終わりに思い切って校内カウンセラーさんに相談することにしました。

校内カウンセラーさんとのお話し 1、学習面について

支援学級の先生を通じてカウンセリングの予約を取り、お話させていただいたのはもう3学期も終わろうかという3月中旬でした。

この時相談したのは大きく二つ。
・学習面での遅れについて
・友達関係について
学習ではもちろん、生活面でもいろいろ時間がかかったりうまくできなかったりするちびっこは、やっぱりだんだん周りのお友達にも疎んじられるようになってきていたんですね。

学習についてですが、ちびっことにかくまだ字がちゃんと読めない。
2年生も終わりころになってようやく「あれ、『あ』だね!」なんて街中で見かけたポスターに反応するようになりました。
これって、早い子だと4歳くらいではもう見られるようになる行動です。

なので漢字は問題外。2年生までは教科書での勉強は国語と算数くらいでしたが、3年生になると理科も社会も教科書に。
これ、漢字読めないともう壊滅的じゃないですか^^;学習の入り口にも立てないw。

そして算数は、足し算引き算は得意です。指を使えば、ですがw。
逆に言うと足し算引き算の概念はわかっているんですね。よしよし。
が、掛け算になると途端に未知の世界に…その概念そのものが理解できないようです。

「ちびっこちゃん、てすとはこたえみていいんだよ♪」
と得意げに言うちびっこ。要はできなくて癇癪を起こさないよう、ちびっこは最初から答えを写すだけでいいよということです。
宿題も算数は免除。国語は見て写すだけのドリルのみかろうじてやっていましたが、意義を感じられなかったままんは3学期にはそれもやめてしまいました。

3年生からはおそらくそれも厳しくなるだろうなと、容易に想像がつきます。このまま普通のクラスに通わせることに意味があるのか?

ままんの脳裡からその想いが消えませんでした。

校内カウンセラーさんとのお話 2,友達関係について

もう一つは、同級生との関係の悪化です。

1年生頃までは、保育園の延長で彼女の面倒を見てくれる子は何人かはいたようです。

が、それもだんだん一人減り、二人減りしていったようで。
まぁ、それはそうですよね。相手はどんどん成長して齢なりのコミュニティを作るようになる。
そこに赤ちゃんみたいなのが一人紛れ込んだら、それはもう迷惑千万です。
誰だって、クラスメイトだからということで一人遅れた子の面倒を見る義務はありません。

2年生ですからまだ「いじめ」に発展することはありませんが、「ちゃんとして」「はやくしろ」など注意の言葉がきつくなってくるなど、ちびっこへの風当たりはだんだん強くなり
まぁ面と向かって「ちびっこちゃんとはあそばない」「きらい」と言われたこともあったりしたようで

号泣しながら公園から帰ってきたときは心臓が止まるかと思いましたね^^;

毎日毎日同級生からああしろこうしろあれするなこれするなと言われ続けて

ちびっこなりに、心はかなり疲弊していきました。

3年生になるとそれがさらにエスカレートするのは目に見えています。(事実、そうした事件が先日起こってしまいました。)
学習面での特別扱いも「えこひいき」「ずるい」と思われるようになるでしょうし
いろんなことが人一倍時間がかかるちびっこはどんどん周りの子から置いて行かれる
だけじゃなく、それがやがてからかいの対象になっていったりすると
結局それがいじめの種になるんですよね。

それが一番怖い。

そのあたりのことを、カウンセラーの先生(まだ若い方でしたが、親身になって耳を傾けてくださる方でした。)にきっちりとお話しすると、ある一つの提案をしてくれたんです。

次回はその話。「転校」という言葉が初めて上がってきたお話です。

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