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簡単なことなど何もない
「簡単なことなど何もない」というのは大人になって学んだとても重要なことのひとつだ。
「難しく考えすぎてはいけない」というのも大人になって学んだとても重要なことのひとつなので、なんだか矛盾している。
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マッチングアプリの広告は、出会いの瞬間とカップル成立後のイメージしか見せてくれない。マッチしてから成立までのプロセスと成立した後の継続も出会いと同じくらいかそれ以上に難しいものだと思うが、その
WorkFlowy用ブラウザ問題
WorkFlowyはWEBアプリなので通常はブラウザの中で使うわけですが、どうも私はこれが苦手です。WEBブラウジングにちょうどいいウィンドウの大きさと、アウトライナーにちょうどいいウィンドウの大きさは違うからです。
だから、私はWorkFlowyは基本的にはアプリ版を使うようにしていました。ブラウザとは別に開けて、ウィンドウサイズも好きなように調整できる。タブバーとかアドレスバーとかブックマー
人にすすめるアウトライナー問題2024
「アウトライナーに初めて触れる人にどのアウトライナーをすすめるか」という問いに対して、私は長いこと(2018年以降くらい)「Dynalist」と答えてきました。
これは「Dynalistが常に最高のアウトライナーである」という意味ではありません。「最高のアウトライナー」はもちろん、目的と状況と好みによって変ります。
それでも、「はじめての人にオススメは何ですか?」と問われれば一貫してDynal
ライフ・アウトライン実践4-5 「重要度」についてもう一度考える
「重要度」の重要度
タスク管理とかプロジェクト管理について考えるときに避けては通れない「重要度」や「優先度」という概念。
しかし、やることに「重要度」を設定しても、現実のライフではほとんど意味がない、という意味のことを以前書きました。
意味のある重要なことから取り組もう、というアドバイスにはまったく依存はないのですが、現実には「重要なことをするためには重要でないことを先に済まさなければなら
ライフ・アウトライン実践4-4 ライフ・アウトラインに名前をつける
「ライフ・アウトライン」は一般名
ここまでずっと「ライフ・アウトライン」を作る作業をしてきたわけですが、「ライフ・アウトライン」というのは言ってみれば一般名みたいなもの。できれば、自分だけの名前(タイトル)をつけてみてほしいのです。
言い替えれば、「ライフ・アウトライン」に変わってライフ・アウトラインの最上位階層に入る言葉を考えるのです(ややこしい)。
『アウトライン・プロセッシングLIFE
タスク管理手法としての未来日記
ぼくは要領が悪く不器用で行動が遅い人間だという確固たる自覚があったので、「やること」や「やりたいこと」をどのように扱うかには昔から並々ならぬ関心を抱いていた。「タスク管理」とか「ライフハック」なんていう言葉が生まれるずっと前からだ。
でも、(Tak.としての今の活動で付き合いのある人々は別として)プライベートでそんなことを真剣に考えている人に出会うことはまずない。
前職の同僚にも、そんなことを
ライフ・アウトライン実践4-3 変化しながら動き回るピース
ライフ・アウトラインを生かすコツは、ピースがアウトラインの中を変化しながら動き回るイメージを持つことです。
わかりやすい例はDO-ALLからDO-DAYSへの動きです。DO-DAYSでは毎日その日のアウトラインをつくるのですが、そのときDO-ALLをチェックしてその日にやらなければならないこと、やりたいことを転記してきます。これはDO-ALLからDO-DAYSにピースが「動いて」いるわけです。
ライフ・アウトライン実践4-2 シェイクを通じて生活と人生の連続性を取り戻す
前回は日々のDOの選択基準としてLIFE-BEとLIFE-ASを使うというお話をしました。今回はその補足的なお話です。
ひと言でいえば、これは「人生」を「生活」の基準にするということです。
日々というのは「生活」そのものです。そのレベルで考えていると、「人生」というのはなんだか実感のない大それたもののように思えます。大事なことではあるけれど、とりあえず今はそれを考えている暇はない、という感じ
ライフ・アウトライン実践4-1 LIFE-BEとLIFE-ASがDOの選択基準になる
前回まで、ライフ・アウトラインの各要素(DO-DAYS、DO-ALL、LIFE-BE、LIFE-AS)の詳細をみてきました。ここであらためて、ライフ・アウトライン全体のお話をしましょう。
LIFEという言葉には「生活」と「人生」という意味があったのでした。あらためて構造を見てみると、ライフ・アウトラインではDO-DAYSとDO-ALLが「生活」の側面を、LIFE-BEとLIFE-ASが「人生」の
ライフ・アウトライン実践3-9 LIFE-ASのシェイク、LIFEを書くためのアウトライン・プロセッシング、欲望の機能
今回はLIFE-ASのシェイクです。LIFE-BEとやり方は同じなので、アウトラインの変遷だけをダイジェストでお見せしましょう。プロセスの詳しい説明については「ライフ・アウトライン実践3-6 「発想のアウトライン」をシェイクする1」以降のLIFE-BEのシェイクの様子を見てください。
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さて、「ライフ・アウトライン実践3-6」の時点でLIFE-ASのアウトラインは以下のようになっていました
ノートを取るためのアウトライン・プロセッシング
※この記事は、ブログWord Pieceで公開した「アウトライナーフリーク的ノートテイキング」をリライトしたものです。
アウトライナーでノートを取る
昔から、アウトライナーは「ノートを取ること」にもっとも適した道具だと思っています。ノートと言ってもいろいろありますが、ここでは講義や講演のノートを取ることについて考えます(もちろん他の用途にも応用できます)。
WorkFlowyのようなズーム(
ライフ・アウトライン実践3-8 最上位階層に向けて収束するシェイク
LIFE-BEのシェイクの続き。
前回は、新たに最上位階層「自分の身体や精神が快いこと」を立て、「発想のアウトライン」でシェイクしてきた内容をいったん「未使用」に落とした上で、新たにアウトラインを作りました。
「発想のアウトライン」が発想を広げていくものだったのに対して、新たなアウトラインはいったん完成させるためのアウトラインです。
完璧に整理しようとしないこと
アウトラインは以下のよう