柳澤 拓道/Yanagisawa Takuji

東京資本で8割、地域資本で2割の暮らしを目指すローカルシフトPJ推進中!長野県佐久に移…

柳澤 拓道/Yanagisawa Takuji

東京資本で8割、地域資本で2割の暮らしを目指すローカルシフトPJ推進中!長野県佐久に移住(息子4歳)。コワーキングスペース運営、移住・ワーケーション推進、地域複業、地域アート、まちづくり。ワインエキスパート/Sake diploma。 チェロ。東大(社会学)→UR。

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  • 農業複業化プロジェクトマガジン

    • 23本

    長野県佐久市内山地区で、休耕地や耕作放棄地を農地として再生させ、生きる基本である「食」に少し真剣に向き合い、自ら作れるようになることを目的に活動しています。 米作りを基本に、生活の基盤であり汎用性の高い品目の作付けを徐々に増やし、生き方としての農ある暮らしを、多様なメンバーと共に実践中。 フェイスブックページ https://www.facebook.com/nougyoufukugyou

最近の記事

古典を読む 〜世界一硬派なコワーキング

こんにちは。超まちづくり会社MoSAKUの柳澤です。 ワークテラス佐久を拠点に今年始めたことがいくつかあるのですが、今日はその中でも「Sakk Biblio(サックビブリオ)」という古典読書会について書こうと思います。 読書会をはじめる今年の初め頃から「ワークテラス佐久で読書会やりたいなー」と思っていたのですが、どんな読書会にしようかなという部分で結構悩みました。 どんな人をターゲットにするのか。どんなテーマの本を読んでいくのか。どんな形式で読み進めるのか。集客はどうする

    • 農のある暮らし 〜暮らしに寄り添うヒトツボ菜園

      東京では全く土と縁がなかった私ですが、今年は「農」関係のプロジェクトに色々と参加させてもらいました。 今日は「ヒトツボ菜園」のお話をまとめておきたいと思います。これは簡単にいうと「プロの農家に家庭菜園を教わる」というプログラムなのですが、その内容がとても充実しております。 移住して中古マンションの1階に住んでいるのですが、30平米くらいの庭がついています。首都圏のマンションでもよくあるやつですね。日当たりが良いのにあまり活用できておらず、何やろうかな〜、と思っていたときに

      • ローカルシフトの哲学 ー 「内なる声」と価値判断について

        何と大袈裟な。。というタイトルかもしれないけれど、一度整理をしておきたいことがあった。それは「ローカルシフトの哲学」。移住とローカルシフトについては、これまで仲間とさまざまな議論をし、実践をしてきた。 その中でも一番しっくりするものとして、「内なる声」というキーワードがあった。ローカルなものに注目して活動をしている人、その中でも仲間になれそうな人というのには共通するところがあって、それは「内なる声」つまり、何が良くて何が悪いか、何がワクワクして何にワクワクしないか、そうした

        • 地域複業の未来に向けてーYOBOZE!リリース

          こんにちは柳澤です。長野県佐久市さんとのお仕事で、「YOBOZE!-地域複業最前線」をリリースさせていただきました。呼ぼうぜ!を掛け声に、複業人材を呼んで、佐久地域企業の課題解決やチャレンジに挑戦していただくための、プラットフォームです。 佐久市も、ご多分に漏れず、若者流出・労働力減少と言われている地域です。一方、人口は「自然減」で減っていますが、転出よりも転入が多く「社会増」なので、明るい未来が描ける土壌は十分あるのです。実際に、30代40代の東京圏でバリバリ活躍している

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          移住とローカルシフト〜7つの個人的な実践と「まちづくりの力」について

          こんにちは、柳澤拓道です。今年の6月に、東京から長野県佐久市に移住をしました。サボりがちなnoteですが、iitoco!! Advent Calendar 2020に参加させていただき、筆を進めてみました。 最近「ローカルシフト」という言葉を連呼しているのですが、1年の終わりということで、今回は自分が移住とローカルシフトをするために「やってみた」こと7つをメモ的に書いた上で、今後取り組みたい「地方のまちづくり」を改めて考えてみたいと思います。 まず「ローカルシフト」のコア

          移住とローカルシフト〜7つの個人的な実践と「まちづくりの力」について

          ポストコロナの暮らしを考える(2.東京と地方都市)

          緊急事態宣言の発令以降、東京と地方の往来は相当程度シャットダウンされている。地方の側からも、今は首都圏から地方に来ないでくれという発信がされた。旅行業界を含め一部の人にとって、(インバウンドは諦めていたものの、)国内での移動がこれほどまで制限されたことは「意外」だったようだ。 各首長は自らの行政管轄内での感染者を防止することに躍起になり、一部の地域では住民による県外ナンバープレートへの差別がエスカレートする事象も見られた。コロナは、「国境」だけでなく、「都道府県」や「市町村

          ポストコロナの暮らしを考える(2.東京と地方都市)

          ポストコロナの暮らしを考える(1.働き方)

          今、コロナは働き方の二つの常識を揺さぶっていると思う。 一つ目の常識は、「仕事は会社に通ってデスクに座って仕事をする」というものだ。これは、緊急事態宣言の準備から発令の一夜で、多くの企業勤務者の中で完全に覆った。二つ目の常識は、「フルタイム」という言葉に代表される、「労働は時間で管理する/される」という常識だ。こちらは覆るのにもう少し時間がかかりそうだが、おそらく時間の問題である。 そもそも人類は、インターネットが普及した段階で、リモートワークに必要な技術をほぼ完全に手に

          ポストコロナの暮らしを考える(1.働き方)