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農業複業化プロジェクトマガジン

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長野県佐久市内山地区で、休耕地や耕作放棄地を農地として再生させ、生きる基本である「食」に少し真剣に向き合い、自ら作れるようになることを目的に活動しています。 米作りを基本に、生活…
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農業複業化プロジェクトマガジンで伝えたいこと

農業複業化プロジェクト。生きる基本である食に少し真剣に向き合い、米作りをベースに「生きるチカラ」を育むプロジェクトです。 プロジェクトが行われているのは、長野県佐久市内山地区。 里山に囲まれた環境にある休耕地を少しずつ再生させ、多様なメンバーと共に、生き方の選択肢としての農ある暮らしを実践しています。 このプロジェクトについて、もう少し詳しく知りたいという方は、こちらをお読みいただければと思います。 ◆このマガジンで伝えたいこと 「生き方の選択肢として、農ある暮らしを実践

農業複業化プロジェクト2024メンバー募集。

農業複業化プロジェクトとは、長野県佐久市の休耕地を再生し、「米作りを基本に生きるチカラを育む」を掲げ、18名(2023年度現在)の多様なメンバーで、米や大豆など身近な農産物をつくっているプロジェクトです。今年度で4年目を迎え、米作りを土台に様々なスピンオフプロジェクトも派生し、活動がより広がっていっています。 活動を3年続けてきたメンバーにこのプロジェクトの価値について聞いてみました。 お米を作れるようになること以外にもさまざまな価値を感じていただけたことが嬉しです。要約

Regenerative Farm Concierge

半農半コンサルのさかもっちです。3年前から佐久市内山で「農業複業化プロジェクト」のメンバーとして活動していくなかで、「農業複業化」を通じた多様な営み、コモンズをつくりたいと思い、「ぷらっとふぁーむ構想」を昨年12月に綴りました。今回はその構想を一歩前に進めてみた話です。 複業化ラボに参加することの発端は、「農業複業化プロジェクト」のキーマンの一人でもある江原さんが主催する「ローカル複業化ラボ」に参加したことです。 「ローカル複業化ラボ」は2023年1月〜3月の3ヶ月間。同期

繋ぎなおす、ご縁食堂

内山・平賀ご縁食堂。 3年前にスタートした農業複業化プロジェクトのメンバーが主催し、圃場がある内山・平賀地区の皆様に、少し僕らの活動を開いてみる試み。 8月下旬、平賀地区にあるMarucafe商店さんをお借りして初開催してみました。その日の様子と、感じたことを今回は綴ってみたいと思います。 ◆農業複業化プロジェクトとは?さてその前に、農業複業化プロジェクトとは。 2021年、世間はまだまだコロナ禍の出口が見えない中、こんな感じでスタートしました。 「お米作りを基本に『生き

稲作素人による米作り2年目の振返り

2020年から「農業複業化プロジェクト」に参画して始めた稲作。2年目が終了し、先日プロジェクトメンバーで振り返りを行いました。できたことも、できなかったことも。見つけた価値、来年やりたいことなど。。。稲作2年生のまとめです。 印象に残っていることなんといっても、「人が集まる風景」 今年は、新しく田んぼを開墾するところから始まって、ただの草原を前に、クワを1本渡されたときのことは、大変印象に残っているんだけど、 その後1年を通じて、印象に残っていることは、この山間の場の力

ぷらっとふぁーむ構想

こんにちは。半農半コンサルのさかもっちです。前回「複業と本業のあいだ」で書いた、「農業複業化」により多様な営み、コモンズをつくりたい、という話をしましたので、その流れで来年以降に向けた妄想をここで書きたいと思います。 余談ですが、妄想することの大切さについて、佐宗邦威さんの「ひとりの妄想で未来は変わる」をご一読されることをお勧めします。 私の妄想は、名付けて「ぷらっとふぁーむ」。 食べる=消費するところ起点ではなく、より自然、そして自然から紡ぎ出される(生産)に近い地点

農業複業化プロジェクト2年目の米作り

農業複業化プロジェクト。 先日無事稲刈り→脱穀→収穫祭を終えて、今期の活動が一区切り。 若干ですが収量も増えたし、2年目だからこそ気づける気づきもあったし、今年も良い1年になったと思います。 そして、田植え後の工程の様子を農業複業化プロジェクトのマガジンで紹介していないことに気づいてしまったので(汗)、ちょっと季節は遡りますが紹介しておきたいと思います。 ◆田植え後の雑草との戦い(6月毎週)田植えをした後待っているのが雑草との戦いです。 なぜ雑草をとるかといえば、雑草に

複業と本業のあいだ

先週ようやくハゼ掛けした稲の農業複業化プロジェクトのメンバー+ゲストで脱穀を終え、ライスセンターに籾摺りに持ち込み、今年のお米の「生産」部分は終わりを迎えました。今後は早速来年に向けた土づくりが待っていますが、その前にプロジェクトと自分も佐久で農に触れる生活を始めてからも2年が過ぎようとしている今、モヤモヤしていることを書き綴ってみます。その名も「複業と本業のあいだ」です。 1.稼ぎとウェルビーイング 私が考える農における複業と本業の位置づけを、稼ぎとウェルビーイング度合

トウモロコシの一生

佐久市内山での農業複業化プロジェクトも2年目に突入。私自身の「農」への身の置き方をアップデートするためにも、今年は複業の田んぼ以外にもいろいろ「体感」してみようと思い、農繁期はほぼ毎週、複業化Pの作業がない週も木曜夜から佐久に入り、金・土・日でイソップさんや隊長の本業の農作業のお手伝いをさせていただくことにしました。 ということで、今回はトウモロコシの栽培について、イソップさん&隊長の畑のお手伝いを半年ほど掛けて辿っていきたいと思います。 4月:土づくり トウモロコシとい

〝ガス湧き〟と格闘した、今年開墾した田んぼ

田植えを終えた後は、田んぼの水管理をするために、ほぼ毎日田んぼに行くというのが普通だと思うのですが、僕らはたまに様子を見に行く程度です。そこはテクノロジーのチカラをお借りして、センサーとスマホアプリを使って水管理をしているからです。 ちなみに、水田ファーモという仕組みを使わせていただいていて、センサーで水位や温度が定期的に測定されて、スマホのアプリで見ることができますす。水位が減ってきたらこれもアプリでゲートを開ければよいのです。ですので、農業複業化プロジェクトのメンバーで

「農ある複業」への入り口

5月に行った田植えには、複業メンバー以外にもメンバーの家族・友人たちが数多く参加してくれました。今回はこの時参加した私の友人の言葉を借りながら、「農ある複業」の意味合いを考えてみたいと思います。 いくつになっても挑戦するということ 52歳、男性、建設・エンジニアリング会社勤務 初めて田植えに挑戦しました。休耕田を使って農業を復業、そして複業とするというコンセプトに惹かれました。佐久市が、東京から新幹線で1時間という、意気込んでいくほどではない距離もちょうどよい。まぶしい

【農業複業化プロジェクトの米作り】本代掻き〜田植え

生きる基本である食に少し真剣に向き合い、米作りをベースに「生きるチカラ」を育む農業複業化プロジェクト。今回は本代掻き、田植えの様子をお送りします。 前回までの様子はこちら ◆本代掻き(代掻き2回目)5月の上旬、1回目の代掻き(荒代掻き)から約2週間かつ田植えの直前(2日前くらい)に行うのが「本代掻き」です。 ちなみに1回目はこちら参照ください。 代掻きは田んぼに水をいれて、土を砕いて平らにしていく作業ですが、雑草対策でもあります。1回目から2週間あけることで雑草が芽を

そして、草原は田んぼになった

「最近、田んぼやっているらしいね」って言われることが増えてきました。そう、昨年から休耕地を田んぼにするプロジェクトに参加しています。こんなプロジェクトです(今年度の募集は終了しました)↓ なぜ、参加したのか?については、こんな記事を書きました↓ で、今年は一反(300坪)増やしましょうということになり、地元で有機農業を営む傍ら、稲作を教えてくれるイソップさんが、近隣の田んぼを借りてくれたんです。 そして、今年の稲作プロジェクト初日がやってきました!昨年も畔づくりからやり

Farm to Health

1.健康維持って難しい・・・ 2.農ライフは太る? 3.農作業は究極のエクササイズだった 4.身体の健康と里山の景観 1.健康維持って難しい・・・ さかもっち、52歳です。学生時代、中学で陸上部、高校でラグビー部、大学でアイスホッケー部という、典型的な体育会系でした。 典型的な体育会系が社会に出て陥る罠。それは、学生時代の思い出を引きずったまま、俺は絶対太らない!と根拠のない自信を持ち続け、暴飲暴食の果てに気づいたら元に戻れない姿になってしまう・・・ はい。その通りにな