石徹白Life 1329日目【岐阜県郡上市で愛農かまど創り4日目】2021年8月8日、煙突工事、かまどの蓋創り、周辺掃除など。
先月7月21日~23日の3日間で愛農かまどの本体は立ち上がりました。残務のため、再び現場入りして続きをします。
まずは本日の作業内容を全て模造紙に書きだします。
ピンク色で囲まれたものが主な作業。
終わったら赤字でチェック。
私が煙突工事をしている間に、女性陣がグラインダーやインパクトや五寸釘などを使って、ロストルになる平鋼を切ったり、かまどの蓋を創ったりしてくれました。
蓋はドラム缶を切ってつくっているのですが、
持ち手には山桜を選択しました。
山歩きや薪作りの時に、これは!と思う枝があった時にとっておいて乾燥させています。Y字になっていたり、ちょっとした曲りがあったり、ちょっと面白い形になっていると、工夫次第で様々に使えます。
創る人の想いや個性が表現されていく場面です。
子ども達とちえちゃんは新聞紙と木の棒ではたきを手作りして、
ほこりや煤を落としてくれました。
さて、煙突工事は位置を決めて、屋根をはがすところから。
天気予報では、夕方から夜にかけて雨になり、そのまま台風が来ることになっています。
なんとしても今日中に終わらせないといけません。
緊張している暇はないので、サクッと印をつけて屋根をグラインダーで切りました。
あれやこれや、その辺に転がっている廃材などを使って、
枠をつけて耐火ボード(これも台所の残材)を貼りました。
ここから、なかなか苦戦しました。
屋根に穴が少しでもあれば雨漏りは当然のこと、雪が降れば長時間にわたって水が載っているようなもの。
しっかりと仕上げる必要があります。
トタン板を専用の鋏で切り、「つかみ」と呼ばれる平たい工具を使ってトタンの端を曲げてかみあわせます。
鋏とつかみは、会津で暮らして子ども達の保養プロジェクト「こめらの森」で一緒に活動していた屋根職人の石井さんからいただいたもの。
蔵の屋根にヒミツ基地づくりをした時の経験が役立ちました。
煙突を貫通するサイズに穴をあけて、
最後は!ブリキのゴミ箱で雨仕舞をしました。
うん、なかなかいい感じ。
煙突に蚊取り線香の煙が吸い込まれていきました。
夜の豪雨もなんとか、やりすごしたもよう。
8月21日の火入れ式に向かって準備も着々です。
そして、次回10月1日~3日は郡上市大和町で、
次なる愛農かまど創りが始まります。
8月22日(日)と9月17日(金)に準備作業をしますので、
お手伝いいただけるかた大募集です!!
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令和3年度 都市農村交流推進事業(岐阜県助成事業)
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