渡邉卓矢 / 東南アジア サッカー選手
#245 海外への物資支援
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#245 海外への物資支援

渡邉卓矢 / 東南アジア サッカー選手

こんばんは。

現在もロックダウンが続いており、外出制限がある中で週末にJリーグがあるというのはとても嬉しいです。

なかなか外出ができず、人に会う事もできないので、オンラインで可能な限り準備をしたり、限られたスペースでのトレーニングを行っていますが、

曜日感覚というのは少し薄れてしまっているので、Jリーグという楽しみが週末にあるのは今の僕にとってはとても嬉しい事です。


さて、今回は僕がこの6年間継続して行っている活動について少し触れたいと思います。

僕は2016年にカンボジアの孤児院で子供たちとサッカーをしたことをきっかけに、スポーツの力を感じたし、スポーツは平等だと思っていたところに格差を見て、その解決に少しでも自分ができる範囲で力になれたらと思い、コツコツと活動を続けていました。

それが2019年にはモンゴル男子代表への支援へとつながり、さいたまスタジアムで日本代表と対戦する選手たちに履いてもらえたことは支援のいろんな形や結果、を見せることができたのではないかと思っています。

 

協力していただいた方々のお力添えなしにはできなかったことです。

本当にありがとうございます。

最初は手荷物に持って、飛行機に乗って、スーツケース1個や2個に収まるものを届けたりしていました。

それでも、税関に捕まって

「販売目的じゃないのか?」と問いただされたり、高い関税を言い値で請求されたりとしました。

(法外な関税を請求された時は外国籍の僕らに解決はなかなか難しいので現地の信頼できる友人がいると心強いです。その時には現地の友達に話し合いをしてもらい、言われた額の1/30の金額を支払うだけで済みました。)

しかしながら、現在はコロナウィルスへの対策によって、人の移動が難しいのでそうしたハンドキャリーでの持ち込みというのも難しくなっていますね。

また、輸送コストも跳ね上がっているので届けたい気持ちはあるけれど断念してしまっている方々も多くいるのではないでしょうか。



僕は、物を届けるのだけれど、

それは物資を通して、想いを届けるものでなくてはいけないと思っています。途上国への先進国からの支援というのはある意味スタンダード化しています。

だから、そこに想いがなければ当たり前のようになってしまい、結局は支援の本来の意味がなされなくなってします。

「タダだからもらっておこう」

支援する側としても、

「処分するのはもったいないから、とりあえず誰か使うなら」

という程度で終わってしまう。

もちろん、提供してくださることはとても嬉しいし、当たり前のことではありません。

だけれど、そこは支援する側も受け取る側も、その物資を通して「想い」を共有できるものであるべきだと思うのです。

支援を受けて、さらなるステージにチャレンジをする姿を見ることができると感動をします。

本当はやりたいし、情熱を持っているのだけれど経済的な問題や環境の問題があって難しい状況にあるという子供たちや選手に対して背中を押すことができるのはとても良いことだと思うし、

そのメッセージとしては「次は自分の手でそれを得られるようにさらに頑張ってね」というものだと僕は思う。

先日は現在、ジェフ千葉で活躍されている鈴木大輔選手に当時所属されていた浦和レッズの皆さんのご協力と合わせて物資を提供していただきました。

これはまたさらにすごい効果があると思っていて、受け取った選手たちはその物資からJリーグという夢を感じることができると僕は思っています。

メッセージとしても、それを履いてJリーグでプレーできるくらいを目指して頑張れ!!と伝えることができるし、

鈴木大輔選手や浦和レッズというクラブの試合を海外でも見られるので、

そうした姿からまた更に身近に感じることができるし、ファンになるかもしれないし、夢や憧れ、目標になると思います。


モンゴルの女子チームにシューズを支援してから3年が経った今でも選手たちは当時のシューズを大切に試合で履いてくれている。

当時15歳以下チームに所属していた彼女たちは、現在はA代表チームでもプレーをして国際大会でも必死に戦ってくれていた。

そういう姿を見ると、支援をして良かったと思うし、その度に支援してくださった方々に写真を添えてメールをさせていただいています。

すごく喜んでいただいていますし、そういうところから活動が継続できるように共に取り組んで行けたらと思っております。

コロナ禍によって、世界と切り離されているように感じる日々ですが、アフターコロナ?ウィズコロナとなるのかは想像しきれませんが

僕はより世界とのつながりが必要な時代が来ると思っています。

そんな時にこうした活動から日本のモノづくりの良さや、そこに詰まった想いというのが理解されて、日本人の価値が世界でも再評価されていくことを願っています。


もし、物資などの支援をお考えで、支援方法(輸送など)や支援先を悩んでおられる方は是非メッセージいただけたらと思います。何かご一緒できればと思います。


輪を広げていくことは継続性、かつ理解を広げることに大変重要なことだと思います。


協力: 
株式会社モリヤマスポーツ 様

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渡邉卓矢 / 東南アジア サッカー選手
プロサッカー選手 / 一般社団法人Zelos 東南アジアを中心に(世界7カ国)選手として活動する傍らで、社会貢献活動に取り組む。AED寄贈、孤児院訪問、シューズ支援は6年間で800足以上。(HP)http://takuyawatanabe.jp