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ポテチと日本人の歴史から、企業戦略のヒントを学ぶ 【第473回 読書会開催レポート】

 新書しばりのモーニング読書会を10/15(水)に初開催しました。今回は2名での読書会だったので、寄り道しながらも、ゆったりと楽しむことができました♪


参加目的

  • 仕事に活かせる新たなヒント、気づきを得る

  • 新書をとおして、新しい世界を発見してもらいたい

持ってきた本

気づき、小さな一歩

  • たくわんさんが持ってきた本から、自社の取るべきスタンスが理解できた

  • 従業員の成長を促す取り組みを、個別具体的に丁寧に進める(ミーティングや1対1対話を活用して)

  • 企業に適した戦略はそれぞれに異なる

  • 今のプロジェクトへの新しい戦略を考える

人に寄り添い続けるメーカー魂

 今回は、朝日新書「ポテトチップスと日本人」から、「なぜ、日本ではこんなにもポテトチップスが好まれているのか?」を読み解いてみました。
著者の稲田豊史さんは、こう答えています。

エビデンスがないついでに言っておこう。
おそらく日本人は、ポテトチップスが好きになったのではない。ポテトチップスメーカーの先人たちが、日本人をポテトチップス好きにしたのだ。

ポテトチップスと日本人 終わりにより

 濱田音四郎さんが、日本にポテトチップスの製法を輸入し、ライセンスフリーで普及してくれたこと。湖池屋とカルビーが互いにしのぎ合いながらも、日本人の生活様式の変化にあわせて、ポテトチップスを進化・多様化してくれたこと。そのメーカーの努力・工夫があってこそ、ポテトチップスが日本中で愛される国民食となり得たのです。

企業ごとに適した戦略は異なる

 とくに、2大メーカー 湖池屋 vs カルビーで、企業戦略が色濃く異なったという分析結果には関心させられました。ライバルの戦術に甘んじて追従するのではなく、良いところは取入れつつも、異なる戦略を立てて果敢にチャレンジしていく。そんな互いに切磋琢磨する姿がカッコいい。

 お菓子メーカーに限らず、組織の置かれた状況により、取るべき戦略は異なってくるということですね。そんなことを対話しながら、水曜日のモーニング読書会は2~5名の少人数開催という特徴を活かして、日曜日とは異なる読書会が合っているのではないかということに気づきました。

11/15(水)は「読書会つくる読書会」です

 ということで、水曜日のモーニング読書会として、「どんな読書会がいいのかなぁ~?」を本と対話で探してみることにします。題して、「読書会つくる読書会 ~本と対話で読書カイ?~」です!
 「読書会を開催したい」だけど、イメージしている読書会を作り上げるのに、何が必要なのかモヤモヤしている方。読書会をより面白くしてみたい方。読書会のヒントになる本を片手に、ぜひぜひ ご参加ください♪😸

今後の読書会開催予定

 モーニング読書会では、日曜と水曜の早朝 5:30~6:45 に様々なテーマで、オンライン読書会を継続開催しています。ご興味のあるテーマの回に気軽にご参加頂けますと幸いです。

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