変わりたいとき
「生まれ変わりたい」というのは人生のテーマのような気がする。
むしろ「生まれ変わりたくない」と思ったことはあまりない。やはりいつだって「生まれ変わりたい」と思っている。
「何を変えたいか」はその都度違うのだが、自分を変えたいと考えるのは極めて生理的な欲求なのだと思う。
だけど「自分を変える」なんてできないという事実にも気付いた。
何度も「変わりたい」が訪れて、「変われたとき」と「変われなかったとき」が横にズラッとコレクションされるぐらいには人間をやってきた。
結局、自分を変えたいなら「環境を変える」しかないのだ。ていうかそれ以外に変わった記憶が無い。
どこまでいっても僕たちは環境によって、他人を救いもすれば殺しもする。挑戦もするし諦めもする。
人間性なんて環境の副産物でしかないのかもしれない。
住む場所、摂るもの、仕事、付き合う人間。
簡単に変えられない環境もあるが、簡単に変えられない環境ほど効果はデカイ。
現実的な範囲で変えられるものを少しずつ変えていけば、「良いっぽい」ものに近づけていけば、状態もかなり「良いっぽい」ものに変わる。
考え方や収入や体型なんかも変わる。そして自分が変わる。
変わった先に何があるのか分からないし、変わったことで何ができるのかの方が重要かとも思う。
人間変われば様々なものが変わっていく。前あったものをキープできなくなりもする。それでも「変わりたい」というひとは途絶えない。
やり方が分からないときは環境を変えるといい。もう強制的に、自分が変わってしまうので。
そういやあしたは急遽ERAでライブします。19時ぐらいから。
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