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今就活を頑張っている学生へ僕なりのアドバイス

どうも、拓矢です。

2023年もあっという間に5月になり、
待ちに待っていたGWも終わってしまいました。

そんな中、大学4年生や大学院2年生、
大学に進学しない高校生たちのほとんどは就職活動に励んでいることでしょう。

今回は、転職経験もある社会人5年目の僕が
就活について「就活する際に注意してほしいこと」、
「意識した方がいいこと」の二つに分けて説明していこうと思います。

1.就活する際に注意してほしいこと

①待遇やイベントばかりに目を向けない


 どうせ働くなら、明るく楽しく、元気に働きたいですよね。
 そんな気持ちがあって説明会の資料で和気あいあいとした写真を見ると、
 「この会社で働きたい!」って気持ちになる。分かります。
 しかし、待遇やイベントを志望理由にしてしまうと、
 まともな企業なら、確実にエントリーシートや面接で落とすでしょう。
 企業は、社員とともに弊社の発展と利益の拡大に貢献してくれる優秀な人
 
を求めています。
 明るいことに目を向けるのもいいですが、仕事内容、働き方に着目
 「この企業は自分に合っているのか、自分が成長できるのか、やりたい仕 
 事ができるのか」
を分析するほうが一番大事であり、重要です。

②大手ばかりに目を向けない


 いわゆる「大手病」ってやつですね。
 確かに大手企業に勤めれば、綺麗なオフィスで働けるし、給料もいいし、
 研修も充実していて、福利厚生が良かったりと、中小企業と比べると
 その部分は本当に破格です。
 ちなみに私も新卒時代は大手に行きたい気持ちは強くあったのですが、
   エントリーシートや適性検査で面接させてもらうこともなく全部落とされ
 ていました(泣)

 しかし、そんな大手企業にもデメリットが私視点ではありますが、
 2つあります。実体験に基づいて説明します。

1,仕事にやりがいを感じづらい
  社会人1年目に客先常駐として、
  大手IT企業で務めた経験があるのですが、
  僕が配属されたシステムの開発部署は、

  商談・導入チーム、
  開発チーム、
  システムサポートチーム、
  テストチーム

  といったように、役割が細かく細分化されていました。
  実際働いてみると、扱っているシステムの全体像がつかめず
  1年間何を作っているのかがわからない状態でした。
  そのため、仕事のやりがいとか、達成感を、
  ほとんど感じませんでした。

  この話がほぼすべての大手企業に通ずるかは定かではありませんが、
専門性を磨きたい、仕事にやりがいや達成感を感じたい人は
  上流工程から下流工程までを少人数でこなしていく
  中小企業の方が向いている
かもしれません。
  その分大変ではありますが(;^_^A

2,転勤が多い
  これも実体験なのですが、
  僕の父は、大手通信業の会社で働いています。
  僕がまだ幼稚園~小学生の頃は
      2~3年単位で転勤で引っ越すことが多かったです。
  住んだ場所は順番に
  神奈川、佐賀、長崎、千葉、福岡です。
  現在は中学に上がって福岡に来て以降、ずっと福岡にいます。

  このように、規模の大きな企業(全国に多くの支店がある企業)は
  数年単位で転勤になることが多く、これにより
①勤務地で仲良くなった人と疎遠になりやすい
  ②自己都合ではなく会社都合での異動なので、ストレスがたまりやすい

③家庭を持っている人は家族にも負担をかけてしまう
  といったことが起こりやすいです。

  中小企業でも、優良な会社はたくさんあります。
  いい企業を見つける上で大事なのは、自分が社会人としての市場価値を
  高めることができる環境なのかどうか
です。
新卒の場合は給料や福利厚生等の待遇面ばかりではなく、
  その企業で自分が具体的に活躍できるイメージが持てるか
を考えて、エントリーする企業を選択しましょう。

  大企業、中小企業の違いやメリットデメリットについてさらに詳しく
   知りたい方は以下に詳しい記事を貼るので参考にしてみてください。 


③求人票の内容は何度も読んで確認する


 当たり前だと思うかもしれませんが、
 入社した時に求人票に書いてあったことを見落として入社して
 後悔したなんて人も少なからずいると思います。
 例)・週休2日制って記載があったのに土曜出勤がある
   ・年収400万と記載があったが、この数字は賞与との合計で
    除いた年収は340万だった 等
 求人票って、いいことばかり大きく見せて割と細かいところに
 大事なことが書いてあったりします

 入社を決める場合、求人票の内容や労働条件のわからない部分は
 必ず採用担当者に聞いてから決める
ようにしましょう。

④企業はあなた自身を成長させてはくれない


 「研修体制が充実している」、「資格取得奨励制度がある」
 などといったことを志望理由で使う人がいると思いますが、
 それだけで終わっていませんか?
 これを使う際、それだけだと理由としては不十分です。
 なぜなら、「この人は、環境を与えないと行動しなさそうな人だな」と
 採用担当者に思われてしまう
からです。
 理由として使う上で何が必要かというと、
自分が自発的に物事を考え、行動する人間であることをアピールする
 ことです。
 これを付け加えることで、
社会人として成長したい気持ちがあるから、研修が充実している弊社を
 選んでくれたんだ
と相手に前向きな印象を与えてくれます。
 企業が求める人物像の多くは、コミュニケーション能力だけがある人
  ではなく、自己解決能力がある人を一番求めています。
 こういう人を求めているからこそ、企業は学生に自己PRや学生時代に
 力を入れたことを聞いて、その学生に自己解決能力を秘めているのかを
 探っている
のでしょう。というか間違いなくそれでしょう。
新卒採用というのはポテンシャル採用なのですから。

⑤自分のことについて嘘をつかない


 これも当たり前すぎることですね。
 これを行なって幸いに内定をもらってそこに入社したら、
 自分の能力が企業の能力に伴わなくてついていけず、
自分としても企業としても大きな損をしてしまいかねません。
 (とはいえ、よほどの演技力と言語能力がない限り、嘘をついてることは
 採用担当者はすぐに見抜けると思います。なぜなら、いろんな人と面接し  
   てきているので)
 人によって合う企業、合わない企業はあります。
自分にとって合う企業に巡り合うためには嘘をつかないことは絶対です。
 そのためにも、ありのままの自分を面接でアピールしていきましょう。

⑥SPIのような適性検査の勉強にはあまり力を入れない


 就職試験にはSPIやCAB、GABといった適性検査があり、
 その対策テキストも書籍で売ってあります。
 どんな形で出題されるのかを知ったり、出題形式に慣れる目的でやるのは  
 いいですが、受験勉強のように必死になって勉強するべきではないです。
 なぜなら、適性検査には性格検査も含まれており、試験の点数が良かった 
 からといって通過できるわけでもなく、試験があまり良くなかったか
 らと言って通過できないとも限らない
からです。
  (さすがに0点とかひどすぎる点数だと通過はできないと思いますが)
 僕の新卒での就活の経験なのですが、適性試験が思った以上に良くなくて
 落ち込んでいた翌日にその企業から通過の連絡があり、面接に進めること
 ができた経験があります。
 企業がどういう風に適性検査の合否を決めているのかは企業のみぞ知る  
 という感じです。
 なので、適性検査の対策はほどほどにするべきだと思います。

2.意識した方がいいこと

①自己分析と職種研究はじっくり行う

 


  自己分析は、自分がどういうタイプの人で、どういうことが得意不得意な
  のかを把握
することで、自分に合った職種に行きつくことができるので
    必須です。
  職種研究は、自分の能力や性格上、どの仕事が向いているのかを分析する
 ことができる
ため、これも必須です。
 業界研究や企業研究も同じくらい重要ですが、自分に向いた職種に絞り込
 むことで、この二つをより効率よく行えるのではないかとおもったので、
 自己分析と職種研究を挙げました。
 就活における調査のやり方としては
自己分析→職種研究→業界研究→企業研究
 の順番でやったほうがいいかなと思います。

②友人や他人と内定数を争わない、比べない


 他人や友人が内定をいくつもらっているのか、気になりますよね。
 わかります。僕も周りが内定いくつとれているのか気になってよく
 聞いたりしてました。無い内定だったので友人たちが2,3社以上内定持
 ってると知ったときはいつも、こう考えていました。
「俺は社会から見たらお荷物なんだ。あぁ、タヒにたい、、、」

 僕みたいに、無意識に他人と比べて劣等感を感じてしまう人は他人の内定
 数を聞くのは絶対にやめる
ことを強くお勧めします。
 これをしてしまうと、就活のモチベージョンが下がってしまい、
 数か月経っても未だに内定が取れないという悪循環に陥りやすいです。

 そもそも内定数が多いというのは、あくまで選択肢が多いというだけで
 あって、人の優秀さを表すものではありません。

 たとえ、就活始めてから終わるまでの数か月、1社しか内定がなかった
 としても、その1社が自分に合う企業だったりするし、
 4~5社の内定先のうち、選んだ1社が実はブラック企業だったなんてこと 
 もあります。
 要は何が言いたいのかというと

どれだけ内定していようが最終的に入社する企業は1社だけであり、
 その企業が本当に自分に合っているのかは入社してみないとわからない

ということです。
内定がないというのは、自分にピッタリな企業にまだ出会えてないだけ
 あって、社会不適合者とか無能なんかではありません。
 もっと広い目で見れば、あなたを求めている企業は絶対にあります。
 ただ、無い内定なのが準備不足であることが原因の可能性もあるので、
 落ちてしまったら反省と改善は必ずしましょう。
 そのうえで、他人や友人の就活状況については気にしないようにしま
 しょう。

③落ちてしまったら、合わなかったんだと思って次へ進む



 「面接で質問されたことを正しく答え、面接官に対しても好印象だった。
 だから絶対受かった。」
 と思う瞬間はあります。
 しかし、それでも落とされることはあります。
 ショックすぎてもはや人間不信になりそうですよね。
 でも、採用担当者は内心あなたが嫌いだから落としたわけではありま
 せん。
前の見出しで述べたように、人によって合う企業、合わない企業は必ず
 あります。
その企業の求める人物像に合わなかっただけですし、それに合わないから
 といってさすがに嫌な顔とかするのは学生に失礼ですからね。
 もし落ちてしまったら、
「この企業で働いても、私は損するんだろうな。」
 「私を取らないなんて、見る目がないね。」

 みたいなことを考えて次へ進んでください。

④【SE職志望の方】SESかそれ以外なのかは要チェック


  ここはSE職志望の方は見てほしいのですが、
  技術職は働き方として主に
  ・自社開発
  ・受託開発
  ・無期雇用派遣(アウトソーシング)
  ・SES(客先常駐)  ※無期雇用派遣とほぼ同じようなもの
  ・フリーランス などがあります。

  ここでは、個人的に新卒にお勧めしない無期雇用派遣にスポットをあて
  て過去に技術派遣会社に勤めていた経験をもとに説明していきます。

  僕がその会社に入社して1か月の導入研修を行ったあと、
  C言語の技術研修が行われたのですが、市販で売られた参考書を使って
  各自学習するといったまるで不毛な研修
でした。
  一人一人に派遣先候補の詳細な資料が渡されるのですが、
C言語とは全く違う言語が求められている社員が大勢いましたし、
同僚がいないところに新卒社員一人派遣されるといった人もいました。
  ※僕の派遣先が求められている言語はC#でした。

  早い人では5月の初めから派遣先で働き、派遣先が決まっていない人は
  決まるまでずっと不毛な技術研修を行い続けるという感じでした。

僕は6月初めに大手企業に入社し、契約を切られる2月末まで在籍してい
  ました。
作業内容は基本的にシステムの動作確認が多く、基本的に仕事は、
「はい、あとはよろしく」みたいな感じで任されていました。
半年たっても、自分は何を作る仕事をしているのかが全く分からず、
  まるで会社のお荷物みたいな感じでしたね。
  派遣切りになったあと、次の派遣先が決まるまでまた不毛な研修を行っ
  ていました。研修が充実しているといったことに惹かれて入ったのです
  が、全部自分で準備して自分でやれって感じでした。ほんとにがっかり
  でした。この時期はコロナ渦の到来期だったため、不安定な派遣社員で
  い続けることに大きな不安を感じ
て転職活動を行い、自社に開発体制が
  あって、育成もしっかりしている現在の会社に転職しました。

  だらだらと派遣社員時代の経験を書いてしまったのですが、
  結局何が言いたいのかというと、
・新卒なのに一人で派遣されることがある
  ・新卒が派遣社員として働くと、簡単な仕事ばかりしか振られず、
   SEとして十分なスキルを得られないまま年数を過ごしてしまう
      ・景気に大きく左右されやすいため、悪い時は最悪何か月も仕事がない
   なんてこともあり得る
というように、
十分なスキルアップを図れず、自分のキャリアを傷つけてしまう可能性
  がある
ということです。正直、上に挙げた内容以外にもいろいろあって
  きりがないくらいです。

  派遣会社は人を派遣して派遣社員が働いた分だけ利益を得る仕組みにな
  っているので、新卒を大量に雇って適当にどこか派遣させて一定の利
  益を得ようとしているように見受けられます。(真相はわからない)
  成長できるかは派遣先や同僚に依存しやすく、育成環境なんてほぼない
  に等しいです。

  今後のキャリアを傷つけてしまうことにならないためにも、
エントリーする企業が派遣(客先常駐)なのかそうでないのかどうかは求
  人票やネットなどで確認すべき
です。  
  もちろんメリットデメリットを分かったうえで派遣会社やSESに入社を
  希望する人も少なからずいるとは思うのですが、
  それでも僕は新卒生がその企業に入社するのは強く否定します。
入社するなら、専門的スキルを身に着けやすい自社開発100%の企業が
  一番おすすめ
です。

  自社開発やSESなどSEの業務形態についてもっと詳しく知りたい方は、
  以下に記事を貼りましたので、参考にしてみてください。

https://ap-shinagawa.com/indefinite-employment-dispatch-only-disadvantages/

↑無期雇用派遣についての記事


⑤週に1日くらいは就活のことは何も考えず、自由な時間を過ごす


 これはまじめな性格な人ほど必ずやってください。
 毎日毎日、就活ばかりしていると精神的に壊れやすくなったり、周りが見
 えなくなったりして
、結果に結びつかなくなりやすいです。
 一度リラックスすることで、心に余裕ができ、冷静に客観的に自分を見つ
 めるようになる
ので、自己PRやガクチカなどのネタが思いつきやすくなり
 ます。
 最低でも週に1日くらい友人とどこかに出かけたり、好きな漫画やアニ
 メを見たりしてリラックスする日を作りましょう。 

3.最後に

いかがでしたでしょうか。
正直伝えたいことがありすぎてキリがないので、これだけは伝えたい思ったことを自分なりにピックアップして挙げました。
今後もどこかで就活に関して何か挙げていこうと思います。
この記事を見た就活中の人が少しでも役に立ったと思っていただけたら幸いです。
就活生の成功と明るい未来を心からお祈りしています。

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