02.応援席で叫び続けた大学4年間。それでも諦めなかった
https://youtu.be/ZA0u7hBBY54
(大学サッカーの応援風景 メガホン片手に誰よりも叫んだ)
時にはアフロ姿で🦱(探してみてね)
それでは今日も投稿します。
・大学入学
今日は自分の大学サッカー生活について語ろうと思う。
まずはサッカーの強いところでプレーしたい、且つ保健体育の高校教員免許を取れる大学に、という思いを持ち指定校推薦で高校3年の時に関西大学人間健康学部に入学が決まった。
ちょうどその頃、NHKの大学サッカーの特集をしていたのを見ていた。それはインカレ(大学サッカーの全国大会)の特集だった。
思わず声を上げて驚いた。
そう、入学を決めた関西大学が大学サッカー日本一に輝いていたのだ。しかもその決勝戦で決勝ゴールを決めたのが途中出場をした大学1年生の選手だった。
優勝した大学に行くのか、という楽しみな気持ちよりも、無名高校から飛び込む不安の気持ちの方が大きかったのを覚えている。
・サッカー部入部志願
そして入学前の3月の後半にサッカー部の入部志願に大学へ行った。
そこで告げられたのが、“少し遅いから4月の入部説明会に来てくれ”との事だった。
その頃スポーツ推薦で入部を決めた選手(新入生)は既に練習に混じっていた。
ネットで調べていたし、前々から個人的に知っていた選手(世代別日本代表選手)がズラリといた。
4月の一般入部志願者の説明会にはザッと30人はいた。
“入部ができるかわからないが練習に来てボール拾いをしてくれ”
そこから意地でも入部すると決め、朝の練習、授業終わりの練習でボール拾いの毎日だ。
勿論、それに嫌気がさし入部前に断念する選手が半分くらいいた。
5月、6月と一人づつ入部が決まる選手も居たが僕は入部できなかった。3ヶ月耐えた。
親父に“俺、サッカー続けられないかも”と弱音を吐いた。友人にも相談した。もう少し粘ろう。
7月の中頃、監督から“明日から練習には入れ”と。どこかでホッとした。
いつの間にか入る事が目標のように思っていた自分がいた。
練習初日いきなり監督から怒鳴られた。
・サッカー部での活動
1年生の初めての大会、新人戦(1〜2年生の大会)。チーム一丸となり決勝までコマを進めた。決勝戦、スタンドには沢山の応援が駆けつけてくれた。
その歓声の中での自分の先制点は今も忘れられない。チームは逆転負けで準優勝。
でも凄く充実した大会となった。
2年生には下のカテゴリーではあったがリーグ戦( I リーグ)にも出させてもらい、また新人戦では3位になるも個人は得点ランキングトップに。
3年生の後半頃からは今後の進路について考えていかないといけない時期がやってきた。
自分は[プロのサッカー選手になりたい]という想いを常に持ち続けていた。
が、実際この段階で関西大学のトップチームに入ることも無いままでいた。いつも応援席でトップチームの応援。
それでも悔しい気持ちを押し殺して必死に応援をした。
同期の選手がゴールを決めると泣きそうになるくらい悔しかった。それをバネにした。
・人生の分岐点
そんな時、大学3年と4年の先輩とで、将来サッカーで飯を食いたい選手たちだけで集まりがあった。そこには20人いた。
自分以外、全員トップチームにいる選手もしくは絡む選手たちだった。
正直に書く。自分はこの時気持ちの8割は、“俺は場違いなのか”“ここでトップチームにいれないのに…..この先は…….”と感じていた。
残りの2割程度は“そんなの関係ないよな。”という感情だった。
この日のことは鮮明に覚えている。ここで逃げなくて本当に良かったと。
そして大学4年生になった。監督から“就職活動をしろ”と。
この続きは次回にしようと思う。VAMOS!!
たくむ
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