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大学での4年間〜サークル〜

今日は4年間でお世話になったサークルについて振り返ってみようと思う。

※画像はモザイクたっぷりです。楽しそうな雰囲気だけ伝われば。

部活とサークルのどちらにするか

入学して最初に新歓というイベントがある。ここでは色んなサークルや部活を体験したり、先輩方とご飯を食べてお話することができる。
僕は入学する前から高校で始めたバレーボールしかするつもりはなかったので、バレーサークル(3つ、4つ程)とバレー部の新歓にお邪魔した。

最初に所属したのはバレー部だった。高校では必死にバレーボールをやっていたので、サークルのような(言葉を選ばなければ)遊び感覚のバレーボールがとても苦手だったからだ。

バレー部の練習はバレーボールをしている!という実感を持ててとても楽しかった。筋トレも初めて本格的にしたし、練習は高校の時とは比べ物にならないくらい練られていて、自分が上達する未来が見えた。これだけやれば上手くなるだろうという感じだった。

でも、数回練習に行った後、ふと練習中にこんなことを考えてしまった。「自分は大学4年間バレーボールをして、結局何がしたいんだろうか。何をしているんだろうか。」
胸の中がざわざわして止まらなかったのを覚えている。

こんな風に考えてしまったのにはいくつか理由が考えられる。
1つはとてもプライベートな話なので、ここでは伏せておく。
2つ目は圧倒的な力の差を感じたからだ。先輩たちは(色んな意味で)とても大きく、とても上手い。自分が数年後ここまで上手くなれている自信がなかった。同期も先輩も上手い人はもちろん中学や小学校からバレーボールをしている人が多かったし、指導者もいない高校から始めた自分には到底太刀打ちできる気がしなかった。

これらの理由からつい練習中にあんなことを考えてしまったんだと思う。
たぶんこれ以上続けていたらバレーボールが嫌いになっていたかもしれない。そして、精神的に病んできた途端、身体にも影響が出た。ちょうど右手親指の靭帯が緩んでしまってろくにバレーボールができない体になったのだ。これをきっかけにバレー部は辞めることにした。ほんの数週間の出来事だった。

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サークル生活

バレー部をやめたものの、やっぱりバレーボールは大好きで、続けたいのでバレーサークルに入ることにした。中途半端な時期だったのに受け入れてくれた2つのバレーサークルの先輩方に感謝しかない。

最初の頃は大変だった。先ほど言った通り、勝ちにこだわってバレーボールをしてきたので、サークルのバレーに慣れるまで時間がかかった。ツンツンしていた時期もあり、たくさん同期や先輩に迷惑をかけたと思う。それでも温かく見守ってくれた先輩方、同期と、本当に素敵なサークルに恵まれた。

そして気付けば、サークルを心から楽しめるようになっていた。サークルメンバーとの仲が深まっていくにつれて、どんどん自分の居場所として確立していった。

サークルにはサークルの楽しみ方がある。ようやく気付くことができた。

今でも新歓期になるとバレーボール経験者でツンツンしている人が毎年数人いる。そういう人たちを見ているとまるで昔の自分を見ているようで懐かしい気持ちになったり、先輩方にはこんな風に映っていたのかと申し訳なくなったりする。

何にせよ今振り返ると懐かしい話だ。

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新しいサークル

大学2年生になると、バレーボールに加え何か新しいことをやりたいという思いが芽生えた。この頃は大学の授業もほとんどなく、勉強せずに遊んでばかりいた時期だ。

そこで新歓期に、同じような考えを持っていた友達といくつかサークルを回った。いくつか見て回った後、候補としてダイビングかソフトバレーボールの2択が挙がった。

ダイビングはとても面白そうでライセンスも取りたかったので合宿に行った。しかし、サークルの雰囲気に友達も自分も馴染むことができず、辞めることにした。

そして、もう一方のソフトバレーボールのサークルに入ることにした。またバレーボールか!と思うかもしれないが、ソフトバレーと普通のバレーは結構違う。バレーボール経験者だからできるって訳でもなく、初心者だからできないって訳でもない。むしろ硬いボールに慣れていない初心者の方が上達が早い部分もあったする。革のバレーのネットは243cmに対して、ソフトバレーは200cmとかなりネットが低く、最初の頃は舐めていたが、やってみるとなかなか思い通りにいかない。一見簡単そうだけど、奥が深くて面白いスポーツだ。

何事も一回やってみることって大事だなぁとつくづく思う。

未だにヘタクソなソフトバレー。早く上手くなりたい〜。

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3年生になって

3年生になると、何か意識の高いことをしたいなと思い、また新歓期に色んな意識の高い団体の話を聞いて回った。しかし、3年生からやれそうなことはほとんどなく、また、興味の沸いた団体はなかったので、特に収穫はなかった。

そんな時、学科のガイダンスで工学部の3年生から2年間所属できる団体があることを知った。それが丁友会(ていゆうかい)だった。

僕はこの団体でリーダーシップを経験してみたいと思い、友人なしの1人で突っ込むことにした。そして1年後の4年生の時には会の代表を任されるほどになった。

とても貴重な2年間を過ごすことができた。

愚痴っぽくなった記事だけど、ここに思ったことを書いている。

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引退

さて、4年生の3月となった今、サークルも卒業である。

結局僕はソフトバレーを含め3つのバレーサークルに所属していた。
3つも入る意味はないと思われがちだが、とても意味あることだと僕は思う。

複数のサークルに入るメリット・デメリットをまとめておく。
(メリット)
まず3つもサークルに入っていれば、ふとバレーボールをしたくなった時にどこかしらの練習があったりする。サークルなので部活と違い練習に対する縛りがないので、行きたい時に自由に行くことができる。
そして何より人脈が広がった。同じ大学の人以外に他大の人との繋がりもでき、色々な価値観や経験に触れられたことはとても価値あることだと思う。
(デメリット)
複数サークルに所属するデメリットを挙げるとすると、まずはサークル費が多くかかることだ。ここはアルバイトを頑張ってどうにかするしかない。
そして、最大のデメリットは一部のサークルに偏ってしまうことだ。つまり先に仲良くなったサークルの方に行きがちで、そうでないサークルにはほとんど行かなくなってしまう。これは本当に勿体無かったと思う。

最近、ほとんど行かなくなってしまっていたサークルに何度か行く機会があった。するとやっぱりそのサークルも楽しいし、もっと練習に行っていたらもっと楽しいんだろうなと思った。

最後に

サークルにはそれぞれ特徴がある。自分が所属している3つのサークルも一長一短だ。バレーボールを真剣にするところもあれば、しないところもある。お酒をよく飲むところもあれば、ほとんど飲まないところもある。先輩後輩の上下関係がしっかりしているところもあれば、していないところもある。こういった違いがよく見えるから、複数サークルに入ることを僕はオススメしたい。たまたま僕は3つとも所属し続けたけど、違うなと思ったら辞めればいい。

僕は(3つの内の)1つのサークルには誰よりも関わってきたと言える自信があるし、誰よりも楽しんできたと言える自信がある。やっぱりたまに行くよりもずっと関わっていく方が楽しい。自分にとってもプラスだし、サークルにとってもプラスになる。

これから大学生活を始めて、サークルに入ろうと考えている人にはぜひ全力でそのサークルと関わってもらいたい。
必ず4年後にはそうして良かったと思えるから。

サークルでの出会いや思い出は自分の財産であり、それはきっと卒業した後も残り続けるものだと思う。


最高の4年間をありがとうございました。

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