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"V字回復の虎" の カレーうどん屋に行って、虎のコンサルの凄さを実感した話

こんにちは!
今回も前回に引き続き、2週連続で"令和の虎"絡みの話題です!

今回は実際に "令和の虎" でALLになった志願者のお店に行ってみた!企画です。ぜひ最後までお付き合いください!!

Ⅰ V字回復の虎について

 先日 令和の虎 に出演し、見事完全ALLを達成した玉森さんという方が営む大阪高槻市のカレーうどん屋さんに行ってみました。

大阪の高槻にあります

この玉森さんは当初 令和の虎にて完全ALLを成し遂げ、投資を受けて、この店舗をオープンすることができました。
しかしながらその後、業績は上がらず、毎月赤字状態。ついには負債が600万円になります。

撤退を考え始めたところ、V字回復の虎という企画でトリアイナグループの三浦会長がコンサルとして入り、玉森さんと一緒に再建をしていくことになりました。

この企画が結構すごくて、三浦会長がどんどん店舗運営にダメ出ししたり、アドバイスをしていくのですが、三浦会長の発言の一つ一つが我々のような全サラリーマンへのアドバイスとも言える深い内容ばかりで非常に勉強になるんです。これは営業マンや店舗ビジネスをされてる方は絶対みた方がいいコンテンツです。

Ⅱ 私が気づいた 仕掛け 3選

これからは私が行ってみて、実際に気付いた施策を紹介していきます。

1 店前に令和の虎の看板があり、注目を集める

今現在、若者(20~30代)の中で令和の虎は超人気のコンテンツです。
店前に店名ではなくて、令和の虎を思い切って出すのは非常に効果的だと思います。令和の虎で 玉森さんの回を見てない人でも、「え?令和の虎でALLになった店なん?」と気になって調べてしまうからです。

また私のように余所者がこの令虎カレーうどんを食べにくることもあると思いますが、その際にみんなこの旗を写真撮っていきます。結果として、令和の虎を知らない近隣住民の方も「え?これそんなに有名なん?」と疑問に感じ、調べてから認知するという凄い宣伝効果になってるのではないでしょうか。

ちなみに店の入り口には、令和の虎の虎たちからのメッセージがありました、元武田塾の塾長で現在はフランチャイズチャンネルで有名な林社長の寄せ書きもありました!これも写真を撮っているお客さんがたくさんいましたね。

2 SNSにアップしたくなる虎のカレーうどん

入店して、席に座ると、目の前にこの宣伝が!

もちろんこれを頼みます。

1日10食限定 令虎カレーうどん

令和の虎の "虎" をイメージしたカレーうどん
これはみんなSNSにアップしたがるんじゃないでしょうか。

"令和の虎の看板→虎たちの寄せ書き→令虎カレーうどん" と来た人がSNSにアップしたくなるような仕掛けがたくさんあり、それによってUGC(User Generated Contents)が生成され、どんどんいろんな人に拡散されていくという正のスパイラルを作り出してるのかと思いました!

3 目の前に現れるコンテンツが次回来店の導線に

そしてご飯を食べる席に着くと、目の前に現れるのがこちらです。

右から順番に
右側:アイスをすすめることによって客単価向上。
真ん中:1日10食限定のカツ丼。マジで美味しそう。今後はこれ食べに来ようって気持ちになります。
左側:ラインアカウントにより、お客様との接点をもち、次回の来店につなげる。

ちなみにラインアカウントで友達追加したら、シャーベット無料券がいただけました。

Ⅲ 感想

今回はただただ玉森さんのカレーうどんが美味しいという噂を聞きつけて、食べに来たつもりでしたが、想像以上に勉強になることが多く、意義ある高槻訪問になりました。

おそらくですが、三浦会長はお客様の心理を考えて、
"このような気持ちでお店に入店してきて、カレーうどん食べたらこういう気持ちになって、帰り際はこういう感情になっている" という顧客体験の設計を徹底して行っているのではないかと感じました。

例えば、"わざわざ遠方から高槻にきた令虎ファンは令虎グッズがあれば喜ぶ" とか "カレーうどんの後は冷たいデザートがほしくなる" とか 想像力を膨らませて 1つ1つの顧客体験を設計していると思います。

これは我々の営業の場面でも流用できることだと考えていまして、
どういう気持ちでお客様がショールームに来店して、
商談中どういう気持ちで話を聞いていて、
最後帰る時にはどういう感情になっているのか、

というところを考えて、
顧客体験の設計を意識してもいいのかなと思いました。

めちゃくちゃいい勉強になったし、カレーうどんも美味しかったので、
皆さんもぜひ行ってみてください。


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