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好かれる人になるには「心」が大切【#好かれる人#読書感想文】(毎日更新119日目)

みなさん人から好かれたいですよね?

認めてもらいたいし、自分に関心をもってもらいたいし、自分の話を一生懸命聴いてもらいたいはずです。

世の中、若者から中高年にいたるまで、ほんとにたくさんの人が
「好かれる人になりたいのになれない」と悩んでいるそうです。

ほとんどの人が自分の中に寂しさや孤独をかかえて生きているんですね。

そういった意味ではみんな同じです。

そんなみんなの悩みを解消するためのヒントがつまった本。

今日はテレホン人生相談でおなじみの加藤諦三さんの著書『好かれる人〜「現実の自分」で生きる』を読んだ感想文を書いていきます。


本書の概要

誰もが「好かれる人になりたい」と思っている。
そのために自分を偽り、言いたいことを言えずにいることも多い。
しかし、偽りの自分で好かれたとしても、人は幸せにはなれない。
本書では、好かれることと幸せであることが同じような意味において、好かれる人を考える。
完璧な人間になれば好かれるはずであり、自分が好かれないのは弱点があるからだ、と思ってはいないだろうか。
しかし、弱点があっても、好かれる人にはなれる。
ではいったい、人は、どんな言動に触れたときに相手に好意を寄せるのか。
「好かれる人」と「嫌われる人」の違いは何か。具体例を挙げながら解き明かしていく。
「ありのままの自分」で「好かれる人」として生きてゆけるようになるヒントが詰まった、人間関係に悩む人、待望の一冊。
【引用:Amazon】

表面上で好かれるということではなく、しっかりと幸せを感じられるような好かれる人になるためのアドバイスのような内容です。

もう大事なことは↑の概要に書いてありますね。

・自分を偽らないこと
・完璧な人を目指さなくていい
・弱点があっても人は好かれる
・ありのままの自分でいること

好かれる人の特徴や重要なポイントを深い人間分析により解説してくれています。

感想

今日はぼくはうまく言葉が出てこない日なので簡単にいきますね。

本書で重要な部分と思われるところを抜粋しながらいきます。

人は相手の無意識に反応する
この言葉しょっちゅう出てきます。
すごい重要なポイントです。


人は相手の無意識に反応する
どういう意味か?
人はこっちの本心をしっかり感じ取ってしまうということです。
いくら言葉でいいことをいっても、その人のことを本心から好きではなかっったり嫌っていたり、敵意をもっていたとしたら、どんなに隠そうとしても雰囲気でバレてしまうんです。
声のトーンとか微妙な表情とかですかね。

だからなにが言いたいかというと
相手に好かれたければ自分の無意識、潜在意識、本心、心の底
そういったものに注意しなきゃいけないんです。
結局バレちゃうんだから

相手に好かれるには、相手に心からの関心をもつこと
相手を好きになること、本心で受け入れ認めること

そんなことできないよー
だれも心から好きな人なんていない
そんな人もいると思います
ぼくがそうです
そんな場合どうしたらいいか

まずは自分のことを自分でまず受け入れ、認め、関心をもち大切にして好きになること
それが第一優先なんです。
そこに努力をしなきゃいけない
まず自分
なぜかというと、自分自身にできないことは人にはできないんです。
自分のことが嫌いなのに人を本当に好きになることはできないんです、残念だけど。
それを自己受容は他者受容と比例するといいます。

ぼくもやってるけどこれがなかなか難しいし、目に見えないことだからわかりづらいんだけど

これが超大事なことになってきます。
自己受容ができてくると生きやすくなってくるはずなので、それが目安で自己受容が進んできているんだなあということがわかると思います。

人は相手の無意識に反応する

人に好かれるかどうかは無意識が非常に大きく影響している

隠してもムダだぜ、あなたの本心はバレてるぜ ってことです。

超重要です。


気になるワード

ここからは本書の気になるワードをぼくなりにわかりやすい言葉に変換して書きます。

「心に深刻な葛藤があると好かれようとしても好かれない」

「無意識に敵意や憎しみがあれば好かれることはない」

「人のために自分を犠牲にする人は好かれない、自分を犠牲にすると自分の魅力がなくなってしまい捨てられる」

「劣等感や妬みで苦しんでいるなら、それは自分の心理的成長で解決する」

「自分の心の葛藤に気を取られていると、目の前の相手に関心をはらう余裕がない→好かれない」

「自分を偽ってつきあうと相手を心の中で憎むことになる」

「ありのままの自分でいることによって好かれていると感じられなければ好かれても意味がない、幸せは感じられない」

「ありのままの自分で好かれるように努力をすること」

「陰気さはその人の無意識を表している」

「相手に誠実な関心を寄せられるような人間になろうと努力をすることが大事」

「ナルシシストは自分にしか関心がない、自分が好かれること、認められること、褒められることにしか関心がない、それでは好かれない」

「ナルシシストをやめること」

「自分の気持ちを大切にしている人は他人の気持ちを汲み取り大切にできるので好かれる」

「自分を認めている人は他人を認めることができる→他人を認めることで他人から好かれる」

「コミュニケーションして好かれるためには高い自己評価が重要」

「弱点があっても人は好かれる、しかし自分の弱点を過剰に意識する人は好かれない」

「自己蔑視している人は自分の弱点を過剰に意識する、不美人で自分の美しくない部分に意識をとらわれている人は好かれない、自分の良いところに目を向けること」

**どうでしょう、なんか引っかかる言葉はありましたか?

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いろいろポイントはありましたが

加藤諦三さん的な好かれる人になる結論は

「相手を心から大切にできるようになれば好かれる」

ということです。

なんかこれだけみると身も蓋もない感じがしないでもないですが

まぎれもない真実だと思います。

そんな人になるような努力をしようということなんです。

その努力とはまた話が戻ってしまいますが、自分を大切にして受け入れる努力から始めることですね。

自己否定やコンプレックスが強い人には、自分を受け入れるってどうすりゃいいの? それができなくて困ってんだよって思うかもしれないですね。

そんな人にはこの本も読んでみるといいかも

紹介した本はすべてKindleUnlimitedなら読み放題なので、会員の方はぜひどうぞ

最後に個人的な書評

加藤諦三さんの本はぼくは何冊も読んでいますが正直、学者さんが書いてる本って感じであんまり読みやすくはないと感じています。

あまり具体的なアクションが書いてないのも加藤諦三さんの本の特徴ですね。

ひたすらに、これはこうだ、これはこうだと息もつかせず指摘していくだけです。
人によっては、じゃあどうすりゃいいのよって思う人もいるのではないかな。

でも良いところは、自分のことを理解するのに役立つということです。

悩んでいる人の心理的、行動的な特徴をたくさん挙げてくれるので、自分に当てはまるやつが見つかるんです。

「あーおれまさしくこれだわ」っていうやつが

それが見つかると自分の悩みを解決する突破口になります。

困るのが悩みがあるんだけど、どうしたらいいのかわからないという状態が一番やっかいなわけです。

どうしてそうなるかというと、自分の状態や悩みをしっかり言語化できないからなんです。

でも加藤諦三さんの本で自分の悩みを言語として認識できるようになるので、自分の悩みに対処する方法も探しやすくなるんですね。

ググッって対処法を探すことができるようになる。

そこがとっても良いところだと思っています。

なので、みなさんも加藤諦三さんの本を読んで自己理解に役立ててみてくださいね。

というわけで『好かれる人』の感想文はそんな感じです。

それでは今日はこのへんで

またあした。

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