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結果を手放し自分のど真ん中で生きる【卒業生取材】

POOLOとは、株式会社TABIPPOが運営する、世の中を豊かにする「ニューノーマルトラベラー」を育てるオンラインスクールです。

「共に学び、共に遊び、共に創る」を行動指針に、多様な仲間と共に豊かさについて考え、人生をアップデートする8ヶ月間。豪華講師陣の講義や仲間との対話、チーム活動を通して、長期的な視点で自己と世界を豊かにするライフデザインを定めていきます。

今回は、POOLO2期卒業生で、「本当の自分と向き合う余白をつくる」を軸に、現在リトリートやゲストハウスの立ち上げなどを行っている五十嵐裕麻さん(以下、ゆまさん)にインタビューをさせていただきました。


一緒に何かを作り上げる仲間との出会い

POOLOで見つけた仲間たち(PLIGHTSメンバー)

「POOLOに入ったのは、一緒に何かを作り上げる仲間が欲しかったのが一番大きな理由です」

当時のゆまさんは、自分と向き合える時間を持つことのできる合宿(以下、リトリート)をやりたいって思ってたが、何から始めていいのかわからず、まずは同じ思いを持った仲間を見つけたいと考えていました。自分と価値観が合いそうな人がいるコミュニティに入ることで仲間を見つけたいと思い入ったのがPOOLOだったそう。

そんな期待を持って入ったPOOLOで、コーチングサービスを提供するチーム「POLIGHTS」を仲間と共に発足させます。

最初はコーチングをやっているメンバーで学びの共有がメイン。そこから学ぶだけでなく、実践もしていきたいと考え、POOLO2期向けにワークショップや個別コーチングを提供し始めます。

POOLOメンバーにPOLIGHTSでワークショップを実施

「みんなが応援してくれる雰囲気があって、やりたいことを実践しやすい場があったのが有り難かったですね」

仲間と一緒に何かを作り上げる経験ができたと共に、その行動を応援してくれるコミュニティの存在が大きかったそうです。

仲間との対話の積み重ねが背中を押した

POOLOメンバーで合宿

そんなゆまさんにPOOLOってどんな場所なのかと尋ねると、「刺激と安心をくれる場所」と答えます。

POOLOには様々なバックグラウンドを持った人たちがいます。そんな仲間と対話をする中で、今まで自分にはなかった選択肢や考えを知れる刺激がある。
また、同じことに違和感を持っていたり、迷ってる人がいることで自分だけじゃないという安心感にもつながったといいます。

「たくさんの人と話す機会があって、話しながら自分の考えを整理できたり、他の人の考えを知ることができました。その中で徐々に、新しいことにチャレンジしたい想いが強くなってきたんです」

仕事を辞め、気仙沼へ

ゆまさんはPOOLOに参加していた期間、仕事を辞めるかどうか悩んでいました。好きでやりがいもある仕事。だけれど、一度きりの人生と考えたときに、本当にこの選択がベストなのか決断ができないでいました。

最後の一押しとなったのは「一度抱いた違和感は消えない」という株式会社TABIPPO代表のしみなおさんの言葉。
それまで色んな人と話し、自分と向き合う時間を積み重ねていたことで、その言葉がスッと腑に落ちた。その瞬間に仕事を辞めることを決めたのだといいます。

自分を豊かにするための大きな決断。刺激と安心をくれるPOOLOの仲間たちがそっと背中を押してくれたのです。

自分のど真ん中で生きるということ

初期のPOOLO向けリトリート

ゆまさんにはPOOLO期間中にもうひとつ始めた活動がありました。

POOLOに入る際にやってみたいと思っていたリトリートです。

POOLOと並行して参加していたコーチング養成講座のメンバーに対して実施する機会があったのがリトリートのはじまり。SNSにリトリートの様子を投稿したところ、現在一緒にリトリートを行っている相方が投稿に興味を持ってくれ、そこから2人で一緒に行うようになります。

「リトリートが終わったあと、みんな元気になって帰っていくんです。その様子を見て、POOLO向けにもリトリートを行うようになりました。今も続いていて、26回くらい開催しています」

現在は始めてから2年半くらい。今後も引き続きやっていきたいことの1つだといいます。
そんなゆまさんが開催しているリトリートは、POOLOでは期を超えて多くの人が参加してくれています。こういった期を超えた人とのつながりもPOOLOの魅力のひとつです。

POOLO向けリトリートでの一枚

「リトリートをやっていく中で、ど真ん中のことをやるってこういうことだなと思うようになりました。自分の本当にやりたい気持ちに素直に、ずっと継続していけることだなって」

現在、別の仕事でも自分と向き合う機会を提供しているゆまさん。色んな人と話す中で、自分の人生を考える時間をとったことがない人があまりにも多いのだといいます。

「人生一度きりで自分の人生なのだから、どう生きたいかを見つめ直すのはすごい大事だなと感じています」

生きることに必死になりすぎて、豊かに生きることがどうしても抜け落ちてしまう。1回そこから距離を取って、自分ってどうしたいんだっけ?って考えられる余白を作りたい。

これが仕事を辞め見つけたゆまさんのど真ん中なのです。

手放すことで気づいた余白の大事さ

気仙沼で感じた余白の時間

仕事を辞め、ご縁もあり宮城県気仙沼市に移住したゆまさん。
気仙沼での日々は、今までの人生では体験したことがないくらいに、心と時間に余白を作り、自分の人生としっかり向き合う時間となります。

「1人だと不安で余白をすぐに埋めたくなっちゃうけれど、気仙沼にいた時は周りに余白を遊べる人たちがいた。その人達の力を借りて、自分の中で余白を埋めないようにしてました。余白ができると自分の心に正直になれて、自分の深いところの声が聞ける。そして、いろんな選択肢が入ってくるんです」

気仙沼での生活を経て、余白の大事さを実感したのです。

「余白の中からでしか、人は豊かに生きれないと思っています。余白があるから、自分の本当の声を聞くことができる。何をしたいかや、自分がどういうことにワクワクするか、どういうことに違和感を覚えるのかがわかるんです」

気仙沼ゲストハウスでの1枚

余白の大切さを実感したゆまさんは、気仙沼で出会った仲間と共にゲストハウスを立ち上げました。

コンセプトは「余白を生み、余白から生み出す暮らし」

余白をつくり、色んな生き方の人に出会って、出会いの中からゆっくりと自分の人生を考えられる場所。このゲストハウスが色んな人の転機になっています。

自分の人生とゆっくり向き合える場所

湯河原に立ち上げ予定の「SLOW HOUSE @yugawara」

そして現在、ゆまさんは気仙沼を離れ、湯河原にゲストハウスを作ろうとしています。
根本にある想いは変わりません。

「自分の人生とゆっくり向き合える場所を作りたい」

この世の中には違和感を抱えている人が大勢います。その違和感は今の時代に合ってないだけで、未来を作っていく新しい価値観になり得る。

「違和感を持ちつつも、先に進めない人たちの背中を押していきたいんです。自分の中で違和感持っていたり、世の中側の都合に合わせてお金稼がないけない、この年齢までにこれはしないとダメだ、みたいな焦りや不安から選択しちゃう人っていると思うんです。その違和感を取っ払った先で、本当は何がしたいのかに向き合い、正直に進んでほしい。結局それがその人のど真ん中で生きるってことだと思うんです」

自分と向き合った上で、ど真ん中で生きる選択をする。進む速度を少しだけでも早めることのできる場所にしていく。そんなゆまさんの熱い想いを感じます。

余白とど真ん中がキーワード

リトリートで感じた余白

話を聞く中で、「余白」「ど真ん中」という言葉を何度も聞きました。

ゆまさんが行っているリトリートや立ち上げるゲストハウスもこの「余白」「ど真ん中」を体現したものになっています。

「リトリートでも、ゲストハウスの生活でも、ただただ目の前に起こったことに面白がりながら対応していく時間が好きなんです。それが人間らしいなって思っていて。つまり、その時の自分の心の向く方向にただ従うような過ごし方。そこには余白があって、その余白の中で自分の大事にしているど真ん中に気づける時間になると思っています」

ゆまさんが大事にしている「余白」と「ど真ん中」を考える上で、もうひとつ大事なことは、結果を手放すこと
POOLOで出会った仲間がいて、対話を重ねることで仕事を手放すことができたことが大きいといいます。手放すことで「余白」が生まれ、仲間と一緒に「ど真ん中」の活動を始めることができたのです。

POOLOは仲間と出会い、自分の人生を加速させる場所

ひとりで自分に向き合うのはとても大変で、何かを手放し、新しい道に踏み出す決断はとても難しい。けれど、POOLOにはたくさんの仲間がいて、本気で自分という人間と向き合ってくれる人たちがいる。

POOLOで仲間と出会い、仕事を手放すことで、自分のやりたいことへ歩みを進めていったゆまさん。

POOLOは仲間と出会い、自分の人生を加速させる場所

自分が行動した先にどんな結果が待っていても、行動したことがいちばん大事なのです。自分の人生を加速させたい人は是非一歩踏み出していてほしい。POOLOでの仲間との出会いが、あなたの人生を加速させてくれるはずだから。

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