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クラウドファンディングで先払い支援が多かったお店に共通する一つのこと

こんばんは。
倉敷の美観地区で『株式会社行雲』という会社をやっている犬養といいます。

弊社の『美観堂』というお店では、4月から5月にかけて、コロナで苦しんでいる美観地区のお店さんたちと一緒にクラウドファンディングをしていました。

美観地区とその近辺のおよそ35軒のお店にご参加いただいたクラウドファンディングでした。

リターン品を作りづらい飲食店と宿のために作った、先払いの「みらい券」

このクラウドファンディング、メーカーや小売店さんだとリターンはそのモノ自体です。
備前焼のマグとか、フルーツゼリーとか。

ただそれがしづらい美観地区の飲食店と宿については、先払いでご支援をいただく「美観地区みらい券」というものを発行していました。

その先払いでのご支援の結果を見て、支援が集まるお店に完全に共通する点があったので、共有しようと思います。

ちなみにこのデータ、現在このクラウドファンディングにご参加いただいたお店さん向けに報告会を開催中でして、そこでも共有しているものです。
でも他にも興味がある方もいるかと思い、このnoteでも記しておきます。

先払いでの支援が多かったお店、ベスト3

今回のクラウドファンディングで、先払いでのご支援が特に多かったのが、以下の三つのお店でした。

・ジャズ喫茶『アヴェニュウ』
・バー『サロン・ド・リックス』
・海鮮問屋『かたつむり』

ちなみにクラウドファンディングを取りまとめた『美観堂』として、それぞれのお店を紹介したnoteもありますので、どういうお店かより詳しく知りたい方は、こちらも読んでみてもらえると嬉しいです。

どれも素敵なお店です。

共通点は「地元の人に愛され、通われていること」

これらのお店の共通点は、もうシンプルに「地元の人に愛され、通われていること」なんですよね。

ジャズ喫茶『アヴェニュウ』さんは、1968年の創業以来、倉敷のジャズ文化を支えてきた老舗。

日本のカクテルアワードで最優秀カクテルを受賞した『サロン・ド・リックス』さんも、観光客よりも地元のリピーターさんたちが通う名店。

『かたつむり』さんは、美観地区の中ではなく商店街の方にあり、その人柄から女将さんのファンや女将さん自身の繋がりが多いお店。

以上の点、当たり前といえば当たり前のことかもしれません。

ただ、観光客が多く、観光業の側面が強い美観地区のお店が並ぶ中だと、こういうシンプルな原理がより際立って見えました。

観光業が学ばなければいけないところはたくさんある

コロナ以降、地元の方に観光をしてもらうマイクロツーリズムなどの言葉も頻出するようになりました。

うちの会社も、美観地区の中ではだいぶ観光業という側面が強いので、こうした「地元の方のファンが多いお店」のことは尊敬するばかりです。

以下は5月に僕が書いたnoteなんですが、この中でも書いた「地域の魅力をその地域の人に伝える」ということはこれからもっと力を入れていかなければいけないなと改めて思っています。

たくさんの人に価値を伝えることも大事ですが、誰かの人生のより深いところに刺さることも大事ですよね。

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これを書いた僕のTwitterです。
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