世の中に情報が増えるほど、「自分」のことが見えない人が増える
どんなに情報を摂取するよりも、一番大事なのは自分のことをちゃんと理解することだと思っています。
自分のことを世界で最も分かっているべきなのは自分なので。
世の中に情報や良いコンテンツがありすぎ問題
今日、木村石鹸の社長さんが漏らしていたツイート。
ほんとその通りだと思うんですよね。
ほんと、インターネットの普及とともに情報が加速度的に増えたってだけでなく、最近はとても良質なコンテンツも増えてるよなあと感じます。
僕もうちの会社のスタッフに「情報と知識はまじで大事。めっちゃ摂った方がいいよ〜」とよく言ってるわけですが。
でも今日はそれとは反対側の話をします。
自分を見つめるのが苦手な人が多くなってるのでは
情報が増えてくると、周りのことを見る時間ばかり増えちゃうんですよね。
でもそれによって、自分のことを見るのが苦手になっている人をよく見かけます。
少し前に僕もこんなツイートをしていました。
「自分のことを見るのが苦手」という状態、具体的には例えばこういうことが挙げられます。
・自分の体調の変化に気がつかない
・自分の感情の原因が何なのかわからない
・世の中にある価値観をそのまま受け入れている
・何かを「やりたい」と思ってもその奥にある動機がわからない
有効なのは、一人で思索する時間をもつこと
「自分のことを見るのが苦手」という人のためのトレーニングとしては、周りの情報や人間関係から孤立した時間をつくることから始めたらいいんじゃないでしょうか。
情報や人に触れっぱなしだから、自分のことを見ようとしなくなっているのだと思います。
まずは、孤独な時間を作るようにすること。
その次のステップとして、こういう一日の振り返りもいいかもしれません。
最終的には、「ただ一人でいる」ということ自体ではなく、そこで「思索する」というステップが必要なんだとは思います。
「思索」とは、秩序立てて考えを進めること。物の道理をたどって考えていくこと。
きっと「今の自分はなんでこういう自分なのか」ということを、時間をかけてたどって考えていくのがいいんじゃないでしょうか。
それは人生史みたいなスパンの話も含まれますが、もっと近い話で「今なんとなく気分が沈んでるのは何が引っかかってるんだろう」ということを探る、とかもです。
自分を知ると、生きるのがラクになる
なんでこんなことをくどくど書いてるかというと、自分のことを知ると、絶対に本人がラクになるからです。
僕がこういう系のツイートをちょくちょくしてるのは、この話にとても興味があり、大事だと思っているからなんでしょうね。
というわけで、情報がとても多い時代ですが、それよりも自分を知ることを優先した方がいいんじゃないかなと思っている、という話でした。
僕はうちの会社の中では、それが苦手な人たちにずっと一対一でコーチングしてきてるんだな…と我ながら最近気づきました。
うちの会社の人でなくても、「自分のことをもうちょっと分かりたい」という方、僕でよかったらコーチングで手伝います。
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