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【エストニア】ワーキングホリデービザの取得方法を解説!【海外留学】

こんにちは。
たくびーんです。

20代で会社員をやめて2023年4月からワーキングホリデービザを使い、
エストニア移住を始めました。
エストニアでの暮らしや英語学習について発信していきます。

今回のテーマはエストニアのワーキングホリデービザ(以下、ワーホリビザ)の取得方法です。
私がワーホリビザを取得した2023年4月時点での情報を記載します。
ビザ取得までの大まかな流れは以下のとおりです。

滞在費用の確保→必要書類の準備(すべて紙で印刷する)→駐日エストニア大使館で対面の面談(英語)→ビザ発行

駐日エストニア大使館のウェブサイト

エストニアのワーホリビザについて

エストニアのワーホリビザの申請フォーム


そもそもワーホリとは?
18歳から30歳(一部30歳未満の国もある)の日本国民なら日本とワーキングホリデー協定を結んだ外国に
1~2年(国によって異なる)の滞在許可が下り、その間に就学、旅行、就労と生活することが許されている制度です。
ワーホリを使うのは学生のイメージがあるかもしれませんが、30歳までの日本国民なら申請が可能です。

ワーホリの年齢一覧と申請期限

ビザの申請に必要な準備物は以下のとおりです。
私はすべて自分で手配しましたのでこれをご覧になっている方もご自身で手配できます。私でも手配できましたので安心してください。


①ビザ申請書

下記の駐日エストニア大使館のウェブサイト上の入力フォームからぽちぽち入力します。
言語はエストニア語、英語、ロシア語の3つのみです。

おそらく多くの日本人の方が英語を選ぶことになると思います。
「え、英語の申請フォームに入力するの無理・・・」という方は私も同じなので、ブラウザをgoogle chromeにしてgoogle翻訳の拡張機能でウェブブラウザ全体を自動翻訳してしまいましょう。
入力項目によっては若干ニュアンスの違いで ん? みたいな翻訳表現もありますが、その場合は翻訳を英語に戻して英単語を辞書アプリ等で再翻訳してみましょう。
入力フォームは全部で13ページありますのでやや根気が必要ですがページびっしりに入力というわけではないのでコツコツやっていけばいつか終わります。

申請書の入力はすべての書類がそろった段階で進めることをおすすめします。
パスポート番号、ビザの希望有効期間(私の場合は飛行機の到着日に合わせ最大の365日)、滞在予定地の情報等を入力する必要があります。

②パスポート

私は大学生の頃に有効期限10年のパスポートを取得していたのでワーホリのタイミングで手配する必要はありませんでした。
パスポートの有効期限は5年でも10年でもどちらもで良いそうです。
ただ、ビザ用の空白のページが2ページ以上必要とのことです(海外旅行に行きまくって入出国のスタンプびっしりの人以外は無視してOKです)。

③行きの飛行機のチケット(帰りの分は不要)

私は大阪の関西国際空港→フィンランドのヘルシンキ→エストニアのタリンという行程で入国しました。
関空→フィンランドは飛行機、フィンランド→エストニアはフェリーで移動する予定だったのでどちらのチケットも手配しました。

航空券はSkyscannerというアプリで航空券を調べましたが良さげなフライトがなかったのでJALのウェブサイトから関空→フィンランドの直行便を予約しました。
ちなみに、日本からフィンランドは一番近いヨーロッパと言われていて、速ければフライト8,9時間程度で到着するようです。
ただ、私の場合はロシア領土の上空を迂回したためか13時間ほどかかりました。

※Skyscannerは出発地と目的地と日程を入力すると各航空会社から様々なプランを提案してくれるサイトです。

私はフライトを予約したのが割と直前ということもあって航空券代はやや高くつきました。。
LCC(格安航空)で乗り継ぎして安く抑えようかなとも思ったのですが、初めてのワーホリ海外移住ということもあって荷物もそれなりにありましたので、心配だったのが、乗り継ぎで複数の航空会社をまたぐがゆえに荷物がトランジットの国で置き去りにされたり、受託手荷物の重さ制限を航空会社ごとに計算するのが面倒だったので、お金で解決した次第です。
所感としては、不安なストレスをお金で解決して良かったと思っています。

ちなみに、ネット上では帰りの飛行機のチケットも必要という記事を見かけますが私の場合は不要でした。
ただ、帰りの飛行機のチケットを買えるだけの十分な資金の証明は必要なのかもしれません(銀行の残高証明も提出する)。

フィンランド→エストニアの移動に使ったフェリー会社のウェブサイトも載せておきます。


④最初の滞在先の証明書(ホテルの領収書等)

エストニアに入国して以降、まずはどこに滞在するかはざっと以下のパターンがあると思います。

4-1)いきなり物件に入居する
4-2)ホストファミリーにお世話になる
4-3)一定期間ホテル住まい

(1)、(2)の場合は現地担当者とのメールのやりとりの履歴を提出すれば良いと思います(私はこのパターンではないので大使館にご確認をお願いします)。
私は(3)のパターンで、エストニアの安宿を1週間分だけ予約してその領収書(アプリ内からダウンロードできる)を提出しました。

ホテルの予約はagodaというアプリを普段は使っています。
ここは好みなのでAgodaでなくてもHostelworldでもBooking.comでもなんでも良いと思います。

最低何泊分であれば許可が下りる等は確認しておりませんので、不安な方は必要に応じて大使館に確認されるのが良いと思います。

⑤証明写真

サイズ35×45の証明写真(マイナンバーカードサイズ)が1枚必要です。運転免許証サイズよりもやや大きいです。
きちんとした証明写真機で撮影する必要はなく、私は背景が白い壁をバックに、Tシャツ姿の状態でスマホで撮影した写真をセブンレイブンでプリントアウトしたものを使いました。この方が安価です(たしか250円)。

この証明写真は上述の②のビザ申請書を最終的に印刷したものに自分で貼り付けるために必要です。
セブンのマルチコピー機で証明写真4枚出てきますのでいずれにせよ予備はあります。

⑥海外旅行保険の証明書

大使館のウェブサイトには「最初の予定滞在期間が終了するまで、ビザの有効期間中の病気や怪我による費用をカバーする有効な健康保険契約」と書かれていますが、どの保険会社もワーホリ用のパッケージ商品があるのでそれに申し込むと良いと思います。
私はウェブサイトで価格を比較して、一番安いプランに加入しました(一応相見積もりも取りました)。

手続きはすべてネットで完結するものを選びましたので費用はクレジットカード精算、証明書も即日発行という感じでした。
参考までに私が使った保険会社を載せておきます。

ヨーロッパの1年間のプランで16.6万円ほどでした。
保険会社によって価格はかなり変動しますのでご自身が安心できる価格のプランに加入するのが良いと思います。
(ちなみに私は今まで20か国を旅行しましたが保険の補償を使ったことはありません。)

なお、ネット上では30,000ユーロ(約450万円)がカバーできる保険に加入すること等の情報がありますが、私の節約パッケージプランでさえ3,000万円の治療保証がありますのでこのあたりの金額もほぼほぼ問題なくカバーできるのではと考えます。

⑦銀行の残高証明書(英字)

大使館の方にメールで問い合わせたところ特定の残高が要求されるということはないそうです。
エストニアにワーホリした人の中で100万円ほどでビザを取得した人もいるそうです(私はもうちょっと貯めました)。

私は住信SBI銀行をメインで使っていて、そのアプリから残高証明書(英字)をダウンロードしました。
当初はワーホリ費用をゆうちょ銀行に貯金していたのですが残高証明書の発行に費用と時間がかかるということで、ゆうちょ銀行から住信SBI銀行に貯金を送金して住信SBI銀行で手続きを進めました。
なお、住信SBI銀行はネットバンクで、送金、証明書の発行は無料です。最初から住信SBI銀行に貯金しておけばよかったと思いました。。

⑧エストニアでの計画とビザを申請する理由を記載した書類(フリーフォーマット)

大使館の方曰く、フォーマットに指定がないということなので、私はMacbookを使っていることもありPages(ワード)のアプリを使いました。文章量も指定はありませんので私は1枚弱くらいの分量で提出しました(面接時にここからある程度質問を受けます)。
もちろん英字です。
Windows派の人はWordでもGoogleドキュメントでも良いと思います。

⑨その他、注意事項

9-1)コロナの影響
9-2)エストニア語は必要か
9-3)ワーホリを申請するタイミング
9-4)ビザ取得の費用
9-5)ビザの発給数の上限
9-6)スマホのSIMフリー化

9-1)ビザ申請のタイミング的にコロナの懸念がややありましたので、特定の国や地域からの入国に関しては自主隔離等の制限があるのではと思い、念の為大使館のご担当者にメールでコロナに関する制限を確認しました。
返事としては、「とくに何も制限ないからあなたのタイミングでビザ申請してね」という内容でした。

9-2)エストニア語は話せなくてもOKです。私はエストニアに入国するまで挨拶の言葉すら知りませんでした(汗)

9-3)ビザの申請は目安としてワーホリ出発の1か月前までに完了しておくことをおすすめします。
ただ、大使館からはビザの申請は出発の2〜3週間前に承ると言われます。
私は3月20日に駐日エストニア大使館(東京都渋谷区)で面接し(この日までにすべての準備書類を揃えておく)、4月20日に日本を出発しました。
面接後、大使館がビザを発行するまでに1〜2週間程度かかると言われます。

9-4)ビザ取得費用は大使館のウェブサイトには100ユーロとありましたが私はとくに費用の請求はされませんでした(無料)。他の国はどうなんでしょう・・・。

9-5)ビザの発給数の上限について、エストニアのワーホリビザの年間発給数には上限がありません。他のオーストラリア、カナダ、イギリス等はビザの発給数に上限がありますので、抽選に漏れた場合はその年のワーホリができない、、という可能性もあります。
こういった点では発給数に上限がないのはとても嬉しいですね。

9-6)スマホをSIMフリーにしておくことをおすすめします
ドコモのahamoであれば入国後15日間は海外データローミングで20GBの高速データ通信が可能(日本滞在時の月額利用料に込み)ですが、以降は低速通信になりLINEがかろうじてできて、YouTubeやGooglemapはほぼ使えない状態になります。15日経過後、日本に一時帰国しない限り高速通信が復活することはありません。

したがってエストニアでSIMを購入(もしくは契約)することになると思いますがスマホのSIMロックがかかっているとエストニアのSIMが起動しません。SIMロックの解除方法について参考になりそうなウェブサイトを以下に載せておきます。

エストニアで私が購入したSIMについて過去にnote記事を書きましたのでこちらもご参考までに載せておきます。

「私のスマホってSIMロックかかってるのかな、、?」という方へ。
ドコモ、ソフトバンク、auのショップでスマホを購入された場合はSIMロックがかかっている可能性が高いです。
一方で、Appleやメルカリでスマホを購入された方はSIMロックが解除されています(かかっていない)。

⑩おわりに

ここまで長文を読んでいただいてありがとうございます。
ビザが発行されるまでに飛行機代や海外旅行保険代など持ち出しが多く、「これでビザが発行されなかったらどうしよう、、」と思っていましたが、大使館での面談はおしゃべりとちょっとした確認程度で、面談の結果でビザが不合格になるということはなさそうです。
私はスピーキングも全くダメなので気持ちを込めて単語を発していたらなんとなく伝わったようです。
大使は日本語もしゃべられますが面談中は英語の一点張りです。

本記事が将来エストニアへワーホリを考えているあなたの助けになれば幸いです。

その他、私で力になれそうなことがあればお気軽にコメントかインスタにDMください。
可能な範囲でお答えいたします。

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これからも随時記事を更新していきますので次回の記事も読んでいただけますと幸いです。
引き続きよろしくお願いいたします。

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