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【海外留学】語学学校の是非を考える【振り返り】

こんにちは。
たくびーんです。

20代で会社員をやめて2023年4月からワーキングホリデービザを使い、
エストニア移住を始めました。
エストニアでの暮らしや英語学習について発信していきます。

今回のテーマは海外留学した時の語学学校の是非です。
海外の語学学校って実際どんな感じ?という方向けに、私がエストニアで英語の語学学校に通い、1か月のコースが修了しましたのでその振り返りをかねて記事をかきます。
本記事は英語ネイティブでない国で英語の語学学校に通った所感をまとめています。

私がエストニアで語学学校をどのように決めたかは以下の記事でまとめています。


①前提

前提として、日本生まれ日本育ちで外国に住んだことがなく、日常会話で英語を使う機会がほとんどなく、英語という言語が遠い人、小中高(大)の学校で一般的な英語教育を受けた人(英語の理解度は問わない)という立場での所感です。

*授業スタイル
語学学校といっても日本の学校のように教室内に机と椅子があって先生が前に立って一方的に授業をし、生徒はノートにひたすらメモをする・・・というスタイルではありません(今の日本の授業がこのスタイルでなかったらすみません、、)。

私が通った学校では、椅子の手すりのところに小さな机があり、その椅子が教室内に半円状に並べられており、生徒同士がお互いの顔が見えるような配置になっていました。
授業スタイルは先生が前にたってホワイトボートや大きなディスプレイにパソコンの資料を投影して、その内容に関して生徒が発言したり、各自のスマホでQRコードを読み取り、ゲームをして得点を競うといったスタイルでした。
たまにプリントが配られて問題を解くような授業もありました。

日本の授業のように先生に当てられた1人の生徒がみんなの前で意見を発表させられるということはありません。
英語の理解度については、クラス全員が同じようなレベルであるようにクラス分けがされていますが、とはいっても理解度にはばらつきがあるようでした。

②通う期間

2−1)2週間〜3か月程度が良いかも?
2-2)1日あたりの授業のコマ数にもよる

2−1)語学学校に通う期間は2週間〜3か月程度が良いかもしれません(私は1か月通った)。
私の場合は授業のスタイルに慣れるのに2週間くらいかかりました。授業はすべて英語で行われて日本語でのフォローはありません。授業中はずっとリスニングをしている感覚です。
さらに問題の出題方法も日本とは異なっているようで、まずそもそもの授業スタイルに慣れるのにやや時間がかかりました。

後述の1日あたりの授業のコマ数や発言への投下時間にもよると思いますが私が受けた授業のイメージでは最長でも3か月程度で十分かな?と思いましたのである程度の期間で区切るのが良いと思います。

2-2)1日あたりの授業のコマ数にもよる
私のケースですと1日90分1コマの授業でした。
英語が好きで英語での会話を切望している人には物足りないかもしれませんが、英語が苦手の私からすると1日あたりで耐えられる時間の限界だったように思います。

もっとも、1日英語漬けの環境で過ごしたい人(集中タイプ)は9時〜15時のようなクラスに入学すると良いと思います。
私は細く長く続けたいタイプの人間ですので、1日1コマでよかったと思います(最初は集中タイプのコースがいいなと思いましたが、実際に体験してみると考えは変わりました)。

③メリット

3-1)外国人の友達を作りやすい環境
3-2)通うということで強制力を発動

3-1)学校に通うことで現地の外国人の友達を作りやすい(授業内容が工夫されている)と感じました。
授業のスタイルは生徒同士、先生との会話がメインのワークショップが中心なので、一緒に授業を受けているメンバーと友好的な関係を築きやすいと思います。気が合えばSNSを交換するのも良いと思います。
私のクラスメートはみんなが友好的で閉鎖的な人はいませんでした(唯一私が閉鎖的だったかも汗)。
また、クラスメートにはエストニア人もいましたので、エストニアのこともいろいろ教えてもらいました。

3-2)学校に通うことで自分に強制力を発動させることができます。
自発的に机に向かって勉強するのが苦手、自分で勉強の時間を確保するのが苦手、という人は環境を変えるという強制力を発動させるのが良いと思います。学校に通うことはその選択肢として有用です。

④デメリット

4-1) 発言が苦手な人は受け身になるかも
4-2)人によっては授業内容が簡単かも

4-1)発言が少ないと受け身で授業に参加することになるかもしれません。
日本人は比較的おとなしく発言が比較的少ないように思います(日本の察する文化と諸外国の伝える文化の違い)。
周りの外国人が積極的に発言している姿を見て、発言が少ないと学校に来ている意味ある?という気持ちになるかもしれません。
私は気持ちが落ち込みかけましたが、「授業に出席しているだけで偉いよ」と自分で自分を褒めていました。
私は周りの人が簡単にできることでも時間がかかったりうまくできないタイプなので、人よりもたくさん時間を投下する必要があるのです。

4-2)人によっては授業内容が簡単に思えるかもしれません。
授業内容は中学、高校の内容をより実践的に行なっている印象でした。
とはいえ私は中学、高校レベルの英語が完璧というわけでは全くありませんので、とても役に立ちました。
英語が得意でセンター試験等でも高得点をとっていた人にとってはやや退屈に感じるかもしれません。それでもスピーキングのための環境にお金を払うことは価値があると私は思います。

⑤おわりに(結論)

結論として、語学学校に通う意味はあると考えます(自分の選択を正解にしたいというポジショントークかもしれませんが)。現地の友達が増えてモチベーションも上がります。100%日本人(ハーフやクォーターという意味でなく)でドメスティックな環境で育った私にとって外国人の友たちが増えるということはとても新鮮でありがたいことなのです。

私は語学学校での授業を振り返って得た一番の気づきは発言(発話)への投下時間が大事ということです。
私は授業全体を通して最も発言をしなかった生徒の一人だと思います。
それは日本人の感覚なのか、「正しい単語を正しい音で正しい文法で発言しなければ、、」という思いが心の中にあり、発言へのハードルがとても高かったのです。
英語学習者の方々はご存知のように、知識を頭に入れるだけではスピーキングは上手にならず、実際に声に出して練習をすることで上達します。
それは日本で一般的な英語教育を受けた結果、いったい何人の日本人が英語を喋れるようになったかを鑑みれば共感していただけると思います。
学校での発言が少なく、この気付きを得た私は学校の最終日にオンライン英会話に申し込みました。元々学校が終わったらオンライン英会話に申し込む予定でした。
オンライン英会話についても記事にまとめようと思いますのでぜひこちらもご一読ください。

ここまで読んでいただいてありがとうございます。
最後におまけトークも書いていますのでもしよかったらそちらも覗いてみてください。
この記事が少しでもエストニアにワーホリを考えている方の助けになれば幸いです。

その他、私で力になれそうなことがあればお気軽にコメントかインスタにDMください。
可能な範囲でお答えいたします。

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これからも随時記事を更新していきますので次回の記事も読んでいただけますと幸いです。
引き続きよろしくお願いいたします。

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(おまけトーク)
私が通った語学学校の生徒について、年齢層はバラバラで、最年少は19歳、最年長で48歳でした。ボリューム層は20代です。
国籍は、エストニア、ウクライナ、トルコ、ロシア、ベネズエラ、フィンランド、日本でした。トルコを除けばアジア人は私だけでしたのでとても新鮮な感覚でした。

授業の最終日は金曜日だったのですが、授業をせずにエストニアの街に繰り出してレストランの外のテラスでビールと食事をいただきました。
そこではお互いに気になっていることを聞いたり、それぞれの現状やこれからの計画を話し合う素敵な時間になりました。授業が終わったら解散、というただのクラスメートの関係ではなく、これからも定期的に会おうねという約束をしてその場を後にしました。

授業最終日の記念写真


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