見出し画像

【特別無料公開】日本で今日から親が子どもにできる4つのこと 〜NZの公立小学校に通うために〜

みなさん、こんにちは。
今日は「NZの公立小学校に通わせたい!」と思っている親御さんのために

今日から始められる教育移住の下準備について

具体的に私が使用した教材や実践例を挙げながらお話していきます。


今回お伝えする内容は…

**********************

1. 不安でいっぱいだった過去

2. 今日から親ができる4つのこと

3. 日本での下準備で最も大切なこと

**********************

では早速いってみましょう!


1. 不安でいっぱいだった過去

海外の小学校に子供を入れる。

それはきっと最初はまるで、

雲を掴むような話に思えるかもしれません。


もう10年以上前のお話になりますが

私もNew Zealandへ海外移住をして、

子供を現地の学校で学ばせると考えた時

正直に「本当にそんなことができるのだろうか?」と思いました。


・英語も十分にできないのに友達はできるのか?

・授業はついていけるのだろうか?

・小学校に通うのも初めてなのに急に<海外の学校>という新しい環境にうまくなじめるだろうか?


浮かんでくるのはそんな不安ばかりだったのを、

まるで昨日のことのように思い出します。


ご存じの方もいらっしゃると思いますが、

幼少期の留学は一歩間違うと、母語形成も第二外国語もままならない

「セミリンガル化」のリスクがあります。


昨今の親子留学ブームは喜ばしいことですが、

「セミリンガル化」の観点から

私は多少の危機感を持ちながら見ています。


でもNew Zeraland移住を目指すなら、

ほとんどの方が子どもを現地校に入れることになりますよね。


ではこうしたリスクを考えた上で、
子供をNZの公立小学校に入れたい場合、
日本国内でまず何をすべきでしょうか?

今回も自分自身の2人の子供たちを育てた経験

そして

これまでお目にかかった方々のご経験から

以下の4つのことをオススメします。

*******************
① 母語である日本語を固める
② 英語の音感になれる
③ 外国人への抵抗をなくす
④ 自主性を身につけさせる
*******************

ここからは一つ一つ、

私が使った教材や具体例も挙げながらお話していきますね。


2. 今日から親ができる4つのこと

① 母語である日本語を固める

急に当たり前のようなことをお話するのですが

まずはお子さんの母語の日本語を固めることがとても大切です。


現地校への入学時期にもよりますが、

母語が日本語になっている子供の場合、

その母語の定着の度合いが英語の伸びにも大きく影響します。


そのためちょっと矛盾して感じるかもしれませんが、

日本国内では無理に英会話教室などで学ばせるよりも、

まずは日本語をしっかり固めておくことをお勧めします。


絵本や本などを通して読書の力を伸ばし、

文字が書けるなら文を書く練習もしましょう。


しっかり相手の話を聞いて理解し、

自分の意見をきちんと言えるようにするのも、

とても大切なことです。


こうした取り組みを通して、

読む・書く・聞く・話すという、

言語の4技能の基礎が育まれていきます。


これを母語で固めたこととそうでない子では、

第2言語の習得力は大きく変わるものです。


うちは幼児教育をさせる代わりに、

意識して読み聞かせタイムを取りました。


実際に読んだ本は1000冊(!?)を超えていますが


たとえば

『もったいないばあさん (講談社の創作絵本) 』

『あさえとちいさいいもうと (こどものとも傑作集)』 

『おやすみなさい コッコさん (幼児絵本シリーズ) 』


など何度も何度も一緒に読みました。


おかげで子供はすっかり本好きになり、

これが移住後の英語学習を支えてくれました。


また子供としっかり話す時間も、

できる限り長く取るようにしました。


仕事、家事、育児と親は常に忙しいですよね。

「子供が言ってることって取るに足らないこと。」

そう思ってついつい聞き流すことが、

生活をしているとあっても不思議ではありません。


私も移住を考えるまでは、

そんな態度をとったこともありました。

今思うと反省しきりです。


でも親が時間を取って

しっかり向き合って子供と話すことで、

子供の聞く力や話す力は飛躍的に伸びていくのです。


そしてこのコミュニケーション能力は、

現地校での学びに最も大切なスキルと言っても、

過言ではないのです。


② 英語の音感になれる

「母語の重要性は分かったけれど、

そうは言ってもやっぱり英語も心配…。」


そう思った方がほとんどかもしれません。

そしてその気持ちもよく分かります。


そこでお勧めしたいのが、

手軽にできてとても効果的な方法である、

「英語への耳鳴らし」です。


私が移住を決めたときやったのは、

ディズニー英語のDVDをたくさん見せたこと。


今はYoutubeでたくさん英語のアニメもあるので、

そちらを利用するといいでしょう。


大切なのは「子供の英語」も聞かせること。

そして楽しみにながら聞かせることです。

親子で仲良く見ると共通の話題も増えて

尚良いかもしれないですね。


③ 外国人への抵抗をなくす

これは子供だけでなくもちろん英語を勉強してきた

我々、大人である親にも当てはまることでしょう。


ですが特に子供は初めての海外、日本語でない環境そして

初めての外国人で大人よりも経験値が少ないはず。


そう考えると

現地校に入って子供に外国人への抵抗があっても

全く不思議ではないのです。


東京や京都といった外国人が多いエリアならともかく、

日本にはまだまだ外国人は少ないのが現状です。


言語の違いはもちろんのこと、

髪や肌、目の色などが違う外国人といると

それだけで緊張する子もいます。


この対策に私が実際に試してきたのが

ホームスティの受け入れです。


うちにはアメリカ人の学生が不定期でステイしてくれました。

ですので、その人に子供と英語で遊んでもらうこともお願いしました。


意味など正確に分かっていなくても、

子供は体験の中で自然に英語を学ぶ、すごい力を持っています。


「英語の勉強をしよう」ではなく

自然に子供が吸収できる環境を、親が整えてあげることが大切です。


その中で子どもは自然に彼らに対する抵抗感をなくしていき、

スムーズに現地に溶け込めるようになる確率が高まります。


ホームスティは留学生を受け入れている大学や、

都道府県・市町村の役所に問い合わせてみましょう。


参考に一例をここにあげておきますね!

https://www.wys.gr.jp/receive/hostfamily/?gclid=Cj0KCQiAvc_xBRCYARIsAC5QT9mVHPY-Elq92I8fajRV2BWMrhVFoQjwR6wb7kdGEHghEGxtcun6PHsaAguiEALw_wcB

ホームステイでの経験だけでも1つの記事にできるので

ご要望が多ければまた次の機会に詳しくご紹介します。


④ 自主性を身につけさせる

New Zealandの学校で一番日本と違うところ。

それは子どもたち一人一人が、

自分の意思をしっかり持ち、主張すると言うこと。


また自分の得意なことや好きなことを自覚していて、

それをしっかり表に示すことです。


日本では先生のいうことをしっかり守る子が、

優等生として評価されがちですが、

こちらではそうしたことはありません。


逆に正時をも守るだけの消極的な生徒と、

マイナス評価されることすらあります。


そこで日本にいる時から、

自分の意見をはっきり言えるよう、

家庭で練習をしておきましょう。


この時大切なことは親が子供に指示を出しすぎず、

子供の気持ちをしっかり受け止めることです。


その上で子供が何をしたいのか、

どう思っているのかについて、

辛抱強く聞いてあげるようにしましょう。


私も日本にいた頃は

なかなか子供の話を聞けませんでした。


特にうまく説明できない時などは、

子供の言おうとすることを先取りして行ったり、

ひどい時は自分の意見に誘導したりもしました。


でもこうしてしまうこと子どもは、

自分の意見をいう機会を失ってしまいます。


そこで是非私のような「誘導会話」ではなく、

辛抱強く「自由会話」をしてくださいね。


たとえば、

子ども自身が好きなこと、

得意なことを一緒に探してあげて、

それを伸ばしておきましょう。


スポーツや楽器などなんでもいいのですが、

得意なことが1つでもあると

各段に現地で友達が作りやすくなります!


3. 日本での下準備で大切なこと


最後に日本での下準備で最も大事なことについて

お話しして締めくくりとしたいと思います。


日本でしておいた方がいい4つのことは

*********************

① 母語である日本語を固める
② 英語の音感になれる
③ 外国人への抵抗をなくす
④ 自主性を身につけさせる

*********************


でしたね。


どれも色んな教材や方法を試しながら

是非取り組んでみて欲しいのですが、


この4つに共通して一番大切なこと。


それはまず親自身が

移住後の生活のイメージをしっかり持ち

その上で上記の4つについて色んな方向性から

子供にアプローチしてあげることです。


数十年前と違って今は便利な世の中でです。

インターネットで海外についてかなりの情報が集められるようになりました。


そうした情報をうまく活用しながら、

現地の学校の様子などをなるべく詳しく調べましょう。


現地在住の人のブログなども参考になりますし、

YouTube等に動画もたくさん出ていますよね。


100人子供がいたら、100通りの個性、特性、こだわりがあります。


つまり親ができることは子供をよく観察した上で

そうした情報をうまく組み合わせながら、

今自分のお子さんに何をすべきかを考えることなのです。


そうは言ってもまだNZで教育移住をして、

それをネットに詳細に紹介している方は多くありません。

また古い情報ではなく最新の情報が

リアルタイムで欲しい方もいるでしょう。


そんな方々のために、

情報たっぷりののコンテンツが詰まった

NZコミュニティ(オンラインサロン)

をついに今月、開設予定です!


近日中にアナウンスしますので

お楽しみに!!!


私が移住をした11年前は、

インターネットは今ほど発達しておらず、

現地情報はほとんどまともに手に入りませんでした。


ですので、本などをたくさん読みあさり

今日お話した4つのことをできる限り行っていました。


今思えば本からの情報だったので

十分ではないこともたくさんありましたが、

それでも何とかなってきたのは

子供と十分な信頼関係を築けたからだと思っています。


このお話を聞いてくださっている皆さんには

私が経験したような大変な思いを極力避けられるよう

このNZコミュニティでこれまでのノウハウを

惜しみなくシェアしていきます。


移住や留学となると、

色々不安なことも多いと思います。


でもまず目の前のお子さんが不安にならないよう、

しっかりとお子さんと向き合って、

安心させてあげましょう。


そしてたくさんたくさんお子さんに対して、

深く大きな愛情を注いであげましょう。


NZコミュニティで同じ状況の人と

交流することで刺激しあい

励ましあいながら親子で成長していきましょう。


親が子供に愛情を注ぐこと

それがお子さんの自己肯定感を高め、

現地の学校に入って困難に直面した時、

お子さんを支える大きな力となります。


話が合うコミュニティで自分の経験を話すことで

親(自分自身)が試していることに自信がつき、

育児で余計な心配をせずにすむことも

多々あるはずなのです。


さていかがでしたでしょうか。

今回の記事が少しでもお役に立てたら幸いです。


<近日中に公式HPを公開予定>

画像1


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?