見出し画像

初めての市民マラソン大会🏃‍♀️💨

ぼくは30代後半で
健康面を意識するようになってきていた。
友人と健康について話をしていたら

「マラソンすごくいいよ!」
と言ってくれたのがきっかけで
走り始めるようになった。

普段ぼくが行っている健康ルーティン
・ジャーナリング
・筋トレ
・ストレッチ
・瞑想
だけだった。
精神・肉体両方をカバーできるように
こだわっていた。
ここにランニングを加えた。

2023年の12月から始めた。
最初は毎日3キロ走ることにした。

Apple Watchを今まで有効活用出来ていなかったので、ようやく役にたった。

走る時間帯を朝と夜で悩んだが
朝にすることにした。
そこから朝のルーティンを組み立て直した。

・4時に起床
・ジャーナリング
・観葉植物の水やり
・レモン白湯
・ランニング
・筋トレ
・ストレッチ
・10分瞑想
・ご飯を炊く
・シャワー
・朝ご飯
てな感じになった。

おすすめのご飯のお供教えてください

「朝を制する者は一日を制す!!」
スラムダンクのゴリの名言のような感じだが
心底そう思う。

スラムダンク 赤木剛憲の名言集

ランニングのモチベーションを保つために
まずは見た目から入った。
・ランニングウェア
・シューズ
・バンダナ

見た目から入る男
メイドインジャパン
かっちょいい
まずは知識を入れたいタイプの男です

まだ足りないと思い大会へエントリーした。
走る距離は10kmにした。
モチベーションを維持するには理由が必要だ。
これで全て整った。

なんやかんやあって
大会当日を迎えた。

ぼくは大会を舐めていた。
スロージョギングで景色を見ながら
楽しく完走しようとしていた。

その日は晴天中の晴天で曇天の真逆。
会場に着くと市民というより
明らかにベテラン勢ばかりだった。

こ、これはガチ勢だ!

「あじゃぱ」と心の中で叫んだ。
だがぼくはまだ遠足モードだった。

受付で
ゼッケンと記念Tシャツとおにぎり2つをもらい
ユニフォームに着替え
3年B組金八先生のOPに出てきそうな
綺麗な土手でおにぎり2つを貪った。
呑気に写真もとったりして、浮かれていた。

バクバク食べた
晴れ男の力を発揮

準備体操を済ませ
10秒前にスタートのカウントダウンが始まり
拍手と共にスタートを切った。

1週5kmのコースをぼくは2週する。
3kmの折り返し地点で給水所があった。
「いつもテレビや漫画で見ていたやつだ!」

かっこつけて少し口に水を含み。
飲み込むこともせずに雑草に向かって
霧吹きのように水を吹いた。
走りながら紙コップをもつことの難しさを
初めて知った。

水が揺れまくり口周りがべちゃべちゃになった。
腕裾でかっこつけて口をぬぐい
また笑顔で走りだす。

最初の5kmの段階ではまだ余裕だった。
1km平均タイム6分30秒ぐらいだった。

そのとき
ぼくは気づいていなかった。

寒さ対策として、パッチを2枚重ねで履いていた。
パッチとは女性でいうパンストのようなものだ。
そのことにより体の水分が蒸発するくらい
放出されきっていた。
上半身に関してもジャージを重ねていたので
さらなる大惨事となっていたのだ。

そのことに気づかずにまだ笑顔で走る。

2回目の給水所では水を一気に飲み干した。
給水が下手すぎて少し足踏みをしてしまい
ペースが狂う。

7kmをなんとか走り
残り3kmの時点で体力が底を尽きていた。
絶対歩くことだけはしたくなかったので
ドラえもんのシステムと同様に
3mだけ足を浮遊させて走りつづけた。

このシステムあったら自転車いらんくなる

残り200mの地点でゴールが見えたが
蜃気楼のように目の前が揺らめいていた。
なんとかゴールテープを切り
腕につけていた計測用のバンドを機械にかざす。

ゴール地点にある給水タンクから水を飲む。
直接タンクごと飲み干したいぐらいに
乾き切った体と喉。
医務室にいこうか迷うくらいフラフラとしながら水を流し込み。
完走証をもらうために簡易テントへ向かう。

記録はなんとも無残だった。
そこにはタイムと順位が記載されていた。

悔しい!!!

完走証を手に握りしめ
着替えるために個人テントへ向かう。
そこで改めて気付いたが
プールから上がったばりの水量を身に纏い
服を絞ると大量の水が垂れ落ち
体全身がビチョ濡れ状態だった。

そのまま着替えて
駅へ一人でトボトボ向かい家路についた。

一人って寂しいな

今まで味わったことのない達成感が全身に伝い
必ず次も出ようと思った。
体重計に乗ると3キロ痩せていた。

反省点もあり
充実感もあり
きつくもあり
色々あったがこれだけはハッキリと言える。

『出場してよかった』

一生涯の趣味が見つかった。
また今月大会がある。
現在も走り続けている。
距離を少しずつ伸ばしながら。

自己紹介(プロフィール)

『Kindle出版の経緯と挨拶』

『kindle unlimitedなら無料で読めます♬』

この記事が参加している募集

ランニング記録

サポートして頂きましたお金は、今後の活動費として使わせて頂きます🙇‍♂️鐘井ユウのnoteが、少しでもあなたのお役に立てれば幸いでございます☘️