たこわさ

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最近の記事

メンタルがやられた部下たちを守るために

私の部下の現状 最近、私の部下の多くがメンタルに問題を抱えている。誤解のないように言っておくが、彼らが私のもとでメンタルを壊したわけではない。彼らは他の課長のもとで様々なハラスメントを受けた結果、メンタルを病んでしまったのだ。その中には休職した者もいる。現在、全員が薬を飲みながら仕事をしている状況だ。 ハラスメントをした課長の影響 ハラスメントを行った課長のもとには、もう彼らを戻すことはできない。結果として、彼らは私のもとに来ることになる。しかし、ハラスメントをした側は

    • 理不尽な上司とお気に入りの部下:不平等な職場での対処法

      理不尽な職場の現状 まあ、どこにでもお気に入りの部下とそうじゃない部下はいると思うのだが、なかなか理不尽だなと思うことを今日は語ろうと思う。うちの上司が直接採用した中途採用の課長がいるのだが、私から見てそれなりに管理職として問題を抱えているようだった。 部下のマネジメント問題 その課長は、どうやら部下のマネジメントが苦手なようで、部下の仕事量の分配がうまくできず、部下から不満を抱かれたり、部下が潰れかけるまで気づかない。 そして結果として、マネジメントができない部分は

      • 心のデトックス方法:ノートに吐き出す効果

        ここんとこ、最近や過去にあった会社でのパワハラで悔しい思いをノートに綴ってきた。毎回心の中にもやもやしていたことを吐き出しているうちに、なんだか邪気が抜けたような感じになってきた。新しいハラスメントも、もはや記事のネタとして捉えるくらい楽観視できるようになってきた。こういうデトックス方法、本当に効果があるのだろうか? ここでは、嫌なことがあった時にノートに書いて心を整えたり、嫌な気持ちをなくしたりする代表的な方法をいくつかリストアップし、体験談を交えながら解説してみようと思

        • どうしようもない現実:パワハラ課長と無責任な部長の狭間で

          パワハラ課長との出会い 私の横のチームには、パワハラで有名な課長(A課長)がいました。彼の部下たちは次々にメンタル不調をきたし、自ら配置換えを願い出る者もいました。他の部署でもA課長の悪評は広まり、皆が警戒していました。 私も一度、まだ管理職ではなかった頃にA課長の下に着きました。その時の経験は、彼がいかに理不尽で気分屋かを示すものでした。 気分屋の課長との日々例えば、ある日のことです。私はある新しい施策について、他部署と連携する必要があったため、A課長に相談に行きました

        メンタルがやられた部下たちを守るために

          ADHDの部下と5年間付き合った経験

          はじめに私はこれまでにADHDの部下と5年間仕事をしてきました。正直なところ、未だに完全な解決策は見つかっていません。このエッセイは、現在ADHDの部下を持つ上司や、職場でADHDに関連する困難に直面している方々に向けて書いています。読者の皆様が不快に感じないよう、可能な限り配慮して記述しておりますが、至らない点がありましたらご容赦ください。 部下の居眠り問題私には20代の若い男性の部下がいました。彼は頻繁に居眠りをしており、1対1の会議中にも寝てしまうことがありました。会

          ADHDの部下と5年間付き合った経験

          言い訳部下の心理と対策

          言い訳が多い部下Aさんの話部下がたくさんいる私のような立場では、チームの士気を高めながら、今日も業務を遂行することが求められます。しかし、その中には自信がなく、何かと失敗したり、成果がうまく出せなかったりすると言い訳をする部下もいます。例えば、「この仕事初めてなんで」とか「この商品担当するの初めてなんで」と毎回言うAさんがいます。 Aさんのように自分に自信がない部下は、失敗やパフォーマンスがうまくいかないとすぐに言い訳をします。これが、彼の「僕、この仕事初めてなんで」とか「

          言い訳部下の心理と対策

          理由を聞けってうちのボス、どうなの?パワハラ対策と鈍感なボスの気持ち

          鈍感なうちのボスの話今日は、職場での出来事をシェアします。この経験を通じて、鈍感なボスにどう対処するか、そして彼らの気持ちも少し理解してみましょう。 本題先日、他部署の管理職から突然連絡が来ました。「3ヶ月後以降の業務は受けられない」という内容でした。驚きましたが、理由を聞くのはプライバシーに関わることなので、「そうですか」とだけ返事をしました。 しかし、うちのボスが「理由を聞け」と言ってきました。私は「聞くべきではないし、聞いてはいけない」と反論しましたが、ボスは納得し

          理由を聞けってうちのボス、どうなの?パワハラ対策と鈍感なボスの気持ち

          管理職が語る!有給を取る重要性とその方法

          自分のことを少し話します 最近、数ヶ月も有給を取れていない自分を何とかしなければならないと強く感じています。実は私は管理職で、部下が8人います。彼らは非常に個性豊かなメンバーで、別の部署やチームで上司と相性が悪く、私の配下に移動してきた人たちが主です。 本人たちに問題があるわけではなく、意思疎通に気を使いすぎたり、心理的安全性が確保できない職場のために自分を押し殺してしまったり、上司がパワハラ気質で相談相手がいなかったりと、さまざまな悪条件が重なり合ってメンタルを病んでい

          管理職が語る!有給を取る重要性とその方法

          オンライン面談でもいいんじゃない?

          対面派の上司とオンライン面談の議論 最近、うちの上司と「オンライン面談でもいいんじゃない?」っていう議論になりました。上司はこれまでずっと対面での面談を重視してきた人なんです。ずっと顔を合わせて、面と向かって話し合ってきたわけです。でも実際、上司が決めた人材の中には、正直「派遣ガチャ」みたいな感じの人も結構いて…。 派遣ガチャとコンプライアンスの問題 やっぱり、私たちの仕事は会社の機密情報を扱うから、コンプライアンス意識が高い人や、社内外の人と円滑にやり取りできる能力が

          オンライン面談でもいいんじゃない?

          管理職としての葛藤とZ世代への思い

          電話での悩み会社が終わって家に帰ろうとしていたとき、派遣会社の若い営業から電話がかかってきました。彼の仕事のスタイルなのか、それとも会社全体の方針なのかはわかりませんが、私は常に打ち合わせが詰まっている毎日を送っており、トイレに行くのすら難しい状況です。1時間ごと、あるいは30分ごとに別の打ち合わせが入っているため、電話を受ける余裕がありません。帰路につく途中で電車を降り、その営業に折り返し電話をしました。内容は打ち合わせの日程調整といった、メールでも済むようなものでした。

          管理職としての葛藤とZ世代への思い