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理不尽な上司とお気に入りの部下:不平等な職場での対処法

理不尽な職場の現状


まあ、どこにでもお気に入りの部下とそうじゃない部下はいると思うのだが、なかなか理不尽だなと思うことを今日は語ろうと思う。うちの上司が直接採用した中途採用の課長がいるのだが、私から見てそれなりに管理職として問題を抱えているようだった。


部下のマネジメント問題


その課長は、どうやら部下のマネジメントが苦手なようで、部下の仕事量の分配がうまくできず、部下から不満を抱かれたり、部下が潰れかけるまで気づかない。

そして結果として、マネジメントができない部分は隣の課の課長、つまり私のリソースで賄えないかと依頼してくる。結局、私の配下の人的リソースでなんとかすることになってしまった。


私の配下への影響


これは私も交渉に失敗したと思う。一番は私の部下が被害を被った形で申し訳ない。

不公平な仕事の押し付け


次に、彼が家庭を優先するのは理解できるが、他にも同じように家庭がある部下たちには多くの残業が発生する業務を押し付け、自分はさっさと短時間で仕事を切り上げる。

もちろん、たくさん仕事をすることが良いわけではないが、部下も子育てがあるにもかかわらず、その子育てを削りながら不満を抱えつつ仕事をしている。

一方、自分は「子育てが優先なので」と仕事を押し付ける姿勢がよろしくない。子育て優先なのは誰でもわかることなので、お互いが納得するように仕事量を調整し、効率化を図るなど、一緒に頭を使って考えるべきだ。

しかし、その考えることすら部下に押し付けてしまい、結局その部下が潰れてしまった。


業務分担の不平等


また、割り振られた部を運営するための雑務がいろいろあるが、それは各課長が役割を分担しながらやっているのだが、自分の割り振られた分担をやらない。

そして、他の課長が代行する。

それどころか、自分の業務をせず、例えば会議で「それってお前の仕事だよな」というようなところを振られても一切発言しないため、代わりに私が発言せざるを得ず、結果として私の仕事ではないのに発言していることになる。


上司の偏った評価


うちの上司がその課長を可愛がっていることも問題で、その課長が発言しないことについては責めず、私が発言した内容を責めることが非常に頻発する。こういったことが続くと、本当にやっていられないと感じる。


他の部からもそう見えていた


私だけの思い込みではなく、他の部の部長や課長からも次々に「それってあいつの仕事では?」とチャットが入ってくるので、これは私の勘違いではないのだと思う。

その課長の仕事なのだが、上司はそのことについては一切触れず、私の発言に対して文句を言うだけである。


上司と課長の類似性


うちの上司とその課長は、自分の責任を部下に丸投げするところが同じであり、似たもの同士のようだ。お互いに馴れ合って心地いいようである。


不平等な人員配置


部下の割り振りにも偏りがあり、彼らがうまくいかなかった部下たちは全て私のところに回ってくるため、私の配下の人数は多く、彼の配下の人数は少ない。

管理職として、人が多ければ多いほど管理業務が増えるので、人数比について上司に訴えたところ、お気に入りの彼については「まだ管理職の歴が浅いのでかわいそうじゃないか」と言われた。ぴえん。


上司のひいき


私は管理職になったばかりの時、彼の2倍の人数をアサインされており、重たい管理業務も複数押し付けられていた。

客観的に見るに、うちの上司がその課長をひいきしているのは明らかで、他の部の部長や課長も私を気の毒に思っている。




私を気にかけてくれる人たちがいるのはありがたいが、不平等な状態で仕事をしているので、日々ストレスが溜まる。こういった状況に対してどう対処していくべきか、以下のリストで示す。


対処法のリストと解説



1. 境界設定のスキル

   - 職場での人間関係や仕事で、ちゃんと境界を設定するスキルを身につけることが大事。自分の限界を理解して、必要なときには「ノー」と言う勇気を持つことが大切。例えば、上司や他の課長に対して、自分の負担をはっきり伝えることや、他部署からの無理な要求にはきちんと対応を求めるようにしてみる。


2. 現実的な期待値の設定

   - 自分に対して現実的な期待値を設定して、完璧を求めすぎないようにすることが大事。職場の全ての問題を一人で解決しようとするんじゃなくて、できる範囲で最善を尽くすことを目指す。自分の能力と時間を過大評価せずに、適切な目標を設定することで、無理なく仕事をこなせる。


3. 他部署の部長に相談する

   - 一人で抱え込まずに、他部署の部長や同僚に相談してサポートを受けることも大切。例えば、以下のようなアクションを取ってみる:

     - 他部署の部長に、自分の部下が過剰な負担を強いられている現状を説明して、解決策を一緒に考えてもらう。

     - 同じ問題を抱えている他の課長と情報を共有して、共通の対策を立てるための協力体制を築く。

     - 必要であれば、上層部に対して正式な報告を行い、公正な業務分担を求める。


4. 正式な問題解決の手続き

   - 職場での問題が解決しない場合、正式な問題解決の手続きを取ることも必要。例えば、人事部に対して正式に苦情を申し立てる、または労働組合に相談して、公正な解決を求めることができる。これによって、自分だけでなく、他の部下や同僚も同様の問題から解放されるかもしれない。


5. 定期的なコミュニケーション

   - 定期的なミーティングやフィードバックセッションを設けて、上司や他の課長とのコミュニケーションを強化することができる。これで、業務の進捗や問題点を共有し、早期に解決策を見つけることができる。また、部下とのコミュニケーションも大切にして、彼らの意見や不満を聞くことで、適切な対応を迅速に行うことができる。


6. ドキュメンテーションの活用

   - 自分の業務や他部署とのやり取りをドキュメント化することで、透明性を高めることができる。例えば、メールや報告書を使って業務の進捗や問題点を記録し、必要に応じてこれを上層部に提出することで、公正な業務分担を求める証拠とすることができる。


結論


理不尽な上司や部下に対する不公平な業務分担に対処するためには、自己管理のスキルと他部署の支援をうまく活用することが重要だ。境界設定のスキルと現実的な期待値の設定を取り入れつつ、他部署の部長に頼る方法や正式な手続きを活用することで、公正な職場環境を作り上げることができる。自分の健康と幸福を最優先に考え、適切な行動を取ることで、職場でのストレスを軽減し、より良い働き方を実現したい。



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