これから到来する超格差資本主義社会を楽に生き抜く方法論
日本は昨今、格差を広げるための方向に舵を切りつつあります。
新NISAで投資をする日本人が増えれば、投資で資産を増やす人も出てくる一方で、資産を減らす人も出てきます。
リスキリングで学び直しをする日本人が増えれば、学び直しをしない人とする人とで給料にどんどん差が開いてきます。
もっと言えば、最近の日本企業は完全に株主重視の経営へと舵を切っています。
増配や自社株買いなどの株主還元には積極的な一方、社員に対しては好業績でも平然とリストラを敢行してきます。
ルネサスのように、過去最高益なのに関わらず人件費カットをして、株主還元ばかりやっている大企業すらあります。
努力する人が報われる社会といえば聞こえはいいですが、それは裏を返せば、格差がますます広がる米国式の超資本主義社会になるとも言えます。
ツイートしたように、これから到来する日本社会は、完全に弱肉強食の資本主義になることでしょう。
ということで、僕らが今後の格差社会で生き抜くためには、自助努力が必要不可欠な世の中になってきました。
しかし、大丈夫です。
資本主義の仕組みをしっかりと理解して、適切な分野に自己投資さえできれば、努力できる人にとってはむしろイージーモードな社会になるとも言えます。
ということで本日は、これからの超格差資本主義社会を楽に生き抜く方法論について詳しく書いていきます。
実際、僕はこれらの方法論を実践していることで、労働時間が極限まで短くなっているにも関わらず、資産と収入は右肩上がりで増加しています。
これは別に僕が優秀だからとかそういうことではなく、資本主義の仕組みを理解して、適切なスキルを身につけて、適切な場所にお金を投資しているからに他なりません。
今回のnoteでは、これからの日本で僕ら凡人はどんなスキルを身につけて、どんな投資をすればいいか、僕の実体験談を元に具体的に書いていきます。
これからの日本社会を生き抜く上で重要な話だと思うので、ぜひとも最後までご覧ください。
資本主義を攻略する3つの方法
まず、資本主義社会を攻略するには大きく分けて3つの方法があると考えています。
それが、以下3つの方法です。
それぞれ説明すると、①は自分でビジネスをすることで、青天井にお金を稼いで資本主義を攻略している起業家の方々です。
②は株主になることで他人のビジネスを所有し、企業が稼ぎ出す利益の一部を享受して資本主義を攻略している投資家の方々です。
③は完全にお金を使わず、商品経済から1歩離れたところで生活し、資本主義から逃げることで資本主義を攻略している方々です。
(ちょっと古い例ですが、アメリカのソローさんは、湖のほとりで家も食材も全て自分で調達し、畑を耕して完全自給自足の生活を送っていました。)
ということで、僕らがこの資本主義社会を楽に生き抜こうと思ったら、これら3つのどれかの方法を取るのが良いわけです。
ただ、③の、「資本主義社会から離脱して自給自足で生きる」という方法については、現代人にはほぼ不可能だと思っています。
冷静に考えればわかることですが、畑を耕して自分で作物を育て、完全自給自足で生きるていくのは正直現代人には無理だと思います。
実際、僕も最近は家庭菜園をはじめて痛感しましたが、今の資本主義社会では何をするにもお金がかかります。
土や石を買うにもお金が要りますし、農薬を使うとなればもっとお金が必要になります。現代は農業ですら資本主義経済に組み込まれているので、自給自足をするためにもめちゃくちゃお金がかかるという矛盾があるのです。
つまり、僕らはお金を使わないと生きていけない社会にすでに生まれついちゃっているわけです。
ですので、③の自給自足で生きるという選択は現代社会においては非現実的ということです。
僕ら凡人は、起業家と投資家のハイブリッド型を目指して資本主義を生き抜くべき
以上のことから、資本主義を攻略するためには必然的に、
①起業家になる
②株主になる
この2パターンに絞られてきます。
僕の結論としては、
①「まずは自分でビジネスをして種銭を稼ぎ」
②「その種銭で株式を保有する」
という順序を踏むのが最もコスパが良いと思います。
資本主義を生き抜く上では、起業であれ株式投資であれなんであれ、何らかのビジネスを所有することが最も大切です。
ビジネスを所有することの重要性について詳しくはこちらの本にわかりやすく書いてあるので、興味ある方はぜひ読んでみてください。
しかし、生まれつきの資産家でもない限り、誰しもが最初はお金を持っていません。
逆説的ですが、ビジネスを所有するために、まずは自分でビジネスする必要があるのです。
例えば、今でこそ投資家として有名なバフェットですが、彼の伝記を読むと実はバフェットは「ビジネスの人」ということがわかります。
こちらは、バフェットが唯一公認している伝記本です。彼がどんな幼少期を過ごし、どうやって偉大な投資家になったのかが、この本に書かれています。
この本を読むと、偉大な投資家とされるウォーレン・バフェット氏は、実は事業家であるということがよくわかります。
そもそも、バフェットだって最初からお金を持っていたわけではありません。
バフェットはまず、新聞配達などのアルバイトで貯めたお金を元手に投資を始めています。
また、バフェットが6歳の時には、コカ・コーラの6缶パックを25セントで仕入れ、それを小分けにして1缶5セントで売るビジネスをしていました。つまり、バフェットは子どもの頃から根っからのビジネスマンだったのです。
まずは自分でビジネスをすることにより、投資先の研究をしていたのです。それと同時に種銭も稼いでいます。
自分でビジネスをしていれば、会社の良し悪しもわかるようになります。
実際、バフェットはコカコーラの缶売りビジネスや新聞配達で培ったスキルと知見を活かし、ワシントンポストやコカコーラに集中投資をします。
その結果として、彼はお金持ちになったのです。
バフェットですら、最初は自分でビジネスをして、種銭を貯めることから始めたのですから、僕ら凡人もまずは自分のビジネスで稼ぎ、その次に投資をするというのが正しい順序になるわけです。
この順序は具体的に数字で考えれば分かる話でもあります。
例えば種銭100万円では、どんなに投資を頑張ってバフェット並の成績を出したとしても、1年で20万円しか増えません。
バフェットですら、50年間の年間平均リターン(複利)は約20%ですから、どんなに投資で上手くいっても年間で20%儲かればいい方です。
しかし、1年で20%増えるということは、100万円の種銭だと1年で20万円しか増えません。
正直な話、年間20万円ぐらいだったら副業やアルバイトで簡単に稼げてしまう金額です。
要は、自分の種銭が少なければ少ないほど、株式投資は非効率極まりないのです。
一方、仮に投資に回せるお金が1000万円あったとしたら、年間で20%の利益を出せれば200万円も儲かるわけですから、その場合は株式投資に本腰を入れるべきでしょう。
しかし、残念ながら大半の人は1000万円も投資に回せるお金を持っていないと思います。
100万円ぽっちの金額で投資をはじめてお金を稼ごうとする前に、まずは自分でビジネスをして知見を蓄え、株式投資のための種銭を稼ぐほうが先です。
儲けたいからといって、少ない金額で投資をはじめてはダメということです。
では、自分でビジネスを成功させるためにはどんなスキルを身につければいいのか?
以上を踏まえて、今の日本で自分のビジネスを成功させ、投資で成功するためにはどんなスキルを身につければいいのでしょうか?
僕の意見では、
①デジタルマーケティングスキル(Webマーケティングスキル)
②株式投資スキル
この2つのスキルを重点的に勉強するだけでいいと思っています。
実際、僕がこれまで何を勉強してきたかといえば、この2つのスキルに絞って勉強してきました。
以下、その理由を詳しく解説します。
①デジタルマーケティングスキル
僕の意見では、今の時代ならまず学ぶべきは、「デジタルマーケティング」一択だと思っています。
実際、僕はかつてJTCでくだらない仕事をやって消耗しておりましたが、デジタルマーケティングをリスキリングしてからというものの、副業でお金を稼げるようになり、自分の会社を経営できるようにまでなりました。
しかも、デジタルマーケティングのビジネスはすべてPC1台で完結しますので、いつでもどこでもリモートで自由にお金を稼げてしまうという優れものです。
とまあ、デジタルマーケティングが最強の理由についてはここで書くと非常に長くなってしまうので、詳しくは以下、僕のブログをご覧いただければと思います。
文字で読むのは面倒くさい!という方のために、YouTubeでも詳しく喋っております。
詳細が気になる方は、こちらもぜひご覧になってみてください。
②株式投資スキル
もう1つは、長々とお伝えしてきた通り、株式投資スキルです。こちらについてはもはや説明不要だと思います。
資本主義社会の攻略には、ビジネスを所有することが必要不可欠だからです。
とはいえ、どんなビジネスでも持てばいいというものではありません。そのためには目利きが必要です。
こちらについてはデジタルマーケティングほど簡単ではなく、常に勉強が必要です。僕も毎日必ず時間を取って、株式投資の勉強は必ずしています。
株式投資で失敗しないための勉強法についてもYouTubeで詳しく喋っているので、こちらも興味のある方はぜひ聴いてみてください。
今まで読んでよかったオススメの投資本についてはnoteにもまとめています。
こちらもぜひ参考にしてみてください。
ではでは
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