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詩人リュウ から零れ落ちた言葉たち〜詩集〜

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2023年11月の記事一覧

少しの愛(詩)

少しの愛(詩)

少し
少し優しくしたら
少しの愛を与えたら
それが
全ての糧になる程
飢えている者は

全て生きる者の中でも
手を折るほどに
波を打つ

愛されると言う
普通という事
それは
究極に
幸せな事で

ただ
裸で寝る私に
毛布をかけてくれるだけで

私は
かけがえもなく
貴方を好きになってしまい

それは
きっと
普通に誰もが
してもらえる事なのかもしれないと



誰かに恋焦がれる事が
私を生きさ

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唯一の指は離される

唯一の指は離される

貴方の


を見て?

そう
その手は
誰かの手を握るために
できた
産まれた時は
誰かの手を
というか

指を掴むために
それが
本能で

貴方は
いつもそれを望んでいる
でも
大人になれという

大人って何?

と思う
大人になる
というマニュアルと



生きて行く

は違う

生きて行く術は

生きること
食べること
笑うこと
怒ること
性をすること

本能を
動かすこと

本能が動か

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明日の扉は開かれない

明日の扉は開かれない

その時に流れ出た
その涙と
明日の時とは
繋がっている様でいて
かけ離れた
そう
ループの中の
一部分でしかなくて

掴み取ることもできない
溶け出した
儚さを持っている

どこへ行っても
また
旅の続きが繰り返され
辿り着くゴールなんてなく

日々を
泣き
時に笑い
また
悩める事を
それを幸せと思うだけの

その余裕を
包み込む様は

私にとっての
代え難い一部となって
取込まれていて

いつ

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