なんだかんだ言っても続いてほしい(年賀状の文化)
先日、ニューヨークに住む友人夫婦からクリスマスカードが届きました。
彼女は高校の同級生で、卒業後もずっと年賀状のやり取りが続いていました。
28歳の時に、
「高校卒業して以来、年賀状のやり取りだけで、もう10年経っちゃったよ!
いい加減今年こそ、会おう!!」
ということで、また交流が復活。
その後、お互いの他の友人も交えて遊んでるうちに、仲良くなった私の中学の後輩(高校も同じだった)の男の子と彼女はご縁があって交際。
とんとん拍子に結婚。
その後、彼のニューヨーク転勤が決まり、ニューヨークからのクリスマスカードと日本の私からの年賀状の返事。
とスタイルは変わっても、やり取りは続いています。
彼女からの年賀状に自分の後輩が移り込むようになり(笑)、
クリスマスカードに変わってからはホヤホヤの赤ちゃんも加わり、今年のクリスマスではホヤホヤの赤ちゃんはすっかりお母さん似の可愛い男の子に成長していました。
「書くのが面倒」
「送って来ないでほしい」
「もうLINEで済ませてる」…
など、最近はネガティブな意識を持たれがちな年賀状ですが、私は廃れてしまったら悲しいです。
非常に稀ですが、年賀状のやり取りがきっかけでこうして数年来の友人と実際に会う機会ができたケースもありました。
それに年賀状だけの関係だからってその人との関係が疎遠、というわけでもなく、「年賀状のやり取りだけがちょうど良い関係の人」もいるからです。
20年来、年賀状のみで交流してる中学の時の塾の先生とか。
結婚して遠くに住んでる友達とか。
なかなか会えないご高齢の親戚…
恩師のありがたい言葉を毎年見れたり。
友人の子供たちの成長が見れるのは嬉しいです。
もうなかなか会う機会がないだろうけどご縁が切れずにあるのは年賀状のおかげだなぁ。
年賀状が完全になくなったらその人との関わりもなくなってしまうのかな、と思うとさみしいです。
だからこそ、はがき一枚でできる人との繋がりは大切にしていきたいなと思います。
そんな今日は「年賀状あるある」を書こうと思います!
・毎年、嵐(郵便局)から届く!!
これね(笑)。
なんかこれいつか貴重なものになりそう。
90くらいのお婆さんになった時、
「これね、ばあちゃんがまだ若かった頃に人気あった人たちなの」
とか言いたい。
来年は引退しちゃったら届かないのかなぁ~…
・年々、送る相手が減ってきた。
考えたら学生時代がピークでしたね。
・とりあえず少し多めに年賀状用意しとく。
・郵便番号だけずれてしまう。
・裏表逆さに印刷される。
で、郵便局に交換してもらいに行く。
・プリントごっこが懐かしい。
私自身は使い方わかりませんが、子供のころ両親が使ってました。
・差出人の連名に犬の名前。
・「わー、老けたな~。」お互い様。
「娘ちゃんパパに似てきたなぁ…」
仲良い友達の子供の写真付き年賀状は嬉しいよ!
会わない間に子供がどんどん成長していくのがおもしろい。
友達も毎日きっと色々頑張ってるんだなって元気もらえます。
ありがとね!!
・「お餅の食べ過ぎに注意してね!」って書かれる。
そんな忠告守れないけどね。
・印刷の挨拶のみで手書きが少しも書いてないとちょっと寂しい。
・ちょっと前に行った美容院や馴染みのないお店から年賀状が届く。
サービス業は大変ですね。
そういうのはもうなくてもいいんじゃないかな?
・去年は、出さなかった人から届いたので、今年はその人に元旦に届くように出した。
元旦、その人から年賀状は来なかった。
(相手:今年タコからこなかったから来年は出さなくていいか。
翌年元旦:あれ、タコから来ている。)
・意外な人から来ると帰省後慌てて返事を書く。
・切手シートしか当たったことない。
もうそれすら当たらない。
・夫「もう年賀状の季節か~、めんどくさいな~。」
けど、起きて真っ先に年賀状取りに行って嬉しそうに読んでる(笑)。
可愛いヤツめ。
・ときの流れ
・12年経つと子供出来た!
こういう年賀状に仕込まれた細かい秘密を探すのが好き。
年を重ねるごとに一年があっという間に過ぎていきます。
「今年は会おう!」
「今年こそ会えたらいいね!」
何回この文言を書き合ってることか。
会いたい気持ちは本当にあるけど、それぞれ家庭を持ったり、仕事が忙しかったり、遠方に住んでると難しい。
だからこそ、なかなか会えないけど人との繋がりは大切にしていきたいなと思います。
特に災害が多い国だから、元気に過ごしていてもいつ何があるのかはわかりませんしね。
普段ご無沙汰してても繋がっていけるのが年賀状という有難い風習なのかもしれませんね。
昨日は餃子。
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