本間卓哉|売上が上がるフロントオフィスの設計図

「人」×「IT」=笑顔に

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CRM/SFA企業導入率25%の現実と営業DXについて考える

ついに「売上が上がるフロントオフィスの設計図」の発売日(2022/08/02)となりました! 営業スタイル刷新のために本当に必要なものは何か? この本は、旧態依然とした自社の営業手法に日々モヤモヤとしている経営者に向けて、営業やカスタマーサポートなど顧客との接点となる部門=「フロントオフィス」の設計の仕方、中でもIT活用による「営業部門の仕組み化」を解説しています。 今回は、リサーチ結果からみる現状と課題について書きたいと思います。 企業規模1,000名以下の中小企業

    • Webサイトに来てくれた人を「後追い」できているか?

      このテキストは、2022年8月に発売の書籍『売上が上がるフロントオフィスの設計図』(クロスメディア・パブリッシング)の一部をnote用に編集したものです。 あなたの会社のサイトにアクセスした人が100人いるとしたら、そのうち99人は、購入など「具体的なアクション」をしないまま離脱していきます。「はじめに」でも触れた、1%理論です。 つまり、ほとんどの人は、お店までは足を運んではくれるものの、何も買わずに出ていくのみ。製品やサービスがいかに優れていようと、それがビジネスの現

      • これからは「反響営業」の重要性が増す

        このテキストは、2022年8月に発売の書籍『売上が上がるフロントオフィスの設計図』(クロスメディア・パブリッシング)の一部をnote用に編集したものです。 これからの営業活動で大切なのは、見込み客を効率よく獲得し、データとして蓄積していくこと。また、メルマガをはじめ、さまざまな手段で情報提供するなど、見込み客とコミュニケーションを続け、受注につなげていくことです。 逆にいえば、そのような「効率的に見込み客を獲得し、受注につなげていく仕組み」がない会社は、新規顧客ばかりを追

        • 営業支援ツール(CRM/SFA)の導入で営業はどう変わるのか!?

          このテキストは、2022年8月に発売の書籍『売上が上がるフロントオフィスの設計図』(クロスメディア・パブリッシング)の一部をnote用に編集したものです。 今回は、営業支援ツール(CRM/SFA)を用いた「見込み管理」の機能の例を挙げてみましょう。 「今日、Aさんに電話したけどつながらなかった。また来週、電話しよう」 こんなとき、みなさんの会社ではどうしていますか? ツールがない場合は、営業スタッフが手帳にメモをするか、記憶を頼りに管理するしかありません。しかし、同じ

        CRM/SFA企業導入率25%の現実と営業DXについて考える

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        • 売上が上がるフロントオフィスの設計図
          5本
        • 売上が上がるバックオフィス最適化マップ
          8本

        記事

          「うちの営業のやり方、これで本当に正しいのかな……?」

          このテキストは、2022年8月に発売の書籍『売上が上がるフロントオフィスの設計図』(クロスメディア・パブリッシング)の一部をnote用に編集したものです。 みなさんの会社では、旧態依然とした営業手法にモヤモヤすることはないでしょうか!? たとえば、 見込み客(リード)の獲得から契約、会計に至るまでの一連のプロセスが、数値化・可視化されていない。 その案件が本当に受注できそうなのか、「確度」がわからない。 受注まであといくつのステップを要するのか不明で、売上の見込みが

          「うちの営業のやり方、これで本当に正しいのかな……?」

          「情シスの定石」を献本いただきました

          私が代表を務めるIT顧問化協会(eCIO)のメンバーでもある、石黒直樹さんがこの度出版され、献本いただきました。 彼は、日本を代表するシステムインテグレータ(SIer)である株式会社野村総合研究所に15年勤務し、情報システムに関する様々な経験をして独立。現在は主に中小企業、個人事業主様のビジネス発展を、ITを軸にして支援されています。企業理念は「−あなたと共に、未来を創る−」。まさに「IT顧問」となられている方です。 情シス部門・業務ってなにをすべきなんだっけ? 「情シ

          「情シスの定石」を献本いただきました

          そろそろ業務の処理機会を減らしませんか?

          この度、2020年7月2日(木)に『売上が上がるバックオフィス最適化マップ ~テレワーク・コスト減・利益増・DXを一気に実現する経営戦略~ 』が、クロスメディア・パブリッシング社より、出版いたしました。 私は、社会人になった2003年よりずっとIT畑、約17年の月日が経ちました。ここで私の経歴を少し振り返りたいと思います。 新卒で入った上場してまもない会社では、多くのネットショップ構築をディレクターとして経験し、集客・売上アップのために検索エンジンでの上位表示対策(SEO

          そろそろ業務の処理機会を減らしませんか?

          「従業員」の軸と「顧客」の軸で見直す

          このテキストは、2020年7月に発売の書籍『売上が上がるバックオフィス最適化マップ』(クロスメディア・パブリッシング)の「第1章」をnote用に編集したものです。 バックオフィスを最適化するためには、「会計から逆算する」という考え方もお伝えしましたが、社内の業務の流れが可視化できていないと、会計から遡ることができません。先ほど、従業員の業務フローとして、①採用→②勤怠管理→③計算→④会計、と特に断りもなく書きましたが、私たちがクライアントに「御社の業務フローは、どのようにな

          「従業員」の軸と「顧客」の軸で見直す

          「会計」から逆算するとうまくいく

          このテキストは、2020年7月に発売の書籍『売上が上がるバックオフィス最適化マップ』(クロスメディア・パブリッシング)の「第1章」をnote用に編集したものです。 各部署の作業の最適化を現場目線で考えてツールを選び、その後、データ連携について考える上で、意識したい順番があります。それが「現場の各部署」についてです。 それぞれの部署で同時多発的にツールを選ぶのではなく、1つひとつ順番に考えていけば、後で連携方法に頭を悩まされることもなく、現場の運用面と連携面の両方を天秤にか

          「連携」は重要だが、絶対ではない

          このテキストは、2020年7月に発売の書籍『売上が上がるバックオフィス最適化マップ』(クロスメディア・パブリッシング)の「第1章」をnote用に編集したものです。 近年のITシステムにおいて「データ連携」は非常に重要なポイントです。ただ、この点を理解してシステムを導入した結果、現場の運用に失敗するケースもあるので要注意です。 ある会社のある部署に一番マッチするツールは、多機能・高機能なものであるとは限りません。それぞれのツールには一長一短があり、A社の営業部では微妙だと映

          せっかくのIT投資をムダにする「部門の壁」

          このテキストは、2020年7月に発売の書籍『売上が上がるバックオフィス最適化マップ』(クロスメディア・パブリッシング)の「第1章」をnote用に編集したものです。 IT導入を進めるときに、大きく立ちはだかるのが「部門の壁」です。 経費精算システムを使用する営業部、そのデータを受け取る経理部、というように、1つのシステムを導入すると、複数部署をまたいで運用されるケースが多々あります。そして、部署Aでは導入が歓迎されるが、部署Bでは歓迎されず、部署Bの発言力の強い人の意見が通

          せっかくのIT投資をムダにする「部門の壁」

          「責任が取れない」 「結局、使えない」……IT投資が直面しやすい意見

          このテキストは、2020年7月に発売の書籍『売上が上がるバックオフィス最適化マップ』(クロスメディア・パブリッシング)の「第1章」をnote用に編集したものです。 バックオフィス最適化の重要性を理解している私としては、IT活用をしていない企業の考えが理解できないくらい、IT活用は圧倒的な効果が見込める投資だと思うのですが、その真価を認識していない向きはまだまだ多いです。 これは、現場で働く方々にも言えることです。どれだけ経営者がIT活用の重要性を理解して、積極的に投資しよ

          「責任が取れない」 「結局、使えない」……IT投資が直面しやすい意見

          なぜ「現場でバラバラ」「好き勝手に使っている」状況になるのか

          このテキストは、2020年7月に発売の書籍『売上が上がるバックオフィス最適化マップ』(クロスメディア・パブリッシング)の「第1章」をnote用に編集したものです。 ここでは、私がさまざまな現場で見聞きした、IT導入がうまくいかないケースと、その理由を説明していきます。 ITによる問題解決に取り組む際に、最も重要なのは「責任者が現場を理解していること」です。 実は、経営者が導入を試みる前に、現場ですでにITシステムを勝手に利用しているケースは少なくありません。行動力や発言力

          なぜ「現場でバラバラ」「好き勝手に使っている」状況になるのか

          ITインフラは業務環境を整え売上を上げるための「投資」である

          このテキストは、2020年7月に発売の書籍『売上が上がるバックオフィス最適化マップ』(クロスメディア・パブリッシング)の「第1章」をnote用に編集したものです。 本書は、読んで字の如く、バックオフィスや、その他企業内の業務をITによって最適化する手法をお伝えするものです。近年、ITによるバックオフィス最適化を考える企業は増えていますが、ITサービスの導入などに苦戦するケースも同様に多いです。そのような悩みを持つ経営者やIT活用を推進されている方々に、IT活用・導入に必要な

          ITインフラは業務環境を整え売上を上げるための「投資」である

          バックオフィスを見直すと、なぜ売上が上がるのか?

          このテキストは、2020年7月に発売の書籍『売上が上がるバックオフィス最適化マップ』(クロスメディア・パブリッシング)の「はじめに」をnote用に編集したものです。第1章の内容もnoteで公開しています。 本書は、読んで字の如く、バックオフィスや、その他企業内の業務をITによって最適化する手法をお伝えするものです。近年、ITによるバックオフィス最適化を考える企業は増えていますが、ITサービスの導入などに苦戦するケースも同様に多いです。そのような悩みを持つ経営者やIT活用を推

          バックオフィスを見直すと、なぜ売上が上がるのか?

          これからnoteをはじめてみようと思います。

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