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#スコッチ
ならべてたのしむ(1)スプルスエールとブラックボトル
ならべてたのしむシリーズ第1弾。
ビールと、そのビールに所縁のある他の飲み物を、揃えて並べて飲み比べて、混ぜてみたりもして楽しんでみよう、という試み。
栄えある、いや特に栄えはない第1回は、ビール:スプルスエールとウイスキー:ブラックボトルである。
クラン・ブリューイング スプルスエール
Clan Brewing Spruce Aleスコットランドはクラン・ブリューイングの、スプルスを風味付
ビールとウイスキーとコーヒーと、そのほかのいろいろ。原料や製法でつながる、好きなものたち。
ビールとウイスキーとコーヒーが好きだ。
その好きなものたちがすべて、バレル・エイジングで繋がっていることを最近知った。
ウイスキーに使われた樽をビールのエイジング/フィニッシュに使う。さらにこのビールに使われた樽をウイスキーのエイジング/フィニッシュに使う。樽の循環!
これはジェムソン(ジェイムソン)をはじめとするいくつかのディスティラリー、そしてそれに呼応するブルワリーで行われていることは過去
スコッチ、ブレンデッド。いろいろ飲んでみた。
ブレンデッドスコッチのキーモルトについて以前触れ、調べられる範囲で調べてみたが、今度は実際に飲んでみた結果をまとめる。
以下、キーモルトを意識しつつ(改めて)飲んでみた感想。
テイスティングノートというほど立派なものではない、たんなる、素人の感想だ。
⚫️ジョニーウォーカー レッドラベル(キーモルト:タリスカー、カーデュ)
キーモルトがタリスカーだとわかって飲んでみると、確かに、塩っぽくオイリ
5大ウイスキーの5番目は本当にジャパニーズでいいのか問題。いやそもそも5大ウイスキーとは。
まことしやかに語られる「世界の5大ウイスキー」。
いったいいつから誰が提唱しているのかは知らないし、調べてもいない。
スコッチ、アイリッシュ、アメリカン、カナディアン、そしてジャパニーズ。
5番目はどうなんだ。
ジャパニーズでいいのか。
ジャパニーズ・ウイスキーは確かに、ただの自画自賛ではなく、世界的にも評価が高いのは確かなのだろうが、5番目に挙げちゃっていいの感がどうしても拭えないのだ。
スコッチ、ブレンデッド
ブレンデッド・スコッチといえば、特にメジャーなブランドのそれは、その値段の安さとスーパーマーケットやコンビニエンスストアなどでも買える手軽さからか(つまり希少価値が低い)、シングルモルトに比べて下に見られがちな感じがある。
ただ、安くて手軽だからといって質が劣るか、といえばそんなことはない。
ということに、今更ながら、ブレンデッド・スコッチに興味を持ちはじめて気付いた。
ブレンディングブレンデ
天使の分け前とか、悪魔の取り分とか。
アルコール飲料を木樽に貯蔵しておくと、貯蔵期間に応じて液量が減少することはよく知られている。
木の樽は呼吸しており(詩的な表現)、アルコール分や水分が蒸発して、減るのだ。
その減った分を天使の分け前、エンジェルズ・シェアと言う。
一方、樽に染み込んだまま残ってしまう分があり、これを悪魔の取り分、デヴィルズ・カットと言う。のだそうだが、この概念は今のところ、ジムビームしか提唱していない。っぽい。