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北インドのパラクパニール

今晩は。ヒュールリーっと冷たい風が、隙あらば体と心の中を駆け抜けていく11月。脳内は、やはり森昌子さんの越冬つばめのヒュールリーの部分が駆け巡る。うーむ、体と心をあっためたい…。何をやるにせよ、まずはとにかく体と心をあっためてから、動きたい…。

そんな時に食べたいカレーが…!その名も、

パラクパニール!!!



■ほうれん草とチーズのカレー


なんだか、美味しい燻製ハムとチーズが入ったイタリアのサンドウィッチみたいな名前のパラクパニール。意味はヒンディー語でほうれん草(パラク)とチーズ(パニール)だそうです。発祥は北インド。元々は、ベジタリアンの方のためのものであったので、本場では、ほとんどお肉を入れないそうです。西アジアやペルシャで生まれたと言われているほうれん草が、いつしかインドに渡り、そこでベジタリアンの方々が、スパイスを使って料理を作ったのが始まりなのかな…。


■作り方は簡単!


主な材料はこちら。更に、生姜とチキンクリアスープも使いました。参考にさせて頂いたレシピはこちらです。(この写真、心の酢がいい味を出している…)


では早速作っていきましょう。まず牛乳を沸騰させます。そこに酢を投入!するとですね…、



カッテージチーズが!!!少しつまみ食いをしましたが、これだけでも美味しくて、グリーンリーフとトマトのサラダなんかに合いそう。

このカッテージチーズはキッチンペーパーなどで30分くらい越して、水気を切ります。

その間に、バターでクミンシードの香りを広げたフライパンで、玉ねぎ、にんにくをじっくり時間をかけて炒めます。そこにヨーグルト、ターメリック、チリペッパー、塩を投入!!!


最後に生姜と茹でて細かく切ったほうれん草、チーズ、水を加えて煮込みます。(本来なら、生姜、ほうれん草、チーズは、フードプロセッサーで細かくしますが、私は持っていないので包丁で細かくしたものを入れました。)

さらに、少し味見をしたらコクが足りなかったので、チキンクリアスープを追加!

そして、ついに出来上がり!!どんっっ!!!


■身体も心もあったまる…


いただきまーす!!

うわああああああ。優しい味だ〜。生姜の味がじわーっと広がって、そこにチーズのあっさりとしたまろやかさ、カレースープの程よい辛味が沁み渡る…。

食べていくうちにカルダモンのすっとした感じとすごく合うことに気がつく。ということで一振り、二振り。うん、より一層美味しい。

更には、ほうれん草のシャキシャキ感、チーズのふわふわ感、そしてカレーのシャバシャバ感が合わさる食感も◎。

風邪を引いた時とか、胃が弱ってしまった二日酔いの時とかに食べたい…。小さい頃風邪を引いた時に、看病してくれた母の温もりみたいだもんな、このカレー。

■ほうれん草は沢山入れた方が美味しいはず


(素敵なアクセントを加えてくれたカルダモン)

今回は約4人前のものに、ほうれん草を一袋入れました。ただ、もう一袋、二袋、入れてもよかったかな…と思いました。ほうれん草を濃厚にしてなんぼのカレーですからね。あとはやはり、フードプロセッサーで、細かーくして、どろっどろにした方がより美味しそうですね。


とまあ、反省はここまでにして、ますます肌寒くなってきたこの時期に、皆さんも是非作ってみてください!!チーズを作っている間に玉ねぎを炒めてしまえば、1時間もかからないでできてしまいますので。

次回もお楽しみに!!!(このシリーズの 第一弾はこちら

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