日経ビジネスのインタビュー バックナンバー 014
日経ビジネスのインタビュー バックナンバー 014
バックナンバー000 バックナンバー001 バックナンバー002
バックナンバー003 バックナンバー004 バックナンバー005
バックナンバー006 バックナンバー007 バックナンバー008
バックナンバー009 バックナンバー010 バックナンバー011
バックナンバー012 バックナンバー013
ここに掲載しているのは、管理人・藤巻隆が携帯サイトで運営していた時のコンテンツです。
2007年1月8日号からスタートしています。1カ月分毎にまとめてあります。
● 2008.02.04 (No.1)<57>
顧客本位、後発で勝つ
李 彦宏(ロビン・リー)氏[百度会長兼CEO(最高経営責任者)]
● 2008.02.11 (No.2)<58>
「軽」はまだ踏ん張る
箕浦 輝幸(みのうら・てるゆき)氏[ダイハツ工業社長]
● 2008.02.18 (No.3)<59>
回復に1年かかるが世界経済は崩壊せず
八城 政基(やしろ・まさもと)氏[新生銀行シニア・アドバイザー]
● 2008.02.25 (No.4)<60>
食糧安保、見直し急務
柴田 明夫(しばた・あきお)氏[丸紅経済研究所所長]
🔷 編集後記
この元記事をアメブロに投稿したのは、9年前のことです(2013-12-29 12:04:37)。
読み直してみますと、「こんなことも書いていたのだな」「この個所に関心があったのだな」ということが思い出され、当時の自分の心境に思いを馳せています。
それだけ歳をとったのだと実感しています。
編集長インタビューの記事を読み返してみると、当時の経営者の心意気・信念・余裕・揺るぎない自信といったものが伝わってきます。
月日が経ち、自分だけでなく身の回りにも、環境にも変化があります。
しかし、経営に限らず、物事の本質は変わらないものです。
今回のインタビューの中から興味深い言葉を拾い出してみます。
李 彦宏(ロビン・リー)氏
[百度会長兼CEO(最高経営責任者)]
の言葉から。
🔴 同様な言葉を目にしたことがあります。
英国の家電メーカー、ダイソンの創業者のジェームズ・ダイソン氏が語った言葉が印象的でした。
「試作品ができたら、日本の家庭で実際に使ってもらい、フィードバックしてもらいます。日本人は世界で最も厳しい消費者です。細部にまでこだわり、妥協しません。ですから、日本で受け入れられれば、世界のどこに持っていっても受け入れられます」
上記の一節は意訳したものです。
李 彦宏(ロビン・リー)氏の言葉とジェームズ・ダイソン氏の言葉は異口同音であることが分かります。
ただし、ただしですよ。
日本製品は細部に拘りすぎ、ほとんど使われない機能を搭載し、ガラパゴス化した製品を作り、高価格となったために、韓国や中国に負けた歴史があります。
そうです。スマホの例です。他にもありそうですね。
iPhone はソニーが作るべき製品だったと指摘した人がいました。後の祭りですが。
ウオークマンで大成功を収めたために、「イノベーションのジレンマ」(改善を重ねる優良企業であっても、新しい革新的な技術を軽視してしまい、その地位を失う危険があること)に陥ってしまって、挑戦できなくなっていたのです。
「成功の復讐」とも言えますし、自社製品同士の「共喰い(カニバリズム)」を恐れて挑戦できなかったともいえます。
今はどうか知りませんが、インテルは半導体を開発する際には、現行製品と競合になる製品開発を行ってきたと言われています。
つまり、新製品によって自社製品を終わりにする戦略を採用してきたのです。
AMD(アドバンスト・マイクロ・デバイス)との熾烈な競争に勝つために、敢えて自社製品との共喰いを恐れず、チャレンジしたのです。
そうしないと画期的な製品は生まれないという、インテルの元会長、アンディ・グローブ氏が経営トップに就いていた時代の話です。
参考になりそうな話が書かれています。
上記ウェブサイトに日本の若いエンジニアについて言及している個所がありました。
嬉しい話ですね! 日本の若いエンジニアも捨てたものではないと改めて思いました。
1回の投稿ごとに1カ月分にまとめたインタビューの概要を掲載します。
2007年1月8日号からスタートし、2013年7月までの6年7カ月分のバックナンバーだけで79件あります。
途中、数件記事が抜けている個所があります。
データを消失してしまったため現時点では再生できませんが、日経ビジネスの電子版では「2011年10月から最新号まで」のバックナンバーが閲覧できるようですので、抜けている個所に該当する部分が見つかれば、追記します。
⭐ 『日経ビジネス』の電子版セット(雑誌+電子版)を「らくらく購読コース」で2022年9月12日号 No.2157 から定期購読をスタートしました。
⭐ 私の回想録
⭐ 私のマガジン (2022.10.06現在)
サポートしていただけると嬉しいです。 サポートしていただいたお金は、投稿のための資料購入代金に充てさせていただきます。