ラグビー観戦初心者の方へ

にわかファンの皆さん、ラグビーへようこそ❗️

今回のW杯。にわかファンという言葉がちまたに溢れている。今回のW杯を見ているのは、にわかファンの人たちがかなり多いだろう。いいじゃないか、にわかでもそうじゃなくても。団結、とか、自己犠牲、とか、スポーツマンシップとか、日本人の国民性にはピッタリじゃないか。しかし、ラグビーは複雑なスポーツ。初心者でも楽しめるラグビー観戦の仕方をお伝えしたい。

面白そうな1人を誰か見つける

ラグビーを知らない人と試合を見に行くとき、必ずするのが、誰か一人、面白そうな選手を見つけることだ。サッカーや野球よりもラグビー選手の身体的特徴は際立っている。

今でこそ、どの選手もマッチョになり走り回っているが、大きく分けると、

・マッチョなデブ
・ノッポ
・走れるマッチョ
・素早いチビ
・細マッチョ

※誤解を招く表現があるかもしれませんが、分かりやすく表現しただけで、本心ではありません。

といったところだろうか。さらに、海外の選手となると、髭が凄いとか、ライオンのたてがみのような金髪とか、外見のバラエティーは結構ある。何せ、選手だけで30人もフィールドにはいるのだから。

試合前の練習などをみていて、からかいたくなる選手や、体でかいけど優しそうな選手など、いじりがいのある人を見つけると楽しくなる。

1人を追い続ける

自分のお気に入り選手だけをひらすら追い続ける。これだと、混乱しなくて、その選手のプレーを楽しめる。なぜなら、試合が始まると、ラグビーはすぐにぐちゃぐちゃする。ちょっとボールを持ったかと思ったらすぐに人に突っ込み、ぐちゃぐちゃする。ボールがどこか、何でボールが出てきたのか、反則になるのかなど、全然わからない。

背番号と体の特徴だけは覚えておいて、追いかけ続けると、ボールを持つだけで、がんばれー❗️と応援してしまう。トライなんか取ったら、最高の気分だ。

テレビだと、この見方は少し難しいときもあるが、スタジアムに見に行くと、とてもみやすくて最後まで楽しめる。初心者には本当におすすめだ。

ファイトに拍手を

体を張ってるラグビー選手。たまには立ち上がれないような時もある。そんなとき、だいたいのお客さんは敵味方関係なく拍手を送る。フィールドに立って闘う姿勢そのものが尊いからだ。なんちゃってでもいいので、是非、まぎれて拍手をしてみてほしい。いい気分になれる。

審判と選手のやり取りも面白い

ラグビーでユニークな点として、審判が両チームのキャプテンに対して、反則をおかさないように話し合いを持つ。プレー中も、反則になりそうな選手に、反則にならないように促して、協力したらサンキューと感謝も伝える。大体のスポーツの場合、審判は裁く人なので、抗議の対象になったり、選手と距離をおくものだ。でも、ラグビーは逆で、みんなでいいゲームを作ろう、という哲学のもと、試合が進められる。テレビ観戦だと審判の声もよく聞こえるので、何を選手と話しているのか、聞き耳を立てるのもいいだろう。

是非、生の試合を観てほしい❗️

ラグビーは、肉弾戦なので、ぶつかり合う音などなかなか迫力がある。ボールも前に投げれないから、手で持って走るしかない。走り抜けるときのスピードもすごく速い。ラインアウトでボールを投げ込むときもとてつもなく高い。人って、こんなにできるんだぁ~と改めて思うだろう。

東京なら秩父宮ラグビー場、関西ならノエビアスタジアムや花園ラグビー場、ヤンマースタジアム、九州なら博多の森球技場といったところだろうか。

防寒対策をしっかりして、生の試合を見に行ってほしい❗️

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