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冬の定番!超怖い話が大増頁で登場!『「超」怖い話 辰』(加藤一/編著 久田樹生、渡部正和、深澤夜/共著)編著者コメント&収録話「あべこべの日」全文掲載

2024年の始まりに大増ページで贈る「超」怖い話、最新刊。


内容・あらすじ

三体の文楽人形を妻とする男
旧家に伝わる一子相伝の儀式
竜神から預かった約束の皿
新築の家に隠された呪い面

闇を覗く愉悦!令和の聞き書き怪談集

2024年の始まりに大増ページで贈る「超」怖い話、最新刊。
・無人の山小屋で録音した自然音に混じっていた恐怖の声…「ヒーリング・ミュージック」
・禁じられた川で遊んでいる最中、川面に映る少年の顔が突如老人に変化して…「川遊び」
・7歳になる前に亡くなった初孫が死ぬ前に遺した不気味な言葉…「待望」
・旧宅の屋根裏にあった陶磁の皿。竜神様からの預かり物だというが…「老人と川」
・紋様が老人の顔に見える楕円の石。表情が変わると凶事が…「蒐集家」
・動物が家の周りで死に、畳が腐る新築の家。床板を剝がすと土で作られたお面が…「瘴気」
・竜の字が入った男と関わってはならぬ。警告のお告げを破ると…「関係」
・商家の亡くなった三人娘を象った文楽人形。一家繁栄の守り神というが…「サタメ」

他、怒涛の恐怖全36話!

編著者コメント

どうも、大病をせずにここまでやり過ごしてきた加藤です。
「超」怖い話(ナンバーズ)も通巻54巻目となりました。
今回も怖い話、取り揃えてます。

ところで、今回は大きな発表があります。
かつてこれに関わった人々は、皆が皆、血反吐を吐いて苦しんだ、という定評があるやつです。
平たく言えば、激しく消耗する呪いの一種です。
関わった人々の9割に、
「もう二度と関わりたくない、二度とやりたくない」
と難色を示されるほど過酷なことで定評のあるやつです。
ただ、これに関わった人々は、必ずブレイクしたという実績があるやつです。
手取り足取りゼロから徹底的に仕込まれるやつです。
11年ぶりくらいのやつです。

そうです。
【超‐1】です。
応募者が怪談作家として無理矢理成長させられてしまうことで定評のある、あの超‐1です。
やります。超‐1。


超‐1公式ホームページ
http://www.chokowa.com/cho-1/

1話試し読み

「あべこべの日」深澤夜

「〝あべこべの日〟って、あるじゃないですか」
 あるじゃないですか、と言われても何のことやら。
 島崎さんによれば、やることなすこと全て裏目に出る日のことらしい。
 確かに、そういう巡りの悪い日はある。しかし彼女の言う〝あべこべの日〟はそれよりもやや極端だ。
 右かと思えば左、売りかと思えば買い、白と思えば黒。常に選択とは逆の結果が出る。
 それが丸一日、朝から晩まで続く。
「ああいうの、朝のうちに気付ければいいのになぁ」
〝あべこべの日〟というだけあって、不思議とその日のうちは気付けない。
 気付くのは決まって日付が変わった頃なのだ。運よく日付の変わる前に気付けても、そんな時刻には株式市場もやっていないし、宝くじは正も逆もない。
「今ならビットコインとか色々あるけれど……あれってどうやって買うの?」
〝あべこべの日〟は前触れもなく始まっている。
 その日の朝、島崎さんは電車に乗って少し悩んだ。
 通勤電車はいつものように混雑していたが、偶々頭上のつり革が左右とも空いていた。彼女は右手でスマホを持ち、左手でつり革に掴まった。
 会社まであと数駅のところで、お尻の左側を触られる感触があった。
 もうすぐ会社なのに、と少し迷ったが、彼女は女性の敵を許さなかった。
「ちょっと! 触らないでください!」
 威勢よく掴んだ手を振り上げると――それは、すぐ横にいた女子学生のカバンに付いていた大きなぬいぐるみの、足だった。

「恥ずかしくて、次の駅で降りたんです。そしたら次の電車が人身事故で遅れて――」
 おかげですっかり遅刻した彼女はオフィスに入り、部の異様な喧噪に気付いた。
「大クレームが入ってました。上司と、横に営業部長とか専務まで椅子並べて」

 オフィスでは上司が受話器を耳に当てて頭を抱えていた。
 島崎さんの仕事は営業補佐と呼ばれる仕事だ。客先に出ている営業の代わりに、オフィスで連絡などを繋ぐ。
 彼女が補佐する営業マンの一人が先日納品した案件で、やらかしがあったらしい。客が激怒していることが電話のやりとりから知れた。
 あの通話が終わったら厄介ごとを押し付けられるに違いない――島崎さんは、苦情が永遠に続くことを願いつつ、静かに席を立つ。
 しかしその瞬間に、上司は通話を終えた。
「おい、島崎君。沼田の奴はまだか。なら悪いんだけどさ……」
 出社しているはずの時刻だが沼田の姿はなく、グループウェアでの行き先登録もない。
『悪いんだけど』と言いつつ、部長が場違いな笑顔で手招きする。
 島崎さんは連絡役であり、デスクワークである。しかし営業も社用のスマホを持つようになったものだから彼女も何かと理由を付けては営業に出されることが多くなった。
「いやよく状況が見えないんだけど、沼田が何かやらかして、大事なものを壊しちゃったらしいんだ。沼田は連絡付かないし。先方は酷くお怒りだから、ひとまずさ……」
 この日は、つまり尻拭いである。

 途中、駅で何か手土産を買うことにした。
 怒っている人には甘いものがいいらしいですよ、と島崎さんの提案だ。島崎さんにただ一人同行する専務も、これにはいたく感心した。
「いやぁ、流石女性は気が利くな! 君を連れてきて本当によかったよ!」
 新幹線を降りて数歩歩いたとき、専務は突然ハッとして背広を弄り「手土産を忘れた!」と言い出した。
 折角気を利かせたスイーツは、網棚に置いたまま。
「取ってくる」と言い残し、専務は車内に戻ったが、その途端新幹線のドアが閉まった。
 専務を乗せたまま、新幹線は名古屋まで行ってしまった。
 島崎さんが電話で指示を仰いだところ、『副社長が合流するから、ひとまず島崎君一人で謝りに行ってくれ』とのことだった。
 手土産は駅で買い直し、動転していた彼女はすっかり領収書を貰うのを忘れた。
 在来線を乗り継ぎ、かなり田舎めいた工場に着いた。
 島崎さんの会社は、こうした工場に工具や機材を販売している。今回の納入品が何だったのか、彼女は知らなかった。そうした営業情報は名古屋に行った専務の領分だ。
 その工場はお得意様であったのに、若い営業の沼田一人が持っていた案件であるから、工作機械といった大口の取り引きではなかっただろう、とは想像できる。
 その工場の社長である、太った男が仏頂面で彼女を待ち構えていた。島崎さんが差し出した手土産を、極めて不愉快そうに一瞥し、横に退ける。
 開口一番、島崎さんは謝った。謝って謝って謝り倒す。知っている謝罪の言葉を全て吐き出した。
 訳も分からず、営業で話すような保障プランの話もした。物損は保険でカバーされ、修理も承る、と。
「――修理か。全く君のところは、人を馬鹿にしているな。長い付き合いなのに、こんな何も知らん小娘を寄越すとは」
 後ほど責任者が来る旨を話しても社長は「沼田を連れてこい」と聞き入れない。
 そのうち社長は、ひたすら困惑する島崎さんを連れて外に出た。社屋の横の広大な工場設備を通り抜け、更に奥の大きなシャッターの横の扉から入る。
 招かれて中に入ると、そこは車両の整備工場らしき大きなガレージであった。数台、特殊車両が整備中である。
 油圧ジャッキやコンプレッサーが整然と並んでいる。素人目には沼田がどれを壊したのかなどは見当も付かない。
「その、壊した、と仰るのは――?」と彼女が問うと、社長は「外だ」という。
 社長は更に数名の社員を連れ立って、ガレージ奥の別のシャッターのほうへ向かう。
 一体何なのか。
 奥のシャッターが上がって、その向こうに見えたのは、こんもりとした丘の、森だ。
 その手前、工場の敷地の境界辺りに――何かがある。
 墓石のような苔むした石くれが沢山置いてある一画だ。
「お墓? でしょうか?」
「知らん。だがウチは、そこにお稲荷様を祀っていたんだ。それがこのザマだ」
 そこ、と社長は丸い顎をしゃくってみせたが、そこにはただ石くれがあるだけでお稲荷様は見当たらない。
 近付いてよく見ると、足下の草木の間に朱色の木片が散らばっている。
 どれもこれもお稲荷様だったもの。粉々だ。
 振り返ってもガレージの機械からはかなり距離がある。何をどう間違えて、ガレージ裏手のお稲荷様が粉々になってしまったのか?
「沼田がやったんだ。そこのハンマーで。あんた、これは保険が利くのか?」
 地面に、スレッジハンマーが転がっていた。
 聞けば聞くほど訳の分からない話だった。
 昨日納品の後、沼田は帰らなかった。設置して診断など――大型機械では納品後即火入れとはならないことが多い。大抵は近くのスナックで社長の接待をする。
 沼田はそのつもりだったのかもしれないが、今回は数百万の工具だったので難しい手順もなく、早速使ってみようということになった。
 沼田はその途中で姿を消した。異様な物音に気付いて裏手に回った社員が、すっかり乱心してお稲荷様を破壊する営業マンの姿を発見したのだそうだ。
「奴は、工場からハンマーを持ち出してた。うちの社員も近寄れず――」
 沼田はあらかた祠を破壊すると、中に入っていた小さな白い石のようなものを取り出し、更にそれを裏手の山へ向かって思い切り放り投げたのだそうだ。
 そして、嗤いながら何処かへ走り去った。
「あの男は野球でもやってたのかね。常人離れした肩だった。それで、どうしてくれる」
 お稲荷様の弁償に幾ら掛かるのか、島崎さんも社長も知らない。しかも別に、そのお稲荷様もこの会社の屋敷稲荷という訳ではないらしい。
 古くからあり、用地買収の際に管理を請け負っただけのものだ。お稲荷様のある場所も、会社の敷地の外になる。
「問題は裏山だ。地元じゃ禁足地と言って、誰も入りたがらん」
 お稲荷様に祀られていた白い石は、その何処かにある。
「で――あんたさっき修理がどうとか言ったな?」
 沼田を探し出してやらせるべきだろう。しかしその本人が見つからない。
「さ、探してみます。私が、その白い石、御本尊? 御神体ですかね? それを――」
 そう申し出ると、社長は目を白黒させた。
 いや何もあんたにそんなことは頼めない、と社長は言うが。
 あとどれくらいで上司が来てくれるかは分からないが、沼田の乱心を知った今となってはそれまで謝り続ける自信がない。
「どの辺ですか?」と訊ねると、現場に居合わせた社員が「あっちのほうに飛んでった」と概ねの位置を教えてくれた。
 そして、彼女は禁足地に踏み込んだ。
 まだ陽も高いのに妙に薄暗い、実に不気味な土地だった。
 そもそも禁足地とは何か、彼女は実際に入ってからスマホで調べて知った。
(――どうして今検索しちゃったんだろ)
 関東に残る禁足地の多くは豪族の墓などの忌地だ。存在を全く知られていない場所、知ることすら禁忌とされている場合もある。禁忌を犯せば例外なく不幸が訪れるとされる。
 彼女は、信じないことにした。
 森は険しいが、獣道もあって案外歩ける。ヒールでは到底無理なので、安全靴を借りた。
 禁足地に分け入って、白い石を捜すこと数十分。
 安全靴はヒールより楽だと思ったけれど、重たくて疲れる。茂みの中、腰をかがめて小さな石を捜すのはかなりの重労働だ。しかも、自分が何を探しているのかそれすら彼女はちゃんと知らないのである。
 ――しんどくなってきた。
 そもそも本当にこの場所なのか。
 重さや大きさをちゃんと聞くんだった。ボールくらいと思っていたが、重ければもっと手前に落ちたかもしれない。
 一度戻って確認しよう――そう腰を上げると、ふと視界の片隅をスーツ姿の男が通った。
 ――沼田さん?
 姿を消した沼田だと確信する。スーツの後ろ姿だけで判別するのは難しいが、彼女は補佐として、襟足と耳の形・背中の曲がり具合で社内の営業を見分けてきた。
 あの微妙な猫背、撫で肩具合は紛れもなく沼田である。
「沼田さん!」
 彼女は声を張るが、沼田らしき影はどんどんと茂みを分け入って奥へと進む。
 優に十数メートルはあろう。しかし声の届かない距離でもない。
 彼女は苛立ち、その姿を追う。
 苛立ちつつも、彼女は少しだけ安堵していた。何故なら沼田はもうこの世にいないのではないかと何処かで思っていたからだ。朝の人身事故――もしかしたらあれは沼田だったのではないか、と。
 だがそうではなかった。彼女は今、沼田を追っている。禁足地と呼ばれる森の奥で。
 追った先で、獣道が分かれていた。元来道などあってないようなものであるにせよ、この先でちょっとした崩落なのか断層崖なのか、土地の隆起にぶつかって獣道は左右へと分かれている。
 沼田はそこを左へ進んだようだ。
「待ってくだ――ん?」
 違和感があった。このまま左へ追ってはよくないような。
 でも右は、と逆側を見て彼女は目を見張る。
 そちらのほうにも、断層崖に沿って奥へと入る沼田の後ろ姿があるではないか。
 見間違いなどではない。沼田が二人いる。
 しかしそんな訳はない。ならどちらかは別人なのか。そもそも何故別人がいるのか。
〝どちらも追わずに来た道を引き返す〟選択は、浮かびすらしなかった。
 彼女は――最初の直感に従って、左へ向かう沼田を追う。
 辺りは暗くなりつつあった。
 沼田は丘を登りきり、その稜線の向こうへ隠れた。彼女もそれを追って丘を登る。
 すると――。
 島崎さんは立ち止まり、「ヒッ」と声を上げた。
 すっかり見下ろしたその雑木林の中にはもう獣道など見えもしない。
 禁足地などと呼ばれる場所にも、はっきりした境界がある訳ではないだろう。もしあるならば、ここから先こそが本当の禁足地。禁足地の中の禁足地だ。
 そこに沼田がいる。間違いない。顔が見えるのだ。血走った目をしていた。
 せっせと先に進んでいたはずの沼田が――こちらの声に応じたものか、戻ってきている。
 普通の様子ではない。右手から背後へと垂らすその長い金属の棒。その先端は、下生えの中を重そうに引き摺られている。
 恐らく、スレッジハンマーだ。祠を破壊するのに使ったものなら、ガレージのところに残されていたはずだが。
「沼田さん! 皆探してるんですよ! あなた一体どうして――」
 沼田はこちらをギロリと睨む。
 そしてそのまま一直線に、こちらに向かって獣道を戻ってくる。
 何も答えぬまま、彼はあと数メートルの距離にまで迫っていた。
「ちょっと! それ以上来ないで! 沼田――厭!」
 手にしたハンマーが振り上げられる。
 そこへ。
 カササッ、ゴツッ――と、天上の木々が揺れる音とほぼ同時に白い何かが落下し、眼前で衝突し、弾けた。
 沼田の頭は――砕け散っていた。
 首から上をすっかりなくしたまま、力なくだらりと下げたハンマーの重みに引っ張られ、沼田の身体は数歩退がる。そしてそのまま下生えの中へと倒れ込んだ。
 一瞬どころか、そのまま数分経っても――何が起きたのか分からなかった。
 何かが降ってきて、彼の頭を直撃したのだ。
 落ちてきたものは、島崎さんの足下に転がっている。
 拳大の、白い石だ。
 沼田が投げたというその石が、どういう訳か丸一日以上の時間を飛び越えて、今、沼田自身の頭を直撃した。
 すっかり暗くなった森の中で、藪に倒れたはずの沼田の残りの部分は見つからなかった。
 代わりに彼女が見つけたものは、沼田芳雄の免許証が入った財布であった。

「結局、沼田さんは前の日のうちに死んでたみたいです。お稲荷さんを壊して、そのまま逃げて、県内で」
 後日、島崎さんの上司は沼田の遺体と対面したそうである。沼田は身元を証明するものを何も所持しておらず、身元の確認が困難であった。
 しかしながら、発見された沼田の遺体には、頭部がなかったという。
 あの前日のうちに沼田は県内の線路に迷い込んで轢かれ、死去していた。つまり島崎さんが追った二人の人影は、どちらも本当の彼ではなかったことになる。
 どうして沼田がそんなことをしたのかも謎のままである。
 島崎さんは、見つけた免許証の本籍地が県内だったことには気付いたが、それ以上のことは探ってもいない。
「私にとって〝あべこべの日〟ってそんなもんなんですよ。何もかも思い通りにいかない。考えたことは全部間違い――ハァ……ビットコイン……」
 海外の市場とかどうですか、と提案してみたが、島崎さんは「ハードル高い」と笑った。
 彼女の見つけた石は無事に還された。
 祠は再建されたそうである。

―了―

★編著者紹介

加藤一 Hajime Kato

1967年静岡県生まれ。老舗怪談シリーズ『「超」怖い話』四代目編著者。また新人発掘を目的とした怪談コンテスト「超-1」を企画主宰、そこから生まれた新レーベル「恐怖箱」シリーズの箱詰め職人(編者)としても活躍中。近著に『「弔」怖い話 六文銭の店』、主な既著に『「弩」怖い話ベストセレクション 薄葬』、「忌」怖い話、「超」怖い話、「極」怖い話の各シリーズ(竹書房)、「怪異伝説ダレカラキイタ」シリーズ(あかね書房)など。

◎共著者紹介

久田樹生  Tatsuki Hisada

1972年生まれ。九州南部を拠点に、ルポ怪談の執筆、ホラー映画のノベライズ等にて活動。怪談は現地取材をモットーとし、全国を駆け巡る。代表作に『熊本怪談』『忌怪島〈小説版〉』『犬鳴村〈小説版〉』ほか東映「村」シリーズ、共著に『仙台怪談』『実話怪談 怪奇島』など。

渡部正和 Masakazu Watabe

山形県出身、O型。2010年より冬の「超」怖い話に参加。2013年、『「超」怖い話 鬼市』にて単著デビュー。主な著作に『鬼訊怪談』『「超」怖い話 鬼窟』『「超」怖い話 隠鬼』『「超」怖い話 鬼門』がある。その他「恐怖箱」レーベルのアンソロジーでも活躍中。

深澤夜 Yoru Fukasawa

1979年栃木県生まれ。2014年より冬の「超」怖い話に参加。2017年『「超」怖い話 丁(ひのと)』より夏も兼任、一年を通じて活躍。主な著作に『「超」怖い話 鬼胎』など。2023年初めて編著もつとめたご当地怪談『栃木怪談』(松本エムザ、橘百花/共著)を上梓。

シリーズ好評既刊

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