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実話怪談界・伝説のネタ元と呼ばれた故R氏の形見怪談――加藤一/編著『追悼奇譚 禊萩』、10月29日発売!

複数の書き手に自身の怪談を託してきた一人の女性がいる。
実話怪談の影の主役=体験者
伝説のネタ元と呼ばれた故R氏の形見怪談全35話収録!

内容・あらすじ

実話怪談は話の提供者なくしては存在し得ない。いわば影の主役と言えよう。その中でも伝説と言われた女性がいる。2015年に急逝したRさんその人である。彼女の提供する話はどれも信憑性が高く、何よりハズレがない。つまり怖い。自ら1冊書けるほどのネタを持ちながらも頑なに筆をとらず、信頼する複数の書き手に自身の体験を委ね、託してきた彼女の怪談を没後5年を機に1冊に纏めた。生前発表の11作、没後発表の17作に加え、これまで未発表だった形見ネタの書き下ろし7話を追加した全35話。怪と共に生きた一人の女性を、極上の恐怖とともに知っていただければ幸いである。

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著者紹介

○編著者
加藤一

1967年静岡県生まれ。O型。獅子座。人気実話怪談シリーズ『「超」怖い話』四代目編著者として、冬版を担当。また新人発掘を目的とした実話怪談コンテスト「超-1」を企画主宰、そこから生まれた新レーベル『恐怖箱』シリーズの箱詰め職人(編者)としても活躍中。主な著作に『「忌」怖い話』『「超」怖い話』『「極」怖い話』各シリーズ、『「弩」怖い話ベストセレクション 薄葬』(竹書房)、『怪異伝説ダレカラキイタ』シリーズ(あかね書房)など。

〇共著者
神沼三平太 Sanpeita Kaminuma

神奈川県出身。O型。大入道。足のサイズ31.5cm。いくつかの大学の非常勤講師の傍ら怪談蒐集と執筆を行う。ロシアンブルーの猫のお父さん。コーヒー焙煎とシフォンケーキ作りが趣味。主な著作に『実話怪談 毒気草』『実話怪談 寒気草』『実話怪談 怖気草』、『恐怖箱 醜怪』他〈憂怪〉4部作(竹書房)など。

ねこや堂  Nekoyado
九州在住。実話怪談著者発掘企画「超-1」を経て恐怖箱シリーズ参戦。現在、お猫様の下僕をしつつ細々と怪談蒐集中。B型。主な共著に「恐怖箱 百物語」シリーズ(竹書房)など。

鈴堂雲雀 Hibari Rindo
北海道出身、AB型。多数の職歴で築いてきた人脈にお世話になりつつ、怪異蒐集に明け暮れる日々を送る。
2013年『恐怖箱 吼錆』(竹書房)にて単著デビュー。主な著作に『恐怖箱 凶界線』(竹書房)など。


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