見出し画像

熟成された呪情、災厄が手招く実話怪談――つくね乱蔵『恐怖箱 厭熟』12月28日発売!

三月六日 土曜日。
あの家が売れた…「不幸日記」より
住んではいけない家、六十六日間の観察記録!

熟成された呪情、災厄が手招く実話怪談!

内容・あらすじ

家や土地の祟りから、悪行の報いとして受けた呪いまで、底冷えのする恐怖実話がずらり。

・押し入れから続々と出る見覚えのないゴミ。最後に見つけた木箱の中を見た途端、すべての記憶が蘇る…「紗耶香様」
・パワハラで辞めた社員らが結成する上司を呪い殺す会、その成果は…「団体交渉」
・夜中に聞こえる赤ん坊の声。出所は背中の彫り物…「入れ墨」
・藁人形の始末を任された集落の家。怠ると何が…「ヒトカタ供養」
・屋根裏に座敷牢のあった家の跡地に建つマンション。事情を知る近隣住民は…「生贄マンション」

…他、熟しきった怨念が放つまやかしの甘き芳香。戦慄の全38篇!

著者紹介

つくね乱蔵  Ranzo Tsukune
福井県出身。第2回プチぶんPetio賞受賞。実話怪談大会「超‐1/2007年度大会」で才能を見いだされデビュー。内臓を素手で掻き回す如き厭な怪談を書かせたら右に出る者はいない。主な著書に『つくね乱蔵実話怪談傑作選 厭ノ蔵』『恐怖箱 厭怪』『恐怖箱 厭鬼』『恐怖箱 厭魂』『恐怖箱 絶望怪談』『恐怖箱 万霊塔』『恐怖箱 厭獄』『恐怖箱 厭還』、その他主な共著に「怪談四十九夜」シリーズ、「怪談五色」シリーズ、「恐怖箱テーマアンソロジー」シリーズ、『アドレナリンの夜』三部作、ホラーライトノベルの単著に『僕の手を借りたい。』がある。

前の本へ / 12月の怪談文庫・新刊紹介 / 次の本へ

みんなにも読んでほしいですか?

オススメした記事はフォロワーのタイムラインに表示されます!