脱出不能、悪夢の迷宮で震えあがる――我妻俊樹『忌印恐怖譚 くびはらい』、6月27日発売!
「首のことはさ、首で払うことになるわけだろ?」
――収録話「首で払う」より
脱出不能、悪夢の迷宮で震えあがる…
我妻俊樹が描く実話恐怖譚!
内容・あらすじ
奇妙な日常の捻じれ、悪夢のような恐怖を巧みに描く我妻俊樹の人気シリーズ最新作!
・招かれた知り合いの家、そこに居たのは…「ぎょろ目」
・事故物件に住んでいた男が語った身も凍る恐怖体験…「遺族」
・目の前で人間が消えた!旅先での怪異…「岩風呂に居ます」
・宵闇に沈む学校で目撃したこの世のものとは思えぬ光景…「廃校になった母校に行ってみた」
・事故で入院した従兄の見舞いに行くという友人の奇妙な様子…「首で払う」
――など50話収録。
怪異はいつでも黒い触手をあなたの首筋に伸ばしている。あなたの〈くび〉は大丈夫ですか?
著者紹介
我妻俊樹 Toshiki Agatsuma
『実話怪談覚書 忌之刻』で単著デビュー。
「奇々耳草紙」シリーズ、忌印恐怖譚シリーズ『くちけむり』『めくらまし』『みみざんげ』など。
共著に「FKB饗宴」「てのひら怪談」「ふたり怪談」「瞬殺怪談」「怪談五色」「怪談四十九夜」各シリーズなど。
歌人でもある。